31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は瀧波ユカリさん

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、瀧波ユカリさんです

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、瀧波ユカリさんです

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「瀧波ユカリさん」が担当します。

※「31歳からの恋愛相談室」にご相談希望の方は、こちらのリンクからぜひご応募ください(相談は現時点では無料です)

■瀧波ユカリさんプロフィール
今回の回答者:瀧波ユカリさん

今回の回答者:瀧波ユカリさん

恋に悩める女性が大共感!『臨死!! 江古田ちゃん』『モトカレマニア』作者

漫画家。フリーター独身女性の赤裸々な日常をコミカルに描いた4コマ『臨死!!江古田ちゃん』や、元彼に未練タラタラな女性が元彼と再会、七転八倒するラブコメ『モトカレマニア』など、女性読者の心を揺さぶり、共感を呼ぶ作品を次々に発表。漫画『あさはかな夢みし』、エッセイ『女もたけなわ』『30と40のあいだ』『ありがとうって言えたなら』他著書多数。

HP:https://takinamiyukari.com/
twitter:@takinamiyukari
note:https://note.mu/takinamiyukari
 

お悩み:自分にしかお金をかけない彼氏。愛されているのか不安になります

お悩み:自分にしかお金をかけない彼氏。愛されているのか不安になります

お悩み:自分にしかお金をかけない彼氏。愛されているのか不安になります

■スピカさん(32歳、飲食店勤務)のお悩み
最近彼氏に対して、すごくモヤモヤしていることがあります。それは、彼氏が自分自身にはお金をかけるのに、私や、私との時間にはまったく金をかけたがらないことです。
 
誤解しないでいただきたいのですが、私は彼に貢いでほしいなんて、まったく思っていません。ただ、あまりにもお金の使い方の差がありすぎるので、気になってしまうんです。本当に愛されているのかな、と不安にもなってしまいます……。
 
私の彼氏は6歳年上で、いわゆるハイスペックなサラリーマンです。一流企業に勤めていて、年収も1000万円を超えていると自分で言っていました。
 
身なりもしっかりしていて、身につけているものはほとんどが高級ブランド品です。とくに腕時計にはこだわっているようで、私から見たら似たような時計をたくさん持っています。ついこの間も、100万円以上する時計を買っていました。
 
一方で、私とのデートはすべて割り勘です。彼の車で出かけたときは、ガソリン代や高速代もきっちり請求されます。
 
そして私の誕生日プレゼントは、ノーブランドの手袋でした。彼の誕生日のときは、おしゃれな彼に見合うように、そこそこ値の張るキーケースを贈ったので、それと比べると正直しょぼすぎる……とがっかりしてしまいました。
 
私の心が狭いのかもしれませんが、もう少し、私に対してもお財布の紐をゆるめてくれてもいいのではと思ってしまいます。こんな考え方はおかしいでしょうか。
 

アドバイス1:現時点では、彼には「人を愛する素養」がないのでは

アドバイス1:現時点では、彼には「人を愛する素養」がないのでは

アドバイス1:現時点では、彼には「人を愛する素養」がないのでは

スピカさんの持つ、「彼が私にお金を使わないのは愛されてないからかも」という不安。残念ながら、そうなのだろうと私は思います。しかしそれは、スピカさんが彼に遊ばれている……みたいな意味ではありません。彼にはまだ人をちゃんと愛する素養がない、という意味です。
 
話を伝えやすくするためにここから先は、スピカさんにお金を使いたがらない彼の性質のことを「ケチ」と形容します。「ケチ」は、単なる倹約家、節約家とは違います。差し出せるものを持っていたとしても、差し出すことは損であるとか、負けであると考えるのが「ケチ」です。
 
私が「彼にはまだ人をちゃんと愛する素養がない」と言ったのは、ケチと愛は両立できるものではないからです。愛とは、この人のためならできる限りのことをしよう、差し出そう、と思うこと。ケチとは真逆のものですよね。
 
ケチな人は他者と出会った瞬間に、損得勘定を発動します。自分が相手に何をしてあげられるかではなく、相手が自分に何をしてくれるかを考えます。そして相手が多くを差し出してくれたとしても、それと同じだけ返そうと思わず、どうやって差し出すものを最小限に留めるかを考えます。繰り返しますが、ケチにとって差し出すことは損であり、負けなのです。
 
そんなふうにケチという価値観にどっぷりと浸かって生きていれば、当然ですが人を愛する力は育ちません。差し出すことの難しさも喜びも、知る機会がないからです。
 
いわずもがなですが、彼はきっとスピカさん以外の女性と付き合っても同じようにケチだろうし、恋愛っぽい付き合いはできたとしても本当の意味で愛することはないと思いますよ。
 

アドバイス2:「差し出す=損」という価値観の持ち主は、人生のパートナーに不向き

では、そんなケチで愛の素養がない彼との未来はあるのか?結婚したらどうなるのか?ここはひとつ、ケチの思考をトレースして考えてみましょう。
 
もし私がケチの立場だったら、結婚しても自分の給料はできる限り自分だけで使える状態にして、出すぶんは1円でも少なくしようとします。
 
共働きなら、夫婦間の給料格差は無視して、生活費を折半にするでしょう。妻が専業主婦になるなら、すごく少ない生活費を渡してやりくりさせます。
 
お金だけじゃなく労力も差し出したくないので、なんだかんだと理由をつけて家事や育児から逃げます。妻が風邪で寝込んでも「わかった、夕食は外で食ってくるよ」と言い、妻のぶんの夕食はどうするかなんて想像もしないでしょう。自分の親の介護はもちろん妻に丸投げです。
 
これはあくまで私の想像だし、今の彼はそこまでひどい人には見えないかもしれません。だけど、差し出すことを損だと思う価値観が変わらなければ、こうなる可能性は大いにあります。
 

アドバイス3:本音を伝えることで「ケチの呪い」がとける可能性はある

アドバイス3:本音を伝えることで「ケチの呪い」がとける可能性はある

アドバイス3:本音を伝えることで「ケチの呪い」がとける可能性はある

というわけで、私はスピカさんが今の彼と付き合い続けることも、結婚することもおすすめしません。しかし、今すぐ別れなければいけないとも思いません。その前にできることがあります。それは、彼に「ケチだ」と指摘することです。
 
具体的にはこうです。
 
「あのさ、誕生日のときに私はけっこういいキーケースをあげたけど、あなたがくれたのはノーブランドの手袋だったよね。正直、引いたわ。いやこれが貧乏学生ならわかるよ。でも年収1000万あるのにプレゼントで安物買いしたり、デートのときにガソリン代まで請求してきたりするのってさあ……言っちゃ悪いけど、ケチだよね。お金出したくないって気持ちだけが、めちゃくちゃ伝わってくるわ。別に高いもの買ってよこせとか、デートは男がおごれとか言ってないからね? 度が過ぎてケチだって言ってるの。もしかして、お金を出すことを損だとか負けだとか思ってる? そうじゃないならあれかな、お金のことでガタガタ言わないかどうか私のことを試してるのかな? そんなこと言うなんて幻滅したよ別れよう、とか言っちゃう? まあどれでもいいけどさ、私としてもケチとの未来はないわけよ。お金を出すことを控えたがる人は、時間や労力も出し渋るんじゃないかって思うからね。付き合い続けたり結婚したりって、当たり前だけど愛がないとやっていけないわけ。で、愛っていうのは、差し出すことなわけ。あなたも差し出すし、私も差し出す。そのバランスが取れてないと一緒に生きていくのは無理じゃない? ちょっとずれてるくらいならまだしも、差し出したら負けだと思ってる人とは暮らせないよね。まあ、いったん1人で考えてみてよ。ケチな人って自分のケチを正当化するために心の中でいろんな理論武装をしているものだから、あなたも今はまだ私の言っていることを受け入れられないかもしれないけど。まずは自分がケチだという事実を、しっかり見つめてみてね」。
 
……と、ここまでズバッとは言えないとしても、使えそうなところがあればぜひ使ってください。
 
もしスピカさんの指摘で彼にかかっているケチの呪いがとけたなら、そこから2人の未来は開けます。彼にとっては人を愛するとはどういうことかを学ぶ人生の始まりです。スピカさんにとっては、言いたいことを言えずにモヤモヤするのではなく、言いたいことを言っていく人生の始まりです。応援しています!

■関連記事
「31歳からの恋愛相談室」特設ページ
Q.喧嘩になると、黙るか逃げる彼。話し合いがしたいです
Q.結婚に迷いはつきもの?入籍を躊躇しています
Q.体の相性が良かった元彼が忘れられません

■私も無料で相談してみたい!
こちらのリンクからぜひご応募ください(相談は現時点では無料です)


■経験談シェアリングサービス「エクシェア」にあなたの経験談を掲載しませんか?
※応募内容をもとにした独自取材にご協力いただいた方には3300円(税込み)をお支払いいたします

経験シェアリングサービス「エクシェア」では、「過去に不倫していたが、関係を断ち切った」「配偶者とセックスレスだったが、解消した」など、夫婦関係にまつわる悩みを乗り越えた体験談を募集しています。
経験談の応募はこちらから!

【経験談例】
モラハラ・DV夫との生活に耐えかね、予告なしに家出。離婚調停を経て離婚した話(40代、女性)
40代でモラハラ・DV夫との離婚を決意。応じない夫と押し問答の末、2年後に離婚成立した話(50代、女性)


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。