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31歳からの恋愛相談室・特別企画「あの著者と、恋愛のはなし」:劇団雌猫さんにインタビュー

31歳からの恋愛相談室・特別企画「あの著者と、恋愛の話」:劇団雌猫さんにインタビュー

31歳からの恋愛相談室・特別企画「あの著者と、恋愛の話」:劇団雌猫さんにインタビュー

今はパートナーがいなくても寂しくないけれど、今後について考えると不安。そんな葛藤を抱えている女性は少なくありません。

とくに、何か夢中になれる対象がある女性=オタク女子は、日々が充実しているからこそ、パートナー探しに力が入らない……という方も多いそう。

そこで今回は、オタク女子の恋愛観をまとめた『誰になんと言われようと、これが私の恋愛です』の著者である、アラサーのオタク女子ユニット「劇団雌猫」のひらりささん・ユッケさんに、将来への漠然とした不安や寂しさとどう向き合っているか、お話を伺いました。

■劇団雌猫(げきだんめすねこ)プロフィール
『誰になんと言われようと、これが私の恋愛です』書影

『誰になんと言われようと、これが私の恋愛です』書影

平成生まれのオタク女4人組(もぐもぐ、ひらりさ、かん、ユッケ)。2016年に制作した同人誌『悪友vol.1 浪費』がネットを中心に話題に。のちに『浪費図鑑』(小学館)として書籍化。

現在は<悪友>シリーズを編集するかたわら、主催イベントや各媒体での連載など活動を広げている。編著書に『だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査』(柏書房)、『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)、『本業はオタクです。 シュミも楽しむあの人の仕事術』(中央公論新社)など。

Twitter:@aku__you
 

大切なのは、「今日を楽しく暮らす」を積み重ねること

大切なのは、「今日を楽しく暮らす」を積み重ねること

大切なのは、「今日を楽しく暮らす」を積み重ねること

ーーお二人とも、仕事にオタ活(オタク活動)に大忙しと伺いました。推し(応援している対象)がいる生活は、満たされるものですか?

ユッケ:そうですね。日常における推しの存在感は、とても大きいです。たとえば平日は、仕事を終えて帰宅したら、推しのブログや録画したテレビ番組、SNSのチェックで、あっという間に1日が終わっちゃう。

ひらりさ:彼氏がいるときでも、「下手したら彼氏よりも推しと多く会ってる」なんて話は、よく聞きますね。

ユッケ:たしかに! 公式からの供給が多い推しを追いかけている人はとくに、観たいもの、行きたい場所が多すぎて、時間もお金もかかるしね。

でもそのおかげで、公私の切り替えというか、気分転換がうまくいっているオタクは多いと思います。会社で嫌なことがあっても、帰宅後に楽しい推しのブログを読める!と思うと、嫌なことを引きずらないんです。

ーー精神的にも物理的にも、大きくリソースを割いているんですね。だからこそ「恋愛」に気持ちが向きにくい、というのも納得です。

ひらりさ:ユッケさんと私は、結婚願望が薄いほうだよね。だからといって、オタク女子=結婚願望が薄い、とひとくくりにはできませんが。

ユッケ:それはそうですね。ただオタク同士でいるとき、“リアルな”恋バナに夢中になる、ということは、オタクじゃない友人といるときと比べて少ない気がします。それよりも、“推しに対する愛を語り合う”恋バナのほうで盛り上がるから。

ひらりさ:とはいえ、リアルな恋愛についても、関心がないわけではないので。この本(『誰になんと言われようと、これが私の恋愛です』)が生まれたのも、「実際のところ、みんなの恋愛事情ってどうなっているんだろう……?」という思いからでした。

ーー恋愛事情に関するアンケートも実施したとのことですが、その結果で気づいたことや、意外だったことはありますか?

ひらりさ:恋愛経験が少ないことや処女であることを、不安に思ったり、コンプレックスに感じたりしている方は少なくなかったです。

ユッケ:みんな、「私みたいな人なんて、なかなかいないだろうけど、実は……」という感じで打ち明けてくれていました。

でも、アンケート結果を読むと、彼氏いない歴=年齢も、処女も、あまり珍しいことではないのかな、と。だから、周りと比べて焦りがあるという人には、そんなに焦らなくても大丈夫だよ、と思いました。もちろん、それでも不安はあると思いますが……。

ーー彼氏や結婚を“得て”いるかどうかをまったく気にしないというのは、難しいことですよね。オタクであるかどうかにかかわらず。

ひらりさ:「彼氏」や「結婚」って、すごくわかりやすい「幸せ」の象徴なんですよね。だからこそ、「彼氏ができれば幸せ」「結婚さえすれば幸せ」ってなりがちなんだと思います。

でも実際、これさえあれば幸せ、なんてことはないですよね。

私が思うに、幸せって、「1日1日を楽しく暮らす」を積み重ねることかなあと。それってすごく簡単なようで、難しいこと。でもオタクって、それをできている人が多いから、それは誇らしく思っていいと思います。

もちろんオタクでない方も、「毎日を楽しく暮らす」ができていたら、「私ってすごいじゃん、えらいじゃん」って、そういう考え方はいかがでしょうか。
 

恋愛は「趣味」の一つとして攻略するのもアリ

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ーー毎日を楽しく生きていても、ふと寂しくなる瞬間はありませんか?

ひらりさ:もちろん、まったく寂しくない!ということではないです。ただ、その寂しさは、「一人だから寂しい」ということではないと思います。個人的には、「一人だから寂しい」よりも、「二人でいるのに寂しい」ほうがつらい気がしていて。

寂しさの解消法は、彼氏とか夫とか仕事とか、何か一つに絞らないほうがうまくいくんじゃないかなと。友達だったり、趣味だったり、もちろん彼氏だったり、いろんな受け皿を用意しておく「寂しさリスクヘッジ」がおすすめです。

ユッケ:「寂しさリスクヘッジ」は大切ですよね。ちなみに、これを言うとギョッとされちゃうかもしれないんですけど……「もっと具体的な解消法はないか」って相談されたときなんかは、マッチングアプリが便利ですよ、と答えることもあります。

マッチングアプリってたいてい、「直接会いましょう!」って話になる前に、アプリ上で何度かメッセージをやり取りするんですね。それですぐにメッセージの返信がくる人は、つまりその瞬間、時間があるということ。遠慮なく、雑談相手になってもらえます。

たまーにですが、そういう相手と一晩中メッセージすることもあります。そうすると、明け方には、寂しさが消えていることも。

ーーなるほど。それは一つの具体的解消法ですね。他にも、たとえば「とにかく彼氏を作るにはどうしたらいい?」という相談をされたら、どんな具体的なアドバイスをなさいますか?

ひらりさ:私達はリアルなオタク女子の声を集めただけで、恋愛のプロやアドバイザーではないので、「こうしたほうがいい!」ということをお伝えする立場ではありません。なので、ここから先は、あくまで個人的な意見としてお伝えできることなのですが……。

アイドルオタクの女子って、アイドルからファンサービス(握手やサイン、ライブ中に目を合わせるなどの反応)をもらうために、その人の好みに合わせておしゃれをしたりするんですね。リアルな恋愛においても、同じような努力のしようがあるんじゃないかなと。

気になる人がいるなら、相手の好みをリサーチして、好かれる方法を探っていく。付き合うのに何歩足りないかを自覚するところから始めるといい気がします。

気になる相手がいないなら、まず作るための方法を考える。ステップは仕事と一緒で、リサーチしてトライ&エラーかなと。

ユッケ:恋愛上手な知人は、恋愛も(仕事のように)年間計画を立てていたそうです。来年結婚したいから、何月までにはデートをする関係になって、何月までには親に紹介しあって、という具合に(笑)。

これはかなり上級者向けだとは思いますが、それで実際、好きな相手と結婚していたので、参考になる考え方だと思います。

ひらりさ:もしそこまでのステップを踏むことが面倒くさいなら、正直、そこまで彼氏はほしくないんだと思いますよ。何もせずに、「明日ひょこっと彼氏ができる」なんてことはありえない話じゃないですか。私も20代後半は出会い探しを頑張って、挫折して……を繰り返していたのですが、30になってこう結論づけました(笑)。

ユッケ:アイドルからファンサービスをどれだけもらえるかも、トライ&エラーの世界。恋愛も同じですね(笑)。

ひらりさ:恋愛も結婚も、今は誰かに強要される時代ではなくなってきましたよね。ある意味、恋愛も「趣味」の領域と思っていいと思うんです。そう考えたら、無理して挑戦する必要はありませんよね。

ユッケ:あくまで「一緒にいたい人が見つかったから結婚する」、そういうポジティブな姿勢でするのが一番。

ひらりさ:そうそう。人によって大切なものは違います。自分はどうあるのが幸せか、自分との対話をすることが重要かなと思います。

大切と思えるモノが見つかったら、それをとことん楽しめたらいいですよね。その先に、「毎日楽しく暮らす」があるんじゃないかな、と思います。
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