クイーン・エリザベスの船内施設を紹介

クイーン・エリザベス

イギリスのサウサンプトンを発着。オランダのエイマンデンに寄港するショートクルーズ

イギリスの船会社キュナードが誇る豪華客船「クイーン・エリザベス」。日本発着クルーズもありますが、今回はイギリス・サウサンプトン発着の4泊5日のショートクルーズに乗船、取材しました(※客室や食事についてはこちらの記事で詳しく紹介しています)。

<目次>  

 クイーン・エリザベスのショートクルーズのスケジュール

オランダでは運河が美しいアムステルダムなどを観光できる

オランダでは運河が美しいアムステルダムなどを観光できる

イギリス・サウサンプトン発着の4泊5日のショートクルーズのスケジュールは以下のとおり。

【スケジュール】
1日目夕方:イギリス・サウサンプトン発
2日目:終日航海日
3日目朝:オランダ・エイマイデン(アムステルダム近郊)着
4日目午後:オランダ・エイマイデン(アムステルダム近郊)発
5日目朝:イギリス・サウサンプトン発

3日目と4日目の昼過ぎまではアムステルダムやその近郊の観光ができます。港からアムステルダムまでは無料バスが出ていたので自由に観光する人もいましたし、船が用意する観光ツアー(ショアエクスカーション)に参加する人もいました。

なお日本からイギリスまでは飛行機で移動するので、全旅程は5泊7日でした。英国らしい優雅なクルーズライフを体験するのに、ちょうどよい旅程と航路でした。
 

楽しみ三昧!船内での一日の過ごし方

クルーズ旅行において、船は町から町への移動の手段であると同時に、船自体がエンターテインメントでもあります。クルーズ旅程には大抵どこにも寄港せず一日海の上を航海している日があります(今回は2日目が終日航海日)。一日中、船上で過ごすのですが、これが退屈ではなく、むしろ船を満喫するチャンスの日。船の中にはたくさんの施設があり、さらに多彩なプログラムも実施されます。船内施設とともに、どんな過ごし方ができるのかご紹介しましょう(食事と客室についてはこちらの記事を参考にしてください)。
 

朝食前に:起きたら一汗!フィットネス教室も 

クイーン・エリザベスのフィットネス・センター

つい食べ過ぎてしまうのでフィットネス・センターで体を動かすのもおすすめ

船内にはマシンが充実したフィットネス・センターがあります。船首にあるので目の前に広がる大海原を前に、気持ちよく体を動かせます。薄暗いうちから朝焼けに染まる空の変化を楽しむのも一興。無料の目覚めのストレッチや有料のピラティスなど、フィットネス教室も開催されます。
クイーン・エリザベス

海を見ながらの朝散歩も爽快

もうすこし手軽に体を動かしたい方は、3階のプロムナード・デッキを歩くのもおすすめ。1周約500mで手頃な散歩にちょうどよい長さ。体を動かせば、朝食もよりおいしく食べられます。
 

午前:ダンスレッスンやゲームに参加

クイーン・エリザベスのダンスレッスン

昼のダンスレッスンはカジュアルな装いでOK

朝食後は、船内で開催されているいろいろなイベントをのぞいてみましょう。初心者向けのダンス教室やボーリング・ダーツなどのゲーム、ビンゴ大会など無料で参加できる楽しいプログラムがいっぱいです。詳細は毎日客室に配布される船内新聞(日本語あり)をチェック!
クイーン・エリザベスのゲーム・デッキ

ゲーム・デッキ

デッキではクリケットやパドルテニス、卓球なども楽しめます。
 

午後:プール、ショッピング、スパ、ライブラリーなど思い思いに

マレール・ウェルネス&ビューティ&フィットネス・センター

マレール・ウェルネス&ビューティ&フィットネス・センター

昼食後も引き続き、イベントや船内施設を満喫しましょう。リラックス派なら、スパ「マレール・ウェルネス&ビューティ」へ。各種マッサージやボディ・フェイシャルのトリートメントの施術を海の上でうけるというのは特別感のある至福のとき。スパ利用者は屋内のハイドロプールも使えます。
ショッピング

時間があるのでのんびりショッピングも楽しめる

航海中は免税ショッピングも楽しめます。洋服やアクセサリー、香水、キュナードのロゴ・グッズなどショッピングエリアも充実。ちなみに服に関して試着室はないのですが、部屋に持ちかえって試すことができ、サイズが合わない場合は指定の時間までに返却すればOK。気に入ればそのまま持っていれば自動的に客室にチャージされます。
クイーン・エリザベス(キュナードベア)

2019年限定のキュナード・ベア(17.5ドル)。お土産にもぴったり

お土産ショップには、服・キャップ・キーホルダーなどロゴ入りのキュナードグッズがズラリ。お土産として人気が高いのは、限定のキュナード・ベア(ぬいぐるみ)やステーショナリーなど。キュナード・ベアはコレクターも多いアイテムです。
クイーン・エリザベスのパビリオン・プール

パビリオン・プール。温水ジャグジーがあるので気温が低めでも入っている人は意外にいる

気候がよければプールでひと泳ぎするのも爽快。プールは誰でも使えるパビリオン・プールとリド・プールの2つがあります。
クイーン・エリザベスのライブラリー

海を見ながらの読書を楽しめる2階建てのライブラリー

らせん階段のある2階建てのライブラリーは雰囲気も素敵なので、ぜひ立ち寄ってほしい場所。日本語の本もあります。
 

15:30~:英国伝統のアフタヌーン・ティーを毎日開催

クイーン・エリザベスのアフタヌーン・ティー

毎日開催されるアフタヌーン・ティー

絶対にはずせないのが、クイーン・エリザベスの名物ともいえる毎日開催されるアフタヌーン・ティー。まずは塩気のあるサンドイッチからはじめて、定番のスコーン、そして最後にチョコレートや週替わりのケーキでしめくくるのがおすすめの順序。大ぶりの焼きたてスコーンはほどよい甘さのクロテッドクリームと相性抜群で何個でも食べられそう!
アフタヌーン・ティー

時間になると一斉にサーブがスタート

クラシックの生演奏もあり、実に優雅な雰囲気です。シャンパン(有料)も頼めます。
 

夕方:いったん部屋に戻ってドレスアップ

クイーン・エリザベスのヘアサロン

洋上のヘアサロンで髪型も素敵にアレンジできる

ディナータイム以降の船内は一部をのぞきドレスコードが適用されるので、その前に一度客室に戻ってドレスアップする人がほとんど。17時台は船内が少し静かになる時間です。クイーン・エリザベスの船内にはヘアサロンやネイルサロンもあり、髪のアレンジはもちろん、カットも頼めます。ガラ・ディナーは終日航海日に設定されていることが多いので、時間のある昼間にサロンで美しくなるもすてきですね!
 

ディナー後:ダンス、ショー、カジノ…お楽しみは深夜まで

クイーン・エリザベスのガラ・イブニング

ガラ・イブニングの日のボール・ルーム

船内は深夜まで盛り上がります。「クイーンズ・ルーム」では毎晩ダンスパーティが開催。今回は「ビッグバンド・ボール」というダンスと音楽をテーマにしたクルーズだったため、ガラ・ディナーの日は13人編成のビッグバンドが生演奏するジャズナンバーにあわせて踊れるという贅沢なダンスタイムでした。
クイーン・エリザベス「ビッグバンド・ボール」

クイーン・エリザベス「ビッグバンド・ボール」

華やかにドレスアップしたゲストたちが、楽しげにダンスを楽しむ様子はまさに映画の世界。昼間に初心者向けのダンスレッスンがあったこともあり、初めての人も楽しそうに踊っていました。船上では気軽に新しいことにチャレンジできるのもいいところです。
ロイヤル・コート・シアター

ロイヤル・コート・シアター

「ロイヤル・コート・シアター」でのエンターテインメントも見逃せません。プライベート・ボックス席も備えた約850席ある本格的な劇場では、毎晩、映画やコメディーショーやミュージカル「トップ・ハット」、歌手やダンサーのショーなどさまざまなプログラムが繰り広げられ、しかも無料で楽しめます(ボックス席は有料・予約制)。ちなみに命名式の際にエリザベス女王が座ったのは15番のボックス席です。
クイーン・エリザベスのカジノ

船内ならカジノも気軽にトライできる

夜遅くまでカジノもにぎわっています。
 

おしゃれが楽しい!クイーン・エリザベスのドレスコード

クイーン・エリザベスのドレスコード

気になるドレスコード、ゲストの装いは?

クイーン・エリザベスにはドレスコードがあり、フォーマルな装いが必要な日もあります。といっても、ドレスコードは18時以降のみ。昼間はカジュアルでリラックスした装いでOKです。私もカジュアルなコットンパンツにカットソーや薄手のセーターを着用。寄港地観光の日はジーンズやスニーカの人も多かったです。

ドレスコードというと、なんとなく堅苦しく思えたり、準備が面倒に感じたりするかもしれませんが、実はクルーズ旅行をすごく楽しくしてくれる要素のひとつ。おしゃれをすると気分がぐっと高揚しますよ。船内ではプロのカメラマンによる撮影サービスもあり、テーマパーク式で実物を見て気に入ったら購入するスタイル。いい記念になります。
 
<夜のドレスコード>
●【フォーマル】ガラ・イブニング・アタイアー(終日航海日、寄港日※週に2~3回)
クイーン・エリザベスのガラ・イブニング

ガラ・イブニングの日のボール・ルーム

男性:タキシード、ディナージャケット、ダークスーツにネクタイなど
女性:イブニングドレス、カクテルドレス、和服など
 
イギリス人のゲストは、年配の女性でもデコルテを大きく出している人が多かったです。日本人のゲストは着物を着ていたり、シンプルな黒のワンピースなどにアクセサリーで華やかさを出していたりしていました。

 ●【インフォーマル】スマート・アタイアー(乗船日・寄港日・停泊日)
スマート・アタイアー

スマート・アタイアーの日のドレスコード

男性:ジャケット着用(ネクタイはなしでも可)
女性:カクテルドレス、スーツ、ワンピースなど
 
写真だとわかりづらいかもしれませんが、ガラ・ディナーの日よりもフォーマル感は薄まっています。女性でパンツスタイルの方もいました。スパンコール率が高く、鮮やかな色のワンピースの方も多く華やかです。公式サイトにも服装ガイドがあり、説明は英語ですが、実際にいくつか写真があるのでイメージがわきやすいですよ。


もはやひとつの町といえるくらい施設が充実しているクイーン・エリザベスの船内。港へ寄港する日でも、あえて街へ観光へは出ず、乗客が少なくなった船内でのんびりする人もいるほど。クルーズの醍醐味は、船での時間にあるといっても過言ではありません。ぜひ乗船時は、ときにアクティブに、ときにのんびりと、自由気ままに船内を楽しんでみてください。  
【関連記事】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。