ロック・ポップス

休日の朝に清々しく聴きたい、映画『坂道のアポロン』のサントラ

「ジャズ好きならずとも、休日の朝のBGMとして聴いてほしい」とドラマガイドの竹本さんがおすすめしてくれたのが、映画『坂道のアポロン』のサントラです。一度映画を観てから聴くと、さらに心に響いて、気持ちの良い朝になるそうですよ!

竹本 道子

執筆者:竹本 道子

ドラマガイド

 
坂道のアポロン

映画のサウンドトラックアーティストは鈴木正人、アニメ盤は菅野よう子ほか
 

映画『坂道のアポロン』は、高校生3人が未来へと進んでいく青春の物語です。画面からこぼれる優しい光とジャズのメロディーが、観る人を穏やかで懐かしい気持ちにしてくれます。ピアノが心地よく奏でるJAZZナンバーをサントラ盤で堪能するのも素敵ですね。

ドラマガイドとして数々の映画を観てきましたが、『坂道のアポロン』は大好きな作品のひとつ。映画を観てからサントラを聴くと、作品が鮮やかに蘇りさらに味わい深くなります。

休日の朝にゆっくり聴いていると、自分にも優しくて明るい未来が訪れるはず……そんな気持ちになれて、おすすめですよ。
   

映画『坂道のアポロン』には、光きらめくメロディーがあふれている

坂道のアポロン

映画は2018年3月公開、知念侑李、中川大志、小松菜奈が共演


映画『坂道のアポロン』の光の差し込む風景は観る人の心を優しく包みます。ジャズが好きだと青春らしく叫ぶわけでも、人生を説く年長者がいるわけでもないのに、映像や音楽から溢れる光は力強く、心が洗われます。そんなすべての風景に射しこむ光は決して途切れることはなく、画面を見つめていると、きらきらと輝いた青春時代を想い起こさせてくれます。

そして、青春時代は終わっても、未来に向かって今日を明るく生きようとする心を持ち続けられるはず。映画のサントラ盤で、1日を気持ちよくはじめられそうですね。

 

サントラを聞くだけで、休日の朝が豊かになる

坂道のアポロン

全32曲(41分37秒)、ソニー・ミュージックから発売されている
 

映画のなかでは、JAZZの演奏が始まるとプレイヤーも聴衆も笑顔になるシーンがいくつもあって印象的。日々封じ込めた心が解放される瞬間が生き生きと描かれる素敵なシーンですね。

鈴木正人の洗練された演奏が、芽吹く生命の美しさを繊細に表現、心地よく響きますJAZZの名曲「Moanin'」、「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌「マイ・フェイバリット・シングス」など、どこかで聴いたことのあるJAZZナンバーが気持ちよくスィング。

映画の名シーンを想いだしながら、切なさややるせなさを乗り越えた、透明感のあるしなやかなピアノの音色や、自然体で力強くまっすぐなドラムの音に胸を打たれるはず!

家族でお気に入りの曲で盛り上がったり、出発前に気分をあげたり、音楽と一緒に気持ちのいい休日の朝を過ごしてください。
 
DATA
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ | 坂道のアポロン サウンドトラック&ジャズ演奏曲集

音楽:鈴木正人
ディスク枚数:1枚
総曲数:32曲
収録時間:41分37秒
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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