おばさんに見えてしまうNGベースメイクと簡単対処法
ベースメイクの頑張り過ぎは逆効果?
40代の肌は、シミやシワ、くすみといったエイジングサインが目立ちやすいものですよね。年齢とともにベースメイクに力を入れるようになった、という人も多いのでは? でも、そのやり方が間違っていると、せっかくメイクしているのにかえって老けて見える……なんていう残念な事態にも陥りかねません。
そこで今回は、おばさんに見えてしまうNGベースメイクと、簡単にできる改善ポイントをお伝えします。
NGベースメイクその1:メリハリのない均一塗り
ファンデーションを塗る時、何も考えずに、顔全体に均一にざっと伸ばしている人も多いはず。でもそれでは、顔がのっぺりと平面的に見えてしまいます。また、シワにファンデーションが入り込んでかえって目立つ……なんていうことも。しっかりカバーする部分と薄く塗る部分のメリハリをつけましょう。一番カバーしたいのは、目の下の逆三角ゾーン。他人の視線が集まりやすい上、色ムラも目立ちやすい部分です。時間のない朝でも、ひとまずココをファンデーションで整えれば大丈夫!
反対に、皮脂分泌が多くテカりやすいTゾーンや、動きが多くヨレやすいほうれい線や目尻などは、なるべく薄めに仕上げるのが正解です。さらに、髪の生え際やフェイスラインは塗らないくらいの方が、陰影がついて小顔に見えます。
NGベースメイクその2:明る過ぎるファンデーション
肌を白く見せたいからといって明る過ぎる色のファンデーションを選ぶと、白浮きして厚塗り感が出てしまい、老けた印象になるので注意。肌色に合った色を選びましょう。色を選ぶ時、手の甲や頬のあたりにつけて判断するのはNG。首とのつながりを考えて、フェイスラインを基準にするのが正解です。エラのあたりにファンデーションを何色かライン状に伸ばし、顔とのなじみ、首とのなじみの両方を確認して、差が気にならない色を選ぶようにしてください。
NGベースメイクその3:粉っぽい質感
ファンデーションを塗った後は、顔全体にたっぷりフェイスパウダー(おしろい)を重ねる。そう思いこんでいる人も多いと思いますが、実はこれも大きな間違い。パウダーをたっぷりつけ過ぎると、せっかくの肌のツヤ感が損なわれる上に、時間が経つにつれてシワっぽくなり、一気に老けて見えてしまいます。仕上げのパウダーは、おでこや鼻まわり、あごなど、皮脂分泌が多くテカりやすい部分にのせる程度で十分です。
NGベースメイクその4:コンシーラーに頼り過ぎ
細かいシミが気になるからといってコンシーラーで一つ一つ消すと、やがて乾燥してひび割れてきたり、皮脂と混ざって浮き上がってきたりして、かえって悪目立ちしてしまいます。頬のあたりのモヤモヤとした薄いシミが気になる場合は、肌なじみの良いイエローの下地やコントロールカラーを気になる部分に塗ってからファンデーションを塗り重ねると、ぐっと目立ちにくくなります。コンシーラーはどうしても消えにくい濃いシミにだけ、少量使用するようにしましょう。
ベースメイクは作り込み過ぎない方が、かえって若々しく見えるもの。いつものメイクを見直して、上手に引き算してみては?
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