フリーソフト・シェアウェア/セキュリティ

Webサイトの安全性を診断する分析ツール(2ページ目)

うっかりアクセスすると悪意のあるプログラムが作動したり、広告画面が無制限に開いてPCがクラッシュしたりする悪辣なWebサイト。そうした弊害から身を守るためのサイトの安全性診断ソフトの紹介です。

執筆者:吉原 克

「McAfee SiteAdvisor」機能紹介

メニューバー
設定を変更するときなどに使うのがこのメニューだ
導入後は特段の操作を必要としない「McAfee SiteAdvisor」ですが、ブラウザ上に示されたボタンをマウスでクリックすると右の図のようにメニューが表示され、それぞれ以下の機能を実現します。メニューは線で4つのグループに分けられていますが、ここではよく使うことの多い上2つのグループに属するメニューについて解説します。
■バルーンヘルプを表示

現在表示しているWebサイトについての情報を、バルーンで表示します。

バルーンヘルプ
バルーン内に示されたリンクをクリックすればさらに詳細情報などを表示可能

■サイトの詳細を表示

現在表示されているサイトの詳細情報をブラウザで表示します。

詳細情報画面
マカフィーが蓄積するデータをもとに、サイトの安全性を診断

■設定

「McAfee SiteAdvisor」の挙動について設定しますが、4つの項目にチェックをつけたり外したりするだけのシンプルなものになっています。

設定画面
メニューから「設定」を選ぶとこの画面が表示される

「製品改良プログラムに参加」を選択すると、自分が閲覧したWebサイトの情報がマカフィーに送信されることになります。個人情報を特定する情報は送信されませんので、この製品の改良に協力するならチェックをつけておきます。

「検索結果に安全性評価を表示」をしておくと、Googleなどの検索サイトで検索した際、ヒットしたWebサイト1件1件に対して安全性が表示されるので便利ですよ。

■警告の除外リスト

「McAfee SiteAdvisor」が安全だと判断するわけではなくとも、危険性のあるサイトだという警告を表示しなくてもよいサイトを登録できます。
たとえば、自分で作成した個人サイトなどの場合、マカフィー側で安全性を評価するデータがないときには安全性に疑問ありとの表示がされるかもしれませんね。しかし、自分が悪意を持ってプログラムを埋め込まない限り、安全なことはわかってるはずです。そうしたサイトをここに登録しておけば、余計な警告が表示される煩わしさから解放されます。

警告除外リスト登録画面
自分で安全だとわかっているサイトがあればここに登録しよう

■SiteAdvisorを無効化

一時的に「McAfee SiteAdvisor」を無効にしたい場合に選択します。


このソフトはInternet Explorerのほか、Firefoxなど他のブラウザにも対応しています。
万が一の事態を防ぐためにも、ぜひとも導入を検討してみてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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