焼酎

見た目の高級感、熟成されていく味を楽しめる”カメ”入りの沖縄古酒

稲嶺恭子さんはシンガポール・沖縄ガイドとして、沖縄やアジア諸国の情報を発信しています。今回イチオシしてくれたのは、その年の干支が描かれた甕(かめ)入りの沖縄産古酒です。贈り物にもピッタリとのことなので、ぜひ購入してみてください。

稲嶺 恭子

執筆者:稲嶺 恭子

シンガポール・沖縄ガイド

説明画像

ころんとした形も味がある琉球城焼の干支ボトルとカップのセット
 

結婚や出産、還暦祝いなど記念すべき年に贈るプレゼントに、甕(かめ)に入った泡盛なんていかがでしょうか? 私のイチオシは「琉球城焼 干支ボトル 忠孝酒造3年古酒25度」。その年の干支が描かれた焼き物の甕に入っているので高級感があります。

3年熟成させたまろやかな古酒が入っているので、泡盛初心者でも飲みやすい。飲まずに置いておくと熟成が進み、さらにまろやかな味わいになるのも甕ならではです。さらに甕に名前も彫ってもらえるのも、贈り物にイチオシのポイントです。
   

沖縄ならではの贈り物で個性を出せる

沖縄では、結婚や出産のお祝いに泡盛を贈る習慣があります。そんなときに重宝しているのが「琉球城焼 干支ボトル 忠孝酒造3年古酒25度」。送った先でも邪魔にならないサイズで、お値段もお手頃です。

私は、結婚や出産のお祝いだけでなく、父の還暦祝いにも利用しました。大事な記念の年の干支のボトルで、名前も彫ってもらえるので喜ばれますよ。また、瓶ではなく甕なので長く置いておくことができるのもイチオシポイント。

「何年後かの結婚記念に開けてね」などというメッセージを添えて贈ったりもします。沖縄ならではのアイテムなので、沖縄県外の人にであればほかの人とかぶらず個性が出せますよ。沖縄好きの人や新婚旅行で沖縄に行くという人にプレゼントするのもよいかもしれませんね。
 

酒造所のこだわりが詰まった琉球城焼の甕

こちらの泡盛が入っている琉球城焼とは、琉球王国時代の15~16世紀に東南アジアから伝来した南蛮窯が起源の素焼きの焼き物のこと。これをもとに、泡盛を良い古酒に熟成させるために最適な甕を開発したいと、忠孝酒造の窯である忠孝窯が試行錯誤を繰り返して完成させたそうです。

なんと、原料となる土造りにまでこだわっているとのこと。また、こちらの甕はひとつひとつ職人さんが手作りされています。これらのこだわりも「良い古酒」を熟成させる甕にするためのものですので、ぜひストーリーを添えて熟成させる楽しみも一緒に贈ってくださいね。
 

泡盛造りに真摯に取り組む蔵元の上質な泡盛

この商品を販売している忠孝酒造は、モンドセレクションの金賞や日本醸造協会技術賞も受賞している蔵元さんで「古式泡盛シー汁浸漬法の復活」により博士号を取得した造り手さんもいらっしゃいます。

真摯に泡盛作りに向き合ってきた酒造所の泡盛は、まろやかで華やかな味わいがすると個人的に感じています。品質は確かなものですので、贈り物にするのに最適の泡盛だと思いますよ。

インターネットでも購入可能ですが、沖縄に来られる際は酒造所見学と合わせて贈り物を選ぶのもイチオシ。干支ボトル以外にもプレゼントに喜ばれそうな商品がありますので、ぜひ!
 
DATA
忠孝酒造株式会社┃琉球城焼 干支ボトル 忠孝酒造3年古酒25度

内容量:720ml
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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