知識は“財産”でもある
読書する本来の意味は、知識を得るためです。自分には難しい本は関係ない、必要ないと思う人もいるかもしれませんが、必要な知識は人それぞれです。投資の知識が必要な人、生き方についてヒントを得たい人、レジャーや旅行などの情報を知りたい人、それぞれの人に読書は有意義なものなのです。一見すると他の人にとって何の意味のないような本であっても、本人にはとても有意義な本であったり、これからの生活に役立てられたりすることもあります。
少なくとも「その本」を手に取ったということは、内容に興味がある、知りたいことがあるからだと思います。その本1冊だけを読んでもよいのですが、関連する本をさらに読み進めていくと、知識が深まります。
一見すると、関係ないようなことに役立つこともあります。本に集中することは大切ですが、読み進めるうちに気になったことが出てきたら、その場で調べていくと大いに理解は深まります。
とはいえ、このような読書方法だと手元にスマホやPCが必要だったり、関連する本がなければなりません。そこでおすすめなのが図書館での読書です。夏の図書館はクーラーが効いていますし、節約にも役立ちますよ。
金運アップに役立つ読書術とは?
この本を読めば金運がアップする……そんな本はあるかもしれないし、ないかもしれません。でもハッキリといえるのは、自分の将来を思い描くのに役立つ本はあるということです。今の自分はどのようにすればスキルアップできるのか、どのようなライフスタイルを送りたいのか、成功するためにはどのようなことを実践すればよいのか、といったことが本から得られることは多いのです。とはいえ、肝心なのは読み方です。
多くの人がその本を読んだだけで満足してしまいがちですが、それでは意味がありません。成功者に多いのですが、その本を自分のバイブルにして、感想を書き込む。同じ本を2冊購入して1冊は保管用に。もう1冊は徹底的に読み込むというようにしている人がいます。
そしておすすめなのが、感想を書くこと。まさに読書感想文です。その本を読んで、どんな感動が得られたのか、自分には内容のどの部分が役立ちそうか、どのように実践できるのかなどを文章にまとめてみてください。
最も取り組みやすいのは自己啓発本なのですが、私の場合は金融小説(仕事柄?)が役立ったりしますし、海外在住の日本人が書いた海外生活の送り方などからも、仕事やプライベートのヒントが得られたりすることがたくさんあります。
余談ですが私の場合、本や雑誌は勿論のこと、ドラマを見ていて仕事のヒントを得ることも多いのです。無理に何かを得ようとするのではなく、楽しみながら感想を持つと閃くことが多いように思います。
子どもと一緒に読書をすることで新たな発見も
夏休みの宿題で、読書感想文が出されている学校もあるかと思います。夏休みだからこそ、普段はふれないような本を一緒に読んでみるのもよいですね。おすすめは伝記ものです。私たちの子どもの頃にも、偉人の伝記は読みやすく作られていたと思いますが、今はさらに読みやすくなっており、カラーや挿絵が豊富にちりばめられています。一気に読み進められるものが多くあります。
子どもだからこそ得られる感情はありますし、感性に働き、モチベーションアップにつながります。もちろん、大人でもOK。大人だからこその視点が入りますし、子どもの頃とは違う感覚を得ることも多く、新たな発見も期待できますよ。
子どもの頃に読んだ本を読み返すと、思わぬ発見が得られることも!
子どもと一緒に楽しむことができ、自分の気持ちに向き合う時間にもなる読書は、成功を呼び寄せるのにも役立ちます。
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