31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は藤本シゲユキさん
「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、藤本シゲユキさんです
■藤本シゲユキさんプロフィール
今回の回答者:藤本シゲユキさん
ホストクラブオーナーを経て、女性向けの恋愛カウンセラーになるという異色の経歴の持ち主。2014年からアドバイザー業に専念。男性心理を知りつくした立場から、人生と恋愛の成功率を上げるための的確なアドバイスを行う。累計相談件数5000件以上、HPは月間100万PV超。
HP:だまされない女のつくり方
twitter:@hamshigesan
お悩み:男性から「料理はする?」と質問されると、モヤッとします
お悩み:男性から「料理はする?」と質問されると、モヤッとします
婚活パーティーで、男性から「普段から料理はする?」「得意料理は?」と聞かれると、すごくモヤモヤします。この質問をしてきた時点で、この人は深層心理に「家事は女性がやるもの」という意識があるのかな、と思ってしまうからです。
私は結婚したら共働きで家事は分担したい派なので、そういう人とは合わないだろうと思います。結婚した女友達を見ていると、夫が最初は「家事は分担しよう」と言っていたのに、結局やってくれない……というパターンも多いようなので、見極めは大事だなと思っています。
もしこの質問をされたら、どう答えたらいいのでしょうか。またこのやりとりを通じて、男性の家事協力度を見極めることはできますか?
アドバイス1:まずは家事に協力的かどうか探ってみる
アドバイス1:まずは家事に協力的かどうか探ってみる
そこで、家事に協力的な答えが返ってきたら、「よかった! 実は私、できるだけ家事は分担したいと思っていたんです!」という感じで返してみましょう。その流れで、「結婚後の共働きについてどう思いますか?」と聞けそうなら聞いても大丈夫です。
逆に、非協力的な答えの場合、その相手は高確率で「家事は女性がやるもの」という意識があるので、パートナー候補から外したほうがいいですね。
アドバイス2:譲れない価値観を曲げてはいけない!
結婚したいと願う女性の多くが結婚を急ぐあまり、相手に合わせようとしてしまうのですが、これは間違いなんですよね。そうやってもし結婚できたとしても、待っているのは幸せな夫婦生活じゃなくて、結婚前に相手に合わせた分の我慢なんです。でも、「生涯のパートナーを決める」って、一軒家を買うのと同じようなものなので、かなり慎重にならないといけない行為ですよね。ということは、「譲れないもの」を妥協したらダメなんですよ。
ゆきのさんの「結婚後は共働きで家事は分担したい」という価値観が譲れないものなのであれば、これは曲げないでください。
どれだけ魅力的な男性であっても、「奥さんは専業主婦として、家事をすべてやってほしい」という価値観の人であれば、お察しのとおり、その人とは合わないと思ったほうがいいでしょう。むしろ、「私は自分の譲れないものを守りたいから、理解してくれない人は願い下げ」ぐらいに思っていいです。
というか、どうしても譲れないものがあるのに、それを曲げてでも結婚している人で、うまくいっている人を僕は見たことがありません。そういう人が、どれだけ「幸せだ」と口で言っていても、そう言い聞かせているようにしか見えないんですよね。
そして、最初は「家事を分担しよう」と言っていた男性が、結局やってくれないというパターンは、たしかによく聞く話です。この場合、結婚前に釘をさしておいたほうがいいですね。
「前にも言ったと思うけど、私は結婚後も共働きしたいし、家事は分担してやっていきたいの。それが無理なんだったら、うまくいかないと思うし、結婚はできない。その点は大丈夫?」と。
結婚に焦る女性は、「そんなに強く出て結婚できなかったら嫌だ」と思って、言わないまま結婚に踏み込む場合が多いんですよね。でも、交際時にこういった大事なことをきちんと話し合ってないと、放置した話し合いの数だけ、結婚後に「夫婦間の問題」に変化して、自分の首を絞めることになるんですよ。
結婚に限らず、問題があるのに解決しないまま、焦って見切り発車で突っ走り、それで大成功している人なんていないということです。なので、どうか、どうしても譲れないものは貫いてくださいね。
アドバイス3:家事ができなくてもモテるには、それを補うだけの魅力が必要
アドバイス3:家事ができなくてもモテるには、それを補うだけの魅力が必要
そして、料理するのが嫌いだからできない、もしくは、できるけどやりたくないという場合は、「私はほかの家事はちゃんとやるけど、料理だけはやりたくないから、旦那さんにやってほしい」とはっきり言っておいたほうがいいですね。
実際、料理が嫌いでできない女性でも、交際時にそのことを伝えて結婚している人はいますし、家事ができなくてもモテる女性は世の中に存在します。
ただ、こういった女性は、例外なくといっていいほど「家事スキルがない分の魅力」を別に兼ね備えているので、料理以外のすばらしい武器をちゃんと持ってるんですよ。つまり、欠点を補えるだけの長所があるということです。
その武器がなかったり中途半端だったりする場合、足りないことやできないことは、ただのマイナス要因になってしまうので、お忘れなく。
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