自分で簡単に家具を作るDIYが昨今話題になっていますが、実はテーブルほどの大物がとても簡単に作れるってご存知でしょうか。
私は家事用のサブ作業台や一人暮らしのテーブル兼デスクになる小ぶりな台をDIYしています。DIYにおいてイチオシしたいのがハイロジックの「ワンタッチ松葉脚K-550 700ミリ」。
取り付けが簡単なのが何よりもポイントです。必要な工具が少なく、取り付けに時間がかからない、そして作業が簡単と手間いらずなのです。
必要な材料はテーブル脚と天板だけ
「ワンタッチ松葉脚K-550 700ミリ」をテーブルの脚として4本使います。ホームセンターで購入しましたが、ネット通販でも入手可能です。脚の長さはテーブル脚としてはもっとも一般的な700mm(70cm)で、完成すれば使いやすい机になります。
使った天板は、厚さ15mm、600×900mmのパイン集成材。ワンタッチ松葉杖にはネジが付属していますが、薄い板は貫通してしまうので15mm以上の厚さのある板が適しているのです。パイン以外の集成材でもラワンやシナなどの合板でも構いません。好きな質感のものをチョイスしましょう。新たに天板を買い足さなくても、使っていない古いコタツの天板などがあれば活用できます。
このワンタッチ松葉脚がイチオシな理由、それは取り付けが簡単なこと。必要な工具は、プラスドライバーだけです。
ただ、硬い種類の木板の場合は、ネジの下穴をあけるためにキリや細い刃を付けた電動ドリルがあると便利でしょう。
天板に脚を取り付けるだけで完成!
天板にワンタッチ松葉脚を取り付けるだけでテーブルは完成です。取り付け時間は30分程度。天板材料の硬さなどもよりますが、慎重にゆっくり作業しても1時間程度で完成するでしょう。
折りたたみ具合を確認したら広げて完成です! 天板に仕上げを施す場合は、オイルステインや油性の「ワトコオイル」などがオススメです。
この「ワンタッチ松葉脚」は、昔は町の荒物屋などと呼ばれていた小さな商店で売られていたような、どこか懐かしい、レトロな雰囲気をもった金物です。
日本のちゃぶ台の流れを汲むデザインの脚を使って、ちょっぴりレトロなテーブルやデスクを自分でつくってみるのはいかがでしょうか? この脚を使えば、意外と簡単に作れるうえに、折り畳めて収納もできるという機能面でも嬉しい仕上がりになりますよ。
DATA
ハイロジック|ワンタッチ松葉脚K-550 700ミリ
サイズ:全長700mm