人気のファイルボックスを徹底比較! 無印・ニトリ・カインズ・イオンの各特徴は?
書類の整理だけでなく、ファイルボックスはさまざまな物の収納にとても役立つ人気の商品です。せっかくスッキリとした、美しい収納を目指すなら、同じ商品で統一したいですよね。とはいえ、さまざまなメーカーからファイルボックスが販売されているので、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのでは。
そこで今回は、人気の無印良品、ニトリ、カインズホーム、イオンのファイルボックスを徹底的に比較し、その特徴をご紹介します。
【INDEX】
・ポリプロピレン製のファイルボックス横型は収納に便利!
・無印良品のファイルボックス
・ニトリのファイルボックス
・カインズホームのファイルボックス
・イオン(ホームコーディ)のファイルボックス
・各ブランドのファイルボックスの違いを検証
・無印良品のファイルボックスの充実した別売りパーツ
・ファイルボックス徹底比較まとめ
ポリプロピレン製のファイルボックス横型は収納に便利!
ファイルボックスとは、一般的にA4サイズの書類やファイルを収めることができるボックスのことです。横型タイプと縦型タイプがありますが、今回は使いやすい横型タイプをご紹介します。素材は紙製の物やポリプロピレン製の物、木製の物などがありますが、日用品の収納にはポリプロピレン製がおすすめです。水に濡れても大丈夫なので、汚れてもお手入れがしやすいからです。また紙製よりも重たい書類にも耐えることができ、耐久性もあります。
無印良品のファイルボックス
■スタンダードサイズ:約幅10×奥行32×高さ24cm
価格:490円(税込)
■ワイド
サイズ:約幅15×奥行32×高さ24cm
価格:690円(税込)
■色
ホワイトグレー、半透明
■特徴
なめらかな素材感、暮らしになじむ色(ホワイトグレー)が特徴的。ファイルボックス人気の火付け役でもあります。無印良品のさまざまな商品と統一感を持って使うことができます。なお、いずれも日本製です。
ニトリのファイルボックス
■標準幅約10×奥行31.5×高さ24cm
価格:407円(税込)
■ワイド
幅約16×奥行31.5×高さ24cm
価格:649円(税込)
■色
ホワイト、半透明
■特徴
真っ白なオールホワイトは、今回ご紹介する4メーカーのうちニトリのみ。ホワイト好きな方から絶大な人気です。ワイドタイプは横幅が1番大きい16cm。側面がカットされた形状なので、書類やファイルを取り出しやすいです。なお、いずれも日本製です。
カインズホームのファイルボックス
■スリム約幅7.5×奥行34×高さ24.2cm
価格:598円(税込)
■ワイド
約幅11×奥行34×高さ24.2cm
価格:648円(税込)
■色
ホワイト、ブラウン
■特徴
前後に厚手のパネルが貼っているので強度がアップ。前後のパネルの分、奥行が大きくなっています。標準タイプが幅7.5cmと細く、ワイドで11cm。細かく分類したい方におすすめです。側面はカットされた形状で前後に丸い穴が開いています。なお、いずれも日本製です。
イオン(HOME CODY)のファイルボックス
■スリムサイズ:幅10×奥行32×高さ24cm
価格:404円(税込)
■ワイド
サイズ:幅15×奥行32×高さ24cm
価格:657円(税込)
■色
半透明のみ
■特徴
連結パーツが1つのファイルボックスに2つ付属されています。 連結パーツは、引出し内などで収納の仕切りとして使うときなどにファイルボックス同士がずれないよう、使用します。イオンのファイルボックスは、品質の割にお値段が安いと人気があります。なお、いずれも日本製です。
各ブランドのファイルボックスの違いを検証
どのファイルボックスもよく似ているようですが、実際に比べてみるとどこが違うのかご紹介していきます。■奥行の違い まず一番気になるポイントは奥行の違いです。カインズホームの物は前後に厚手のカバーが付いているので、サイズ的には1cm大きいですが、内寸はほぼ変わらず3mmほど大きいです。
無印良品とイオンはほとんど同じサイズで、1mmほど無印良品が大きいです。 1番違いがあるのはニトリのファイルボックスです。他のファイルボックスとは違い、内寸が5mmほど小さく、この5mmの違いでポケットファイルや個別フォルダ―などが入りにくい(無理やり押し込むと何とか入る感じ)という結果になってしまいます。
■素材の厚みの違い
素材に厚みがあると、その分しっかりと強度も上がってきます(厚みは私が計測したので誤差があるかもしれません)。
- 無印良品→2mm
- ニトリ→1.8mm
- カインズ→2.8mm
- イオン→2mm
■歪みの違い ちなみに、無印のファイルボックスは我が家で2年程度使用したものですが、たわみや歪みがなくピシっと直線です。他のメーカーは、新品のときでも若干の歪みが見られます。 もちろん、若干の歪みがあっても全く使用に問題はなく、いずれの商品もしっかりとした作りになっています。
■色やバリエーションの違い
- 無印良品→ホワイトグレー・半透明
- ニトリ→ホワイト・半透明
- イオン(HOME CODY)→半透明のみ
- カインズ→前後部分、ホワイト・ブラウン、側面、半透明
無印良品はブランドのイメージカラーといっても過言ではない、オリジナルのホワイトグレー。真っ白ではない色ですが、暮らしの中になじむ色として、とても使いやすいです。
真っ白が好き!という方には、ニトリのオールホワイトがおすすめです。
カインズは棚に置いたときに見える前後の部分のみ、ホワイトとブラウンの2色展開です。ブラウン系のファイルボックスはありそうで少ないので、シックな雰囲気がお好みならカインズがいいですね。
イオンは現在、半透明のみの取り扱いです。
■ファイルボックスの裏面の違い ファイルボックスを購入するとき、底面までチェックしている人はいらっしゃるでしょうか?
ファイルボックスには重たい書類や洗剤などを入れて、引き出して使用することが多いので、引き出しがスムーズな物がおすすめです。写真のように底面が丸い突起が付いていると、スムーズに引き出しやすいです。
無印、ニトリ、イオンともに丸の突起ですが、私の感覚では無印が一番、重い物を入れてもスムーズに引き出せます。 カインズのファイルボックスように、角の突起が付いていると丸よりは、若干引き出しにくいですが、スタッキング(重ねること)ができるようになっています。
無印良品は付属パーツが充実している
最近無印良品では、ファイルボックスに使える別売りパーツが続々と登場してきました。また、ファイルボックスの高さが2分の1のハーフタイプも登場し、ますます、ファイルボックスが幅広い用途で便利に使えるようになってきました。以下写真の物です↓
- ファイルボックス・スタンダードタイプ(ホワイトグレー1/2):350円(税込)
- キャスターもつけられるフタ(幅10cm用ホワイトグレー):290円(税込)
- ポリプロピレンファイルボックス用ポケット:190円(税込)
- ポリプロピレン収納用キャスター4個セット:390円(税込)
ファイルボックス徹底比較・まとめ
今回は人気の4メーカー(無印良品、ニトリ、カインズ、イオン)全8種のファイルボックスを比較してご紹介しました。それぞれ特徴があるので、どれが1番いいとはいえませんが、個人的には、パーツもさまざまあり、ホワイトグレーの色が好きなので、お値段が少し高めですが無印良品のファイルボックスがお気に入りです。
みなさんのご希望に合うファイルボックスはあったでしょうか? 1度使うと、長い間使う物になるので、ぜひしっかりと検討して選んでください。お気に入りのファイルボックスで統一して、美しい収納を目指してみてくださいね。
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