税金/サラリーマンの税金

【2026年】年収300万円・500万円・1000万円の所得税・住民税はいくら

会社員などの給与所得者で、自分は所得税をいくら支払っているのか、を意識している人は少ないと思います。ましてや、住民税となるともっと少ないようです。今回は、年収300万円、年収500万円、年収1000万円の人の所得税、住民税について試算してみました。※サムネイル画像:PIXTA

坂口 猛

坂口 猛

初心者のための相続税・税金 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

税務大学校を卒業後、税務・会計業務に従事して参りました。 税務・会計で培った数々の経験(視点)を活かし、相続・会計に強いファイナンシャルプランナーとして、少しでも多くの方々に貢献したいと思っております。

プロフィール詳細執筆記事一覧
年収別に税金はいくら払っている?(画像:PIXTA)

年収別に税金はいくら払っている?(画像:PIXTA)

会社員などの給与所得者で、自分は所得税をいくら支払っているのか、を意識している人は少ないと思います。ましてや、住民税となるともっと少ないようです。今回は、年収300万円、年収500万円、年収1000万円の人の所得税、住民税について試算してみました。

年収300万円年収500万円年収1000万円が払う税金はいくら?前提条件を設定

今回は、会社員(給与所得のみ)が年収300万円年収500万円年収1000万円であった場合の所得税(復興特別所得税は考慮外)と住民税(所得割のみ/調整控除は考慮外)の試算を行ってみます。前提条件として、社会保険料は年収の15%、所得控除は基礎控除のみ(税額控除なし)として計算します。

年収300万円の場合の所得税と住民税、社会保険料

所得税の計算
300万円(給与年収)-98万円(給与所得控除)-45万円(社会保険料控除)※-88万円(基礎控除(令和7年・8年のみ))=69万円
69万円×5%(税率)=3万4500円
したがって所得税額 3万4500円

住民税(所得割)の計算(税率10%と仮定)
300万円(給与年収)-98万円(給与所得控除)-45万円(社会保険料控除)-43万円(基礎控除)=114万円
114万円×10%(税率)=11万4000円
したがって住民税額 11万4000円

社会保険料の計算
300万円×15%=45万円

年収300万円の場合の所得税、住民税、社会保険料の合計額
3万4500円(所得税)+11万4000円(住民税)+45万円(社会保険料)
59万8500円 ⇒ 約20%(年収に占める割合(59万8500円/300万円))

年収500万円の場合の所得税と住民税、社会保険料

所得税の計算
500万円(給与年収)-144万円(給与所得控除)-75万円(社会保険料控除)※-68万円(基礎控除(令和7年・8年のみ))=213万円
213万円×10%(税率)-9万7500円(控除額)=11万5500円
したがって 所得税額 11万5500円

住民税(所得割)の計算(税率10%と仮定)
500万円(給与年収)-144万円(給与所得控除)-75万円(社会保険料控除)-43万円(基礎控除)=238万円
238万円×10%(税率)=23万8000円
したがって住民税額 23万8000円

社会保険料の計算
500万円×15%=75万円

年収500万円の場合の所得税、住民税、社会保険料の合計額
11万5500円(所得税)+23万8000円(住民税)+75万円(社会保険料)
110万3500円 ⇒ 約22%(年収に占める割合(110万3500円/500万円))

年収1000万円の場合の所得税と住民税、社会保険料

所得税の計算
1000万円(給与年収)-195万円(給与所得控除)-150万円(社会保険料控除)※-58万円(基礎控除)=597万円
597万円×20%(税率)-42万7500円(控除額)=76万6500円
したがって所得税額 76万6500円

住民税(所得割)の計算(税率10%と仮定)
1000万円(給与年収)-195万円(給与所得控除)-150万円(社会保険料控除)-43万円(基礎控除)=612万円
612万円×10%(税率)=61万2000円
したがって住民税額 61万2000円

社会保険料の計算
1000万円×15%=150万円

年収1000万円の場合の所得税、住民税、社会保険料の合計額
76万6500円(所得税)+61万2000円(住民税)+150万円(社会保険料)
287万8500円 ⇒ 約28.8%(年収に占める割合(287万8500円/1000万円))

それぞれの負担率は?

給与年収300万円の場合、約20%。
  〃 500万円の場合、約22%。
  〃 1000万円の場合、約28.8%。

実に20~30%程度の、所得税、住民税、社会保険料を負担していることになります。

所得税と住民税だけでみると……

所得税と住民税だけでみると、負担率は……

給与年収300万円の場合、約5%(14万8500円/300万円)
  〃 500万円の場合、約7%(35万3500円/500万円)
  〃 1000万円の場合、約13.8%(137万8500円/1000万円)

となり、5~15%程度を負担していることになります。

所得控除を検討する際には?

会社員などの給与所得者で、年末調整で納税手続きが完了している人の場合には、確定申告をするのが面倒なため、医療費控除や寄附金控除など、所得控除を諦めてしまう人もいるようです。

そんな人は、一度、自分の負担率(例:5~15%(所得税と住民税))をもとに、どのくらい所得控除の効果があるのか、について計算してみてはいかがでしょうか。

もしかすると、想定以上の結果になるかもしれません。

また、現在ではスマートフォン・タブレットに最適化したデザインの画面を利用して、ICカードリーダライタなしでも所得税の確定申告書が作成・申告できるようになっています。今まで確定申告をしていなかった人も、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/2/28まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます