お年玉キャンペーンや福袋など、行けば、もらえるプレゼント

住宅展示場や各ハウスメーカーのモデルハウスへ行ったら、お年玉キャンペーンや福袋などと称して、数千円相当の来場者プレゼントなどが用意されている場合があります。
 
住宅展示場

豊洲まちなみ公園(住宅展示場)


当然、単純に行けばもらえるというものではなく、住宅建築に興味があり、名前や住所などの個人情報を提供することが前提となりますが、お得といえます。
 

当たれば、超ラッキー!

新聞折込チラシを見ていると、衝撃的な数字が目に飛び込んでくるかもしれません。
1棟「580万円(消費税込)」!?

大手ハウスメーカーの一つであるセキスイハイムでは、リユースハイムといって、住宅展示場で建築されていた築5年前後のモデルハウスを解体した後、その材料を使って建てることができる抽選会が実施されています。

大手ハウスメーカーで、ほぼ新築の2階建てが580万円、3階建てであっても980万円で建てられるのですから、かなりお得といえるでしょう。

もっとも、過去に千葉県で行われた同内容のキャンペーンでは、幕張メッセで千人単位の抽選会となるなど、かなりの倍率となるため、ひょっとしたら当たるかもというノリで、きっかけづくりとして活用してみるのもいいかもしれません。

仮に、当選したとしても、注意点もあります。
それは、580万円や980万円は、あくまでも、本体価格にしかすぎないということです。したがって、土地の状況によって、例えば、ガスであれば都市ガスなのかプロパンガスかによっても工事費が変わってくるため、100万円単位で工事費を予算取りする必要があります。

また、580万円や980万円といった価格ではないにしても、各ハウスメーカーでは限定モニター価格という形で、通常の坪単価よりも安くなる場合もあります。モニターといっても、建築中の現場を建築検討者に見せるだけであったり、完成後入居前の一定期間に内覧させるだけとなるため、検討する価値は十分あるのではないでしょうか。

さらに、ハウスメーカーに限らず新築分譲マンションであっても、新年のスタートにあたり、各社の営業マンがスタートダッシュをかけてきます。そのため、オプションプレゼントなどでお得になる場合があります。
 

実は、検討する機会自体こそ、お得!

住宅展示場で開催されている住宅ローンに関するセミナーやイベントに参加すること、各ハウスメーカーの工場見学会などのイベントに参加すること、これらの住宅について検討する機会を得ること自体が、お得であるということをお伝えできればと思います。

何がお得なのかというと、将来的な介護、認知症対策として、住まいについて考えることができるということです。内閣府の「高齢社会白書」のデータによると、65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計について、2012年は認知症高齢者数が462万人というように、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)となっていましたが、2025年には約5人に1人になるとの推計もあります。
 
認知症患者,65歳以上

内閣府「高齢社会白書」65歳以上の認知症患者の推定者と推定有病率


そこで、自分たちの家族にとって、建て替えやリフォームに最適な時期はいつなのかを考えるきっかけにしていただければと思います。

認知症の人は、新しいことに対応できません。また、認知症でなくても、高齢者であると適応能力が劣るため、引越しでなくても、水廻りのリフォームですら、難しい場合があるのです。

筆者自身、認知症家族を介護する立場であり、築30年を超える住宅(特に、冬場は寒々としたタイル貼りの風呂場)にもかかわらず、建て替えやリフォームのタイミングを逸してしまったからこそ、そのようにならないようお伝えさせていただきました。
 

まとめ

家族のライフスタイルの中で、どのタイミングで建て替えをするのか、住宅を購入するのか、また、既に持ち家であってもリフォームするのか、これらを検討することは、経済的側面のみならず高齢者の介護といった側面からも、重要といえます。

家族が集う正月だからこそ、ハウスメーカーなどの正月(新春)キャンペーンをきっかけとして、おせち料理やお雑煮を食べながらでも、住まいについて話し合ってみるのもいいですね。
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