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2009年春モデル:富士通、日本HP

2009年春モデルの一番手は、12月中に発売された富士通のFMV-DESKPOWER。日本ヒューレット・パッカードも、早期のモデル投入で意欲的な姿勢を示しています。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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「テレパソ」化進めた DESKPOWER F


F/C70D
録画番組のダビングに対応した
富士通・FMV-DESKPOWERの春モデルが早くも登場、年末から店頭に並んでいます。今モデルは、F、LX、CE、EKの4シリーズ7機種(カラーバリュエーションを除く)とTEOシリーズ2機種の計9機種。

もっとも注目できるのは、昨年夏モデルに登場して以降、人気急上昇の Fシリーズ。登場当初はTV機能は搭載していませんでしたが、今モデルでは全機種に搭載。上位(19型モニタ)の F/C70D は録画番組のダビングにも対応し、「テレパソ」として十全なレベルに達したと言えるでしょう。下位の F/C50T は、引き続き録画・保存のみでダビングはできません。

しかし、F/C50T はチップセットの変更でグラフィックス性能がアップ、CPUも高速化、無線LANも高速な IEEE802.11n(ドラフト2.0)に対応するなど、改良点が多くなっています。

デザイン面では、F/C50T にはブラックのモデルも加わり、直販限定でピンクやブルーのスピーカーパネルも選択できます。また、スイッチ類の位置が中央下部に変わっています。

LX/C90D
グラフィックスが強化された LXシリーズ
大画面一体型のLXシリーズは、Fシリーズの「テレパソ」化にともなって、22型画面の2機種に絞り込みました。上位の LX/C90D は Blu-ray Disc ドライブを搭載、それ以外はほぼ共通の仕様で、地デジ/BS/CSのダブル録画に対応しています。

今モデルでは、CPUの変更や無線LANの高速対応など小幅な性能アップが中心ですが、グラフィックス性能の向上は目立った点です。前モデルは Blu-ray Disc再生用に H.264デコードカードを内蔵していましたが、内蔵グラフィックスがより高速なものになったため、このカードがなくても、Blu-ray コンテンツのスムーズな再生ができるようになっています。

普及タイプのCEシリーズ……>>NEXT


CONTENTS
Page1:FMV、人気のFシリーズ
Page2:店頭で人気のCEシリーズ
Page3:「ダブル地デジモデル」は健在
Page4:TouchSmart PC も性能アップ
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