まずは「開封の儀式」
Mac(Apple製品)といえば、箱の中がどのようになっているかも楽しみの一つ。そこで「開封の儀式」です。昨年の iMac 発表と同時に、Mac用キーボードが刷新されたため、キーボードとマウスで1つの箱に収まっています。ホワイトの箱を取り除くと、電源ケーブルなどが見えます。
旧モデル(右)に比べると、梱包がシンプルになった(クリックで画像が拡大) |
スペックの新旧比較(1)
MacOS X の付属アプリケーション[システムプロファイラ]で確認すると、新 Mac Pro は機種IDが「Mac Pro 3」となっています。CPUについてはすでに述べたとおりですが、Apple Store でカスタマイズすれば、Xeon E5472(3.0GHz×4)×2、または Xeon X5482(3.2GHz×4)×2 に性能アップすることも可能です。
新 Mac Pro (左)は、機種IDが「3,1」となっている(クリックで画像が拡大) |
ソフトウェアでは、MacOS X のバージョンは同じ(10.5.1)であっても、ビルドナンバーとカーネルのバージョンが異なり、新 Mac Pro が新しくなっています(最新の 10.5.2 では未確認)。
新 Mac Pro (左)は、カーネル(Darwin)のバージョンが「9.1.1」と新しい(クリックで画像が拡大) |
Apple Store で用意されている、ATI Radeon HD 2600XT、NVIDIA GeForce 8800GT といったビデオカードは 新 Mac Pro 専用で、旧機には対応していません。これは、このカーネルのバージョン、もしくはビデオカード内のファームウェア(ソフトウェアの一種)が理由と思われます。
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