片付けする時間がない人におすすめ! 簡単3ステップ方法
忙しくて時間がない方にこそやっていただきたいのが「捨てるから始めない」お片付け!
ステップ1:家に持ち込むものを意識して減らす
まず最初に、「捨てる」ということをいったん忘れましょう!代わりに、今日から意識するのは「家の中にモノを入れない」ということ。これなら今すぐにでも始められますね。人が1日に10個のモノを家の中に持って入ってくるとすると、単純に月に300個、モノが増えます。今まで何気に持ち帰ってきていたモノを家の中に入れないように意識するだけで、月に300個のモノの要否を判断するという行為を省けるのです。
例えば我が家では、「どうしてもストローが1本必要!」というときに、100均で100本入りのストローを買うのではなく、コンビニでペットボトルを買ったついでに1本もらう、としています。これで、残った99本の収納場所を考えたり、ストローが家にあるということを覚えておく必要が無いのです。
まずは今から2週間、頑張って家にモノを入れないようにしましょう。
そもそも、1日の動作の中で、モノのために使っている時間がどれほど長いか、考えてみたことはありますか?
モノを買う
↓
買ったモノの封を開ける
↓
これをどこに置こうかな?どのタイミングで使おうかな?と考える
↓
モノを置くために収納グッズを買う
↓
モノを使う
↓
メンテナンスする
↓
壊れる
↓
捨てる
1日の動作の中で、モノのために使っている時間がとても多いということがおわかりいただけたでしょうか? 新しいモノが家の中に入ってこなければ、自由時間は確実に増えます。その時間を使ってステップ2へと進みましょう。
ステップ2:まずは冷蔵庫を片付けてみる
次に、生み出した自由時間を使って「キッチン」の片付けをしましょう。なぜキッチンなのかというと、家事時間の中で、食事にまつわる時間がとても長いからです。さらにそれを朝昼晩と1日3回行うと考えると、片付けた効果を実感できるのはキッチンに他なりません。
では、キッチンの中といってもどこから手をつけましょうか。私のおすすめは「冷蔵庫」です。
冷蔵庫を片付けると「賞味期限切れ間近の食品」が必ず出てきます。せっかく片付けをして出てきたギリギリ食べられる食材。あたりまえですが、「それを数日以内で食べるぞ!」と思うようになるので、その週は買い物に行く回数が格段に減るでしょう。
買い物をする時間というのは、移動時間や帰宅後に食品を冷蔵庫に入れる時間もありますので、実はとても時間がかかります。1日に1時間ほど自由時間が増えれば、ほかの場所を片付けるきっかけになりますね。
ステップ3:頭の中で片付けを完成させる
モノを片付けるときに、行動に移す前に「頭の中で片付けを完成させる」ことで、片付け時間をさらに短縮することができます。さきほどの冷蔵庫の例で言うと、冷蔵庫からすべてのモノを出してからモノの定位置を決めるのではなく、先に頭の中で冷蔵庫の中のモノをジャンル分けしてしまうのです。
これはぜひ紙に書き出してみてください。
- お弁当グッズ
- 晩酌セット
- 朝食セット
- よかったら食べてねゾーン
など、ご家庭に応じたオリジナルのジャンルを作るのがおすすめです。しかも、こうすることで、冷蔵庫に愛着が湧くから不思議ですね。
さらに、ジャンルごとに、「これは子供が取るから下の方に」だったり、「お酒は子供が間違って取らないように上に配置しよう」と配置も決めてしまいます。 参考までに、私が一緒に冷蔵庫をお片付けしたお客様の例が、以下の図です。 ここまでシミュレーションできれば、もう片付けは7割終わったといってもいいでしょう。あとは、冷蔵庫のモノを出し、自分で決めたジャンルに分けて所定の位置に戻すだけ。作業時間は半分以下になりますよ。
時間のない人ほど、ちょっとした空き時間に頭の中で片付けをしてしまうと、効率よく進められます。
「捨てるから始めない」お片付け・まとめ
片づける時間のないあなたには- ステップ1:家に持ち込むものを意識して減らす
- ステップ2:まずは冷蔵庫を片付けてみる
- ステップ3:頭の中で片付けを完成させる
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