長続きしない人はどうしてすぐに別れてしまうの?
せっかく恋人ができても1年以内に別れてしまうカップルは、少なくありません。どうして関係が長続きしないのでしょうか? 原因が自分にある場合もあれば、相手にある場合もあります。ただし、相手に原因がある場合でも、自分に「人を見る目がないこと」が問題であるとも言えます。長く付き合えない人の傾向としては、どんなものがあるのでしょうか? 今回、ご紹介する「4つの長く付き合えない人の傾向」に、自分が当てはまったり、また自分が好きになるタイプの人が当てはまったりすることはないか、チェックしてみましょう。
<目次>
長続きしない人1:付き合う前と後のギャップが大きい人
これは男性にありがちなことではありますが、付き合う前は女性に猛烈にアプローチをしていたにも関わらず、いざ付き合うことになったら、段々恋人をおざなりにしてしまう人は少なくありません。もちろん口説き落とすまでには、普通以上に無理をする必要はあるかもしれませんが、それでも、付き合ってからも恋人を大切にできないような人は、遅かれ早かれ、嫌気が差した恋人からフラれる結果となるでしょう。そんな人は、恋愛を長続きさせることはできません。
それ以外にも、例えば、「裏表のある性格で、“表向きの顔”はいい人だけど、“親密になった人に見せる顔”は、悪い人の場合」や「外では着飾っていても、住んでいる家はゴミ屋敷の人」、仕事がきっかけで知り合った場合は「ビジネスとプライベートではキャラが違う人」など、付き合う前に見せていた姿とのギャップがあまりに大きすぎると、フラれてしまう可能性はあります。
なぜなら、普段、あなたが見せている姿を見て、「素敵。付き合いたい」と思った相手が、そんな真逆の姿を見てしまうと、「こんなはずじゃなかった!(ダマされた!)」とがっかりするからです。
それで言うと、合コンや婚活パーティーでは、普段の自分とキャラを変えて、モテ女性、モテ男子風に装った状態で参加してしまう人も少なくありません。それだと、その偽りの姿を「素敵だ」と思う人と縁ができやすくなってしまいます。演じた自分を好かれても、関係は長続きしないものなので、あまり演じ過ぎない方がいいでしょう。
もちろん、なにも着飾らない状態で、そういう場所に参加していいわけではありません。でも、いい人、素敵な人を表面的に演じるよりは、もし、そういう人になりたいのであれば、本当にそういう人になれるようにがんばることの方が大切です。そうでなければ、いずれボロが出るので、意味がありません。
さらに、単にモテればいいわけではなく、ある程度、自分のキャラクターを理解してくれた上で「付き合いたい」と思ってくれる人を探した方が、幸せな恋愛ができるはずです。だから、出会う場所も、自分のキャラにあった場所にした方がいいこともあります。
結局のところ、自分自身を魅力的に成長させることはもちろんのこと、あなたらしさをOKと思ってくれるような人を見つけた方が、関係は長続きするのです。
付き合う前に、相手を見抜くには?
逆に、恋人に付き合う前と後で残念なギャップがあった場合は、どうしたらいいのでしょうか。正直言うと、付き合う前に見抜くのは、意外と難しいことかもしれません。だから、少なくとも、付き合う前のデートのときは、「相手は普段よりも、ちょっと無理して頑張っているんだ(=素の相手ではないんだ)」とは思っていた方がいいでしょう。もし、付き合ってからおざなりにするような相手であれば、きちんと話し合って、お互いが心地よく過ごせる関係を作っていく必要はあります。でも、それは、程度の差こそあれ、どのカップルにおいてもあることでもあり、関係を築いていくには大切な作業だと言えます。ギャップがあるか以上に、そのすり合わせの作業をお互いにできるかどうかの方が、大事なことなのです。
また恋人に対しての愛情が深ければ深いほど、そのギャップのある姿に対して、「自分だけに見せてくれる姿なんだ」と嬉しくなり、より愛おしく感じることもあります。そう思えるほどにまで、きちんと相手を好きになることも、大切なことですよ。
長続きしない人2:相手の欠点を受け止められない
恋人に理想を押し付け、相手が自分の思い通りに行動しないと許せない人は、関係が長続きしません。ある程度の年齢になったら、「他人はそう簡単には変わらない」ことを理解するのは重要です。だからこそ、恋人が変わることを望むよりも、相手の欠点に対応できるように“自分が”変わることが大切なのです。もちろん例外はあり、恋人の欠点が、DV、浮気癖、借金癖などであれば、直ちに関係を解消した方がいいです。また、ひどく束縛してきたり、理想を押し付けてきたりして、一緒にいると、自分らしさを失ってしまうのであれば、別れた方がいいです。
でも、そんな致命的なことではなければ、ある程度は、自分で対応できるようにならないといけないし、「人と深く付き合うということは、相手の欠点とも付き合うことなのだ」ということを理解しなくてはいけません。
相手にそんな欠点がありながらも、それ以外のところでは、一緒にいて楽しくて幸せな時間を過ごせるのであれば、そもそも完璧な人なんていないので、うまく付き合っていった方がいいです。
逆を言えば、そういった“寛容さ”を身に付けないと、今後、誰と付き合っても長続きしないでしょう。
長続きしない人3:マンネリに耐えられない人
長く付き合っていくと、「恋のドキドキ」から「愛の安らぎ」へと変わっていきます。関係が安定してくると、刺激を得ることは少なくなってしまいますが、それは決して悪いことではありません。でも、普段から、恋愛に人生の面白みを託してしまう人は、刺激がなくなってしまうと、「つまらない!」と感じてしまいます。
恋のマンネリを耐えられる人になる方法を1つ挙げるとすれば、「マンネリを悪いものだと思わないくらいに、日々、恋愛以外のものでワクワクしている人になること」です。そんな人になれたら、恋愛でドキドキする関係がずっと続くのは、むしろしんどいはずです。
逆に、「マンネリに耐えられない人」の見抜き方を1つ挙げるとすれば、「その人に、恋愛以外に夢中になれるものを持っているかどうか」は見た方がいいでしょう。
恋愛は手っ取り早く人生を楽しませてくれるものですが、人間は“慣れる”生き物なので、同じパートナーとずっとドキドキしてはいられません。それでも恋の刺激が欲しい人は、恋人を取っ替え引っ替えするしか方法はなくなってしまいます。
だから、もし恋人にするなら、何か夢があったり、好きなものがあったり、恋愛以外のことも面白がれたりする人を選んだ方がいいと思いますよ。
最後に紹介する人は、自分が結婚適齢期になればなるほど、当てはまることかもしれません。
長続きしない人4:一緒にいる未来が想定できない人
30歳を過ぎれば、独身者の多くは、“結婚を前提にした恋愛”を望むようになってきます。そんな中、「結婚願望がない人」は、恋人に「この先、付き合っていても意味がない」と思われてしまう可能性は高いでしょう。もちろん結婚がすべてではありませんし、結婚願望がない者同士であれば、長続きすることもあります。
でも、好きな人と付き合っているのであれば、関係性に進化を求める人は少なくありません。恋人同士から夫婦になり、いずれ子供ができたら、お父さん&お母さんになるような、そんな関係の変化を望むのは、ごく自然なことです。
結婚に対する価値観の不一致は、ある程度の年齢のカップルにとっては、大きな問題となるので、結婚に対して特殊な価値観がある人は、同じような価値観の人と出会わない限り、別れを繰り返す可能性は高いでしょう。
逆に、婚活中の人は、そういう相手だと分からないで付き合ってしまうことがないように、付き合うことになる前に、「結婚を前提に付き合ってくれるのかどうか」は、確かめておいた方がいいでしょう。
どんな人とも長続きすることが多い人とは?
ここまで、「長く付き合えない人」を4パターン紹介しました。今回、紹介したことを踏まえて考えると、自分が「付き合う前と後のギャップが少ない人」「相手の欠点を受け止められる人」「マンネリに耐えられる人」「一緒にいる未来が想定できる人」であれば、よほど恋人に問題がない限りは、長く付き合える可能性は高いのです。さらに、関係が長続きさせることができる人たちには、ある共通点があります。それは、「大らかでこだわりが少なくて、自立していること」です。
そういった人と付き合っていると、理想を押し付けられたり、期待されたりしないので、相手も居心地がいいものです。つまり、自分もこういう人になった方が恋愛はうまくいきやすいし、逆に付き合うなら、こういう人を選んだ方が長続きしやすいのです。
関係が長続きしないのには、必ず理由があります。今回紹介したことがクリアできる自分になって、また恋人選びのときには、そういう関係を長続きさせられる要素がある人を選びましょうね。
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