大人の愛し方とは?

大人の愛し方とは?

大人にしかできない「愛し方」がある

恋愛がうまくいかない人の中には、「(愛すべき)いい人がいない」なんて思っている人は、少なくありません。でも、もしかしたら、相手ではなく、自分の問題かもしれませんよ?まずは、自分が“愛せる力”を身に付けた方がいいのです。
 
「愛すること」は、言葉で言うほど簡単なことではありません。それは、「人として成熟した、大人でないとできないこと」だと言っても過言ではないからです。ちまたでは、愛を勘違いしている人も少なくありません。単に相手を「好ましく思う」「自分のものにしたいと願う」ことが、愛しているわけではないのです。

では、「人を愛する」というのは、どういうことなのでしょうか?今回は、3つの「大人だからこそできる愛し方」を通して、紹介していきます。
 

大人の愛し方1. 相手を見捨てない自分でいること

せっかく恋人ができても、気に入らないところがあると、すぐに別れ、他の人を探す人が少なくありません。人と深く付き合うというのは、「相手の欠点とも付き合っていく」ことです。さらに、交際するにあたり、面倒なこと、大変なことがあっても、それも受け入れる覚悟を持つことも必要です。
 
その思いがなくて、単に「好みのタイプだから」とか「気が合うから」というだけの軽い気持ちで関わっているだけであるなら、そこに愛は存在していません。
 
例えば、結婚を考えていた恋人が無職になったり、不治の病になったり、何かトラブルに巻き込まれたりします。それでも「見捨てられないな」って思えるかどうかは、重要なことです。
 
自分のメリットばかりを考えている人は、そんな恋人を捨てて、「もっと他にいい人がいるのでは?」と考えてしまうこともあるでしょう。もちろん結婚は生活なので、現実的な思考を持つことも必要です。

さらに、人それぞれに、人としての器の大きさの違いはありますし、能力の差もありますし、周りの人たちに「付き合っていたら、不幸になるだけだから別れなよ」なんてアドバイスをもらうこともあるでしょう。
 
それでも、「一緒にいたい」と思える愛情が、自分の内側に湧き出るのかどうか。それこそが、「自分に愛する力があるのか」が問われるものでもあります。
 
それは、相手うんぬんの問題ではないと言えます。自分にとってメリットがある人なら愛せて、そうでないなら愛せないなら、そもそもその人に、愛する力はありません。「自己愛の延長で、自分に都合のいい相手を求めている」だけだからです。
 
もちろん付き合って3カ月以内の浅い関係であれば、何かトラブルが起こったら終わってしまうことも少なくありません。でも、1年以上付き合っている相手に対して、そういった思いを抱けないようでは、ちょっと自分の“薄情さ”にも気付いた方がいいでしょう。
 
自分と相手の調子がいい時に楽しく過ごすことなんて、誰でもできること。でも、なにか問題が起こった時にでも、「大丈夫。傍にいるから!」って言えるかどうかが重要なのです。
 
ただ、先ほど、「人としての器と能力には個人差がある」とお伝えしたように、自分が1人で立てるような状態でないと、恋人と共倒れをしてしまうこともあります。だからこそ、「どんな状況になっても相手を見捨てないほどの愛情」を持てるようになるためには、ある程度、精神的にも経済的にも自立し、1人でも生きていけるくらいの状態であることが必要です。
 
それもあって、本当の意味で「愛すること」、さらに「愛し続けること」は、人として成熟した大人でないとできないことだと言えるのです。愛する力をつけるためにも、まずは自立をすることが必要不可欠なんですよね。
 

大人の愛し方2. 「放っといてあげる」ことも愛情

大人は「恋人を信じて、放っといてあげる」ことができる

大人は「恋人を信じて、放っといてあげる」ことができる

「相手に何かをしてあげる」ことばかりが愛情ではありません。相手を信じて放っといてあげることも、大切な愛し方です。
 
でも、これは大人でないとなかなかできないことかもしれません。なぜなら、若い頃は、「相手に必要とされる」ことを望むからです。
 
実は、「相手に必要とされたい」という思いは、相手への愛情というよりは、依存であることも多いものです。相手に必要とされることで、「自分は価値のある人間なんだ」と思いたいのです。
 
多くの人が「恋人を幸せにしたい」と思うものですが、もし「自分の力で相手を幸せにしないと意味がない」と感じる場合は、そこにあるのは、愛ではなく依存です。なぜなら、相手がどんな形であれ、幸せでいられることを喜べることが、本当の愛だからです。

もし、自分の手によってしか、相手が幸せになることを望まない場合は、単に「彼(彼女)にとって、自分は重要な人間なんだ」ということを証明したいだけだと言えるでしょう。それは、ある意味、自己満足のために“相手を利用している”とも言えるのです。
 
もちろん自己重要感を高めることは、生きる上で大切なことです。それが自己肯定にもつながり、生きていく自信を高めます。だから、「恋愛で自己重要感を高めてはいけない」と言っているわけでもありません。でも、そこにあるのは愛ではないことは、ハッキリ言いたいです。そんな“ニセモノの愛情”を向けられても、相手がしんどい思いをすることもあるでしょう。

特に女性の中は、恋愛を通して自己重要感を高めようとする人は、意外と多いものです。恋人に求められることで、「自分は価値のある魅力的な女性なのだ」と思いたいのです。

でも、自己重要感は、恋愛だけではなく、仕事や趣味などを通して色々な人と関わり合い、人の役に立つことで高めていくことも大切です。そうすると、むやみに恋愛だけで自己重要感を高めようとはしなくなります。だから、「恋愛だけにならず、自分の世界を広げていくこと」は、いい恋愛をするために重要なことなんですよね。
 
それで言うと、恋人を放っといてあげられない人の中には、依存体質の人も多いものです。恋愛は手っ取り早くワクワクさせてくれるものなので、暇でたいくつな時間を恋愛で埋めようとしがちです。

さらに、自分が自分で楽しませることができない分、恋人が自分のいないところで楽しんでいると嫉妬し、さらに「浮気しているのではないか」なんて余計な不安も抱いて、恋人を束縛する傾向があります。それでは、その恋を壊してしまうでしょう。
 
恋人からしてみたら、自分のことを信用してくれず、しかも楽しんでいる時間を邪魔する恋人なんて、たまったものではありません。

もちろん付き合うことを決めたのであれば、お互いにちょうどいい会う頻度を決めて、スケジュールを調整することは大切なことですし、それができない人は、問題があります。でも、必要以上に自分の自由を奪う相手と、関係を長く続けることは、誰にとっても難しいことです。多くの人にとって、自由の時間は必要であり、それがないと不幸だと感じてしまうからです。
 
相手は、あなたのために生きているわけではありません。恋人になろうが、結婚して家族になろうが、相手には相手の人生があり、あなたにはあなたの人生があります。

だから、自分の人生を快適にするために相手を利用しようとすることは、いいことではありません。お互いに基本的には自立し、その上で何かあった時には支え合うくらいの形にしないと、負担がかかり、遅かれ早かれ負荷がかかっている方が離れていくでしょう。だからこそ、「相手を自由にさせる」くらいの、大人の愛情を出せるようになることが大切なのです。
 

大人の愛し方3. 「愛されること」ばかり望まず「愛する」

愛されることばかり望まず、愛せる人に!

愛されることばかり望まず、愛せる人に!

自分ばかりが相手を愛していると、損している気分になる人は少なくありません。でも、その場合は、そもそも相手を愛しているわけではないかもしれません。本当の愛は「見返りを求める」ものではなく、無償だからです。
 
「愛する」ことよりも「愛される」ことばかり望む人は、利己主義であり、そこに本当の愛は存在しません。それは、愛は愛でも、自己愛です。
 
巷にある恋愛のノウハウの情報は、「愛されるため」のものが多く、「愛するため」の方法が紹介されているものが少ないありません。だからこそ、愛を勘違いしてしまう人も多いのかもしれません。でも、まずは自分がきちんと「愛せる人」にならないと、そもそもいい恋愛はできません。
 
誰もが見返りを求める愛情を押し付けられ、愛することを強制されたら、距離を空けたくなります。逆に、見返りを求めず、ただただ自分の幸せを願ってくれるような愛し方をされたら、そんな相手とはずっと一緒にいたくなるでしょう。

つまり、本当の愛情を抱ける人は、好かれる可能性は高まります。「愛する人は、愛される(愛されやすくなる)」ものなのです。誰もが本能で、“それが本当の愛かどうかを判断する能力”は少なからずあります。だから、自己愛を押し付けられると、違和感を覚える人もいますしね。愛を侮ってはいけないんですよね。
 
恋愛がうまくいかない人の多くは、相手の気持ちはお構いなしに、自分の要望を相手に押し付け、相手から愛を奪おうとしたり、自分の理想を押し付けたりしがちです。そんな人は、自分が心地よくなるために、相手を必要としているだけで、相手の幸せを考えているわけではありません。それでは相手のハートを掴むこと、そして掴み続けるのは難しいでしょう。

ただし、若い頃は、自分のことでいっぱいいっぱいなことも多く、自己中になりがちなので、独りよがりの愛情ばかり投げかけてしまうのも、仕方がないことだとも言えます。でも、大人になればなるほど、色々な経験をしてきた分、心に余裕が生まれ、自分の欲望も対してもコントロールできるようになり、視野も広くなってくるはずなので、より相手の気持ちを汲み取り、合わせられるようになってきます(※ただし、個人差はありますが)。
 
さらに、「愛を求めあって、奪い合う関係」「自分を犠牲にしてでも守りたくなる恋愛」など、いろいろな恋愛を通して、愛についても、もう少し理解が深まってくる人も多いもの。

その結果、「見返りを求める愛情は、愛でも何でもないこと」を心から理解できるようになった人は、自分自身も、人に「求める」よりも「与える」ことができるようになってくるのです。
だから、愛を与えられるようになるためには、ある程度の「経験」と「学び」が必要なのかもしれません。
 

愛せる人になるためには「人としての成熟」が必要

今回は、3つの大人だからこそできる「愛し方」を紹介しました。もし今、恋愛がうまくいっていない人は、今回紹介した「相手を見捨てない」「放っといてあげる」「愛されることばかり望まず、愛する」ことが出来ているかをよく考えてみましょう。
 
これらができるようになるだけでも、随分、恋愛が変わってきます。それは、本当の愛に近い行為だからです。精神的にも経済的にも自立し、愛の本質も理解し、“大人の愛し方”ができる人になりたいものですね。

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