省スペースボディをもつHDC-1.0 |
オンキヨーのオーディオPC
音響メーカーのオンキヨーから新しいPC、HDC-1.0が登場しました。前作のHDC-7は、Intel社のデジタルプラットフォームであるViivに対応するなど、TV録画機能を備えたものでした。これに対して、HDC-1.0はTV機能を省き、音楽機能に特化しているところが特徴です。
HDC-1.0のボディは、オンキヨーによるオーディオミニコンポのブランド、「INTEC」と同様のシルバー。デザインも同ブランド製品と共通性を持ち、サイズも幅20.5cm×高さ9.25cmというコンパクトサイズ。コンポ製品と並べても、まったく違和感はありません。
HDC-7と同様、ボディはアルミニウムでしっかりとつくられ、安っぽさは皆無。背面もオーディオ製品のようなわかりやすいレイアウトです。また、電源は、ノートPCと同様にAVアダプタが使われています。
HDC-1.0の背面はオーディオ製品に近い |
オーディオPCとして肝心なパーツであるサウンド機能には、同社のサウンドカード SE-90PCI のカスタム版を採用、独自のノイズ除去回路を使うことで、原音に近いクオリティで音楽を楽しめます。また、SE-90PCIは出力のみのカードですが、アナログ入力機能も付加されていますので、CD・MDプレイヤーからの曲取り込みも可能です。
リモコン操作で音楽を聴ける……>>NEXT |
CONTENTS
Page1:音楽のためのPC登場
Page2:リモコン操作可能なHDC-1.0
Page3:HDC-1.0の性能は?
Page4:HDC-1.0の内部を検証
Page5:その音質を体験