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検証!Mac Proは4CPUで激速(3ページ目)

MacのIntel社製CPUへの移行の最後を飾るのが、デュアルコアのXeonを2基採用したMac Pro。さっそく、そのパワーを検証してみました。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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FB-DIMM
メモリは2枚のライザーカード上に配置されている。左隣はCPUファン(クリックすると画像が拡大)

メモリはライザーカード上に

メモリは、本体下部、CPUの右側に上下2枚あるライザーカード上に設置するようになっています。メモリの規格は、高性能なFB-DIMMという新しいものを採用しています。

メモリ増設用のライザーカードは、左右にある穴に指を入れて引っ張り出せます。

FB-DIMM
メモリは高性能なFB-DIMM。メモリの幅が厚い(クリックすると画像が拡大)
FB-DIMMのモジュールは高価で、システムによって適合・非適合が非常に微妙です。アップルストアで注文すれば増設した状態で購入できますが、購入後に増設作業を行う場合は、動作検証済みの製品を購入するようにしましょう。検証済みのメモリは、グリーンハウスから発売されています。

また、FB-DIMMはデュアルチャネル対応なので、メモリの増設は同じ容量のものを2枚単位で行います。最大16GBまで増設できますので、映像編集やDVD作成などの重たい処理に最適です。

CPUの動作を確認する

さて、デュアルコア×2で4つのCPUコアを持つMac Proですが、それがどのように動作しているかは、[Processor Palette]で確認できます。[システム環境設定]→[Processor]で[Show control in menu bar]にチェックを入れ、メニューバーの右上にあらわれたCPUのアイコンから[Show Processor Palette]を選びます。

Processor Palette
4つのCPUコアが動作していることがわかる(クリックすると画像が拡大)


上のようなウィンドウで、CPUの動作がビジュアルにわかります。画像は、複数のメールアカウントによる、メール送受信中のCPUの動作です。作業が4つのコアそれぞれに割り振られていることがわかります。

なお、[Processor]では、1~3のCPUの動作を任意に停止させることができるため、電力消費量をコントロールできます。

その性能は……>>NEXT


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Page2:内部にも工夫がいっぱい
Page3:メモリも取りつけ簡単
Page4:激速ぶりを実感
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