その他の要注目機能
その他、外付けHDDには、RAID(レイド)機能をもつものもあります。これは、複数のHDDを組み合わせてアクセス速度を上げたり(ストライピング、RAID 0)、2つのHDDに同じデータを書き込んで、バックアップを自動化する(ミラーリング、RAID 1)などの機能です。複数のHDDを持つため、当然ながら機体は大きく、価格は高くなります。また、メーカーが独自に開発したセキュリティ機能や自動で電源をON/OFFできる機能、HDDの騒音を押さえる設計のほか、バックアップを自動化するソフトウェアが添付されている場合があります。
似たような性能・価格帯の製品から選ぶ場合、こうした付属価値を基準にしましょう。
筆者オススメの外付けHDDは、3.5インチ、7,200rpm、250GB以上の性能をもつものです。ただし、これはデジカメ画像や音楽ファイル、一般のオフィス書類を保存する用途のユーザー向け。録画したTV番組をバックアップしておきたいのであれば、300GB以上はほしいところです(バックアップ可能なのはアナログ放送のみ)。
また、インターフェースについては、バックアップ頻度が低いユーザーはUSB2.0、速度への「こだわり派」はeSATAを選びましょう。
夏のボーナス商戦で、量販店などでは外付けHDDの大量処分販売が予想されます。「タイムセールス」や「雨の日セールス」などで、さらに価格が安くなる場合もありますので、タイミングを見て購入しましょう。
関連サイト
●バッファロー●アイ・オー・データ
●ヤノ電器
●ロジテック
●ラシー
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