パリ/パリの美術館

パリの美術館、ガイドが選ぶおすすめ13軒&ギャラリー(4ページ目)

200以上もあるパリの美術館。世界規模級のものもあれば、小さな邸宅を使ったものまで、扱うテーマやアーティストもさまざま。その中でも絶対行っておきたい「マストな美術館」、興味がある分野なら訪れる価値大の「テーマ別美術館」、そして見逃せない展覧会が目白押しの「企画展専門美術館」の3ジャンルに分けてご紹介していきます。お気に入りの美術館に足を運んで、芸術の都パリを感じてください。【2018年最新情報】

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

期間限定の企画展を目当てに行きたい、パリの美術館

企画展のみを扱う美術館はいずれも期間限定の展示を見るために、休日などは行列ができるほどの人気になります。国家級に保護されている美術館の建物自体にも注目したいところ。期間中にどんな企画展が開催されているかは、各HPで事前にチェックしてから訪れましょう。

企画展1 グランパレ

grand palas

1900年のパリ博覧会のメイン会場として建設された (c) Paris Tourist Office - Photographe : Daniel Thierry



1900年のパリ万博で建設されたグランパレは、見事なガラスの天井ドームの美しさが有名で、建物自体を見学しに来る人もいるほどです。入場チェックが非常に厳しく、待ち時間が長いことでも有名な美術館では、近年では「ピカソと巨匠展」や「アンディ・ウォーホル展」が開催され大盛況でした。誰もが聞いたことのある有名なアーティストの展覧会の他、写真やデザインの企画展も頻繁に行っています。有名ブランドのコレクション会場にもなっており、美しい天井のガラス張りドームは必見です。

<DATA>
Grand Palais
住所:3, avenue du Général Eisenhower 75008 Paris(Googleマップ
最寄駅:Champs-Elysées Clemenceau(メトロ1、13)

企画展2 リュクサンブール美術館

リュクサンブール
幅広い時代の作品の企画展がいつも話題に

リュクサンブール公園の敷地内にあるリュクサンブール美術館は、アンリ4世の王妃マリー・ド・メディシスの命により建てられたという起源を持つ由緒正しい美術館。「モディリアーニ展」や「ミロからウォーホル展」など、人気のアーティストを扱ったものから、「ラファエロ展」「リッピ展」のようなルネッサンス時代のイタリア絵画展まで、幅広いセレクションが特徴です。

<DATA>
Musée du Luxembourg
住所:19, rue de Vaugirard 75006 Paris(Googleマップ
最寄駅:St-Sulpice(メトロ4)

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