GSX-Slim2520BPは、省スペースの薄型モデル |
MCJのTurbolinux FUJI搭載モデル
MCJは、これまでもLinux搭載モデルを意欲的に販売してきたメーカーです。新モデルは、Turbolinux FUJIを搭載するGSX-Slim2520BPです。GSX-Slim2520BPの本体形状は薄型デスクトップで、幅は88ミリ。机の上においても場所をとらない省スペースタイプです。
Linuxは、WindowsXPよりも遅いCPU、少なめのメモリでも安定して動作するところに利点があります。これは、PCの低価格化にもつながる大事なポイントです。Turbolinux FUJIは、Pentium III以上のCPU、メモリ64MB以上(256MB以上を推奨)を動作条件としています。Linux自身はもっと低い性能のPCでもきちんと動作するのですが、Turbolinux FUJIはWindowsライクなインターフェースを採用しているため、やや要件が高くなっています。
スペックは以下の表の通りです。Linuxの動作要件が低いために、標準的なWindowsXP搭載機よりも低めの性能になっています。ただし、DVD対応ドライブではなく、CD-ROMであるのは少し残念。この点は、ビジネスユーザー向けといえるかもしれません。
もちろん、MCJはBTO(Build to Order)に対応していますので、Webサイトで申し込めば、CPUのアップグレードやメモリの増量、コンボドライブへの交換などが可能です。
構成仕様・スペック
製品名 | GSX-Slim2520BP Turbolinux FUJIモデル |
価格 | 52,290円(税込み・予定) |
CPU | Celeron D 335(2.80 GHz) |
メモリ | 256MB PC-2100 |
HDD | 80GB(ATA 100) |
光学ドライブ | 52倍速CD-ROM |
ディスプレイ | 別売り |
グラフィック | Intel 845GV(メインメモリと共有) |
その他 | キーボード、マウス、USB×4100BASE-TX/10BASE-T対応LAN3年間・24時間電話サポートなど |
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