ひかりの恋愛コラム

男友達と一緒も楽しい!異性の友達を大切にする秘訣

今回は、「男友達がいることの楽しさ」と「友達でいられるための秘訣」を紹介します。「男と女の友情は成立するのか?」というのは、永遠のテーマではありますが、異性の友達、男友達と過ごす時間は、「同性の友達とは違う面白さ」があるものです。

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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男と女の友情は成立する? 異性の友達を作る秘訣とは

男友達と過ごす時間は、女友達とは違う面白さがある!

男友達と過ごす時間は、女友達とは違う面白さがある!

「男と女の友情は成立するのか?」というのは、永遠のテーマではありますが、上手に付き合える異性の友達がいると、人生は楽しくなるものです。
今回は、「異性の友達がいることの楽しさ」と「友達でいられるための秘訣」を紹介します。  

異性の友達がいることの楽しさ

異性の友達と過ごす時間は、「同性の友達とは違う面白さ」があるものです。人と人との組み合わせによって、その楽しさは変わってきますが、男友達を持つ多くの女性が感じている面白さは、下記と言えるでしょう。
 
(1)男としての意見が聞けるので、参考になる。
(2)友達とはいえ、若干でも“女性扱い”をしてもらえるので、「女性であること」を実感できる喜びがある。

 1つずつ、紹介していきます。

(1)男としての意見が聞けるので、参考になる。
やはり男性と女性では、考え方や価値観に違いがあることも多いもの。幼いころから、男の子と女の子では教わることが違うことも多いですし、シンプルに体の構造が違うから、それに伴う思想が変わってくるところもあるでしょう。
つまり、男性の気持ちを女性が“自分のものさし”を持って考えたところで分からないことが多々あるのです(逆も、然り)。
だからこそ、男としての意見を率直に教えてくれる友達は、自分の思想の幅を広げるために重要な存在となります。これが恋人となると、「さすがにここまでは、女性に男の本音は言えない」ということも出てきます。でも、友達なら言ってくれるところもありますしね。
 
(2)“女性扱い”をしてもらえるので、「女性であること」を実感できる喜びがある。
相手が男性だからこそ、“女性扱い”をしてもらえることも多いもの。なんだかんだ言って、「自分が女性であることを実感できる」ことは、女性にとって幸せの瞬間でもあります。
 
「それでは、“男女の友情”と言えないのではないか?」なんて思う人もいるかもしれませんが、相手が異性なのに、同性と同じように付き合うのは、逆に不自然なことです。性別が違うことを意識し過ぎると、逆に「同性と同じようにしよう」なんて考えがちですが、そんなことは所詮、ムリなことなのです。
性別に限らず、年齢が違っても、相手への応対が変わってくるのは当然のこと。性別の違いばかりにこだわっても仕方がありません。逆にその違いも楽しめるくらいでないと、男女の友情を維持するのは難しいと言えるでしょう。
 
異性の友達を持つと、楽しいことがあるのだとしても、現実的には「男女の友情を維持する」のは難しいところもあります。異性と「友達でいられるための秘訣」とは何でしょうか?
 

男友達と友達でいられるための秘訣

依存しない関係でいることは大切!

依存しない関係でいることは大切!


男性と女性が友達関係を維持するのは、意外と難しいものです。場合によっては、男性と友達になりたくても、相手には異性としてしか見てもらえなかったり、気の緩んだ瞬間に一線を越えてしまって友達にも戻れなくなってしまったり……なんてこともあるでしょう。
「男性と友達でいられるための秘訣」は何でしょうか? 6つのポイントを紹介します。
 

1:お互いに「男と女の友情は成立する」という価値観を持っている

お互いに「男と女の友情は成立するものだ」という価値観を持っていないと、男女の友達関係は成立しません。まずは自分がそう思える人であることは前提で、同じような感覚の異性と出会わないと、友達になるのは難しいでしょう。いくら自分が友達になりたくても、相手がそういった価値観を持っていなければ、変えることは難しいですしね。
また、男性の方がまだ若く、血気盛んで、「女性であれば、誰とでもHしたい」くらいに性欲を持て余しているときは、友情を維持するのは難しいこともあります。
 

2:お互いに相手に対して恋愛感情はない

どちらかに恋愛感情があれば、それは「友達関係」ではなく、「片思い」です。そんな切ない関係を維持し続けると、精神的にも大変なので、「付き合う」か「距離を空けるのか」のどちらかを選んだ方がいいこともあるでしょう。
ただし、これは原則的に、という話でもあります。もし“見返りを求めない愛情”と“関係を深めないでいられる理性”を持ち合わせている人であれば、友達関係は可能でしょう。「どちらか一方が相手を求め、求められた方がその思いに応えられない状態」というのが、お互いに精神的な苦痛を感じさせ、関係を壊すからです。
でも、そこまでメンタルが強くて、大きな愛を抱ける人は、それほど多くはないので、基本は避けた方がいいし、友達になるにしても、一時期、会わない時間を空けて、気持ちをクールダウンさせてからにした方がいいでしょう。
 

3:会わなくても平気な間柄である

これは特に、女性側にとって重要なことかもしれません。寂しさの余り、男友達を“彼氏代わり”にしようとする人は、まず、これができません。
男女の友情を保つためには、「自立していること」が重要です。相手に依存をしたり、足りないものを一方的に補ってもらおうとしたりする関係では、いい友情は築けないのです。基本、男女の友情では、男と女の違いがあれども、お互いに「フェアな関係だ」と感じられていることが大切なのです。
 
また、どちらか、もしくは両方にパートナーがいるのに、異性の友達の方を優先するのは避けた方がいいでしょう。本来、自分と一番心が近い存在はパートナーであるべきですし、そうでなければ、パートナーだって面白くないでしょう。
お互いにパートナーの方を優先しても、ヤキモチなんて焼かずに、「そりゃ、当然でしょう!」と思えるくらいの間柄と距離感であることは大切ですよ。
 

4:距離感を保っている

先ほど、「相手が異性なのに、同性と同じように付き合うのは不自然なこと」だとお伝えしたように、相手が異性であればなおさら、「物理的な距離を保つ」というのは重要なことです。若い頃は特に、その気はないのに、性欲だけが独り歩きしてしまうこともあるかもしれないですしね。
 
もし、相手が「友達」だと言っておきながら、肩を組んできたり、やたらボディータッチをしてきたりする場合は、ご注意!「友達だと思わせて安心させておきながら、あわよくば…」と思っていることもあるからです。
 
また“精神的な距離感”も重要です。毎日、LINEでお互いの状況を報告し合うような関係では、心の距離が近すぎます。そこには“精神的な依存”が発生しているし、自立できていない分、距離感を誤ってしまい、そのうち友達関係が壊れるでしょう。
 
お互いに友達関係を維持しようと思うからこそ、むしろ近づきすぎずに「物理的にも精神的にも、距離を保つこと」に気を付けるもの。それができない場合は、どちらかが“友達以上の関係”を求めている場合もあるかもしれません。
 

5:話すことで向上し合える関係であること

話すことで向上し合える関係であることは大切!

話すことで向上し合える関係であることは大切!

これは異性の友達に限らず、同性の友達であっても大切なことではありますが、逆にこれがなければ、お互いに“会っている意味”を感じられなくなることもあるでしょう。
一緒にいて楽しいことはもちろんのこと、話すことで何か発見があったり、刺激し合えたりする相手だからこそ、忙しくても時間を作って会いたいと思えるのです。つまり、男女の友情では、“恋愛における愛情”の代わりに、“相手をリスペクトする感情”は必要なのです。
 
もし異性の友達を作りたいときは、色々なものを吸収して、前回、会った時よりも少しでも成長している自分でいることは、大切なことですよ。
 

6:お互いに異性に対してだらしがなくない

やはり同じ女性として、“女性を弄んでいる男性”は「女の敵」と見なすため、友達になろうとは思えないことでしょう。それは男性も同じです。男性を都合よく扱っていたり、浮気や二股をしているような女性だったら、同じ男として許せなくなるところもあるものです。
 
また、これに繋がることと言えば、「男尊女卑」の価値観を持っている男性とは、女性は友達にはなりたくありません。男女の友情を築けるような人であるためには、「男だから」「女だから」ではなく、性別は関係なく、“人を尊重できる気持ち”が大切なのです。
 

男友達と友達でいられるためには、精神的に大人になることが大事!

ここまで、「異性の友達がいることの楽しさ」と「友達でいられるための秘訣」について紹介しました。個人的な感覚で言うと、男と女の友情では特に「自立しないで、相手に依存してしまうこと」「友達としての距離を保てない」ことで、壊れていくことが多いように思えます。これは、お互いが精神的に大人にならないとできないことなので、意外とハードルは高いのです。
また、相手が異性であろうが同性であろうが、月日によって人は変わっていくからこそ、時に気が合わなくなることもあるので、単純に友達関係を維持しつづけることというのは、意外と難しいことでもあります。
だから、「異性と友達でい続ける」というのは、言葉で言うほど、簡単なことでもないかもしれません。
 
また、人との出会いに最終的に必要なものは、「ご縁」です。「異性の友達を作ろう!」と思ったところで、簡単にできるわけでもありません。また、相手に「今日から友達ね!」と言ったところで、本当に心から友達になれているか、というとそんなことはなく、長い月日をかけるからこそ、より友達関係が確立してくることもあります。

ただし、少なからず自分自身が、ここで紹介した「友達でいられるための秘訣」の6つができるようになっていたら、同じく“男女の友情が成り立つような相手”と出会ったときには、友達になれる可能性は高いでしょう。
 
またこの6つのポイントは、異性の友達に限らず、「同性の友達との関係を維持する」ときにも大切な要素が詰まっています。特に同性同士の場合は、距離が近すぎると、お互いを比べ合って嫉妬してしまい、関係が壊れていくことは多々あるものですしね。
 
友達は、自分の人生を豊かにしてくれる大切な存在です。今回の6つのポイントを、いい人間関係を築くための参考にしてみてくださいね。
 
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