水切りの手間から開放してくれる珪藻土の包丁スタンド
毎日使う包丁の置き場、どうしていますか?多くの方は、使ったら洗い、ふきんで水気をとってから包丁スタンドに入れる、ということが多いと思います。私も同じです。
我が家の場合、システムキッチンのドア部分に包丁スタンドがついているので、余計に「キレイに拭かなくちゃ!」という気持ちがありました。衛生面が気になりますし、水滴が落ちてしまうのも嫌だったからです。
その一方、「水滴を拭き取るのが面倒だな」と感じることも。私は冬場には手荒れ防止のためにビニール手袋をして家事をしているのですが、包丁をすーっと拭いた後で、手袋の指の部分が切れていたことが何度もありました。下ろしたてのビニール手袋が破れたときには、「あ~あ」と思ったものです。
そんな面倒さから開放されたのは、「濡れたままでもOKな包丁スタンド」を使うようになったからです。
私が今使っている包丁スタンドは、珪藻土商品で有名な「soil」のもの。珪藻土は吸水性と放湿性に優れており、我が家でもバスマットで取り入れていました。珪藻土はお風呂上がりの水気を良く吸い取ってくれ、気づけばバスマットはちゃんと乾いています。
それと同じことが今回の包丁スタンドでも言えるのです。
置き場所には配慮が必要
この包丁スタンドは、写真でもわかるように包丁が完全に隠れるわけでも、固定されるわけでもありません。立てて使うことができないので、包丁を「置く」という感じです。
そのため、小さいお子さんがいるご家庭では、子どもの手の届かない場所、引き出しの中など置き場所には配慮が必要になります。あとは、コンロの近くもオススメできません。調理のときに移動させるならいいのですが、置いたままにすると油がはねることもあります。それが珪藻土の包丁スタンドにつくと、汚れにつながってしまいます(やはり油は吸い取らないようです)。
対応している包丁は刃渡り20センチまで。このサイズ内であれば、溝のところに包丁の刃が収まるので、安全性が高まります。溝は2つあり、深さは約2.5センチです。
20センチを超えてくると溝にすっぽり入りません。そのため、包丁の先部分を溝に入れても、柄に近い方はちょっと出てしまいます。先端部分が出ているわけではないので、子どもがある程度大きければ、危険性は低いのではないかと考えています。
自然の力を使ったグッズの進化に期待
珪藻土を使った生活用品はかなりの種類が出ていて、特にバスマットを使っている方は多いかもしれません。他にもコースターや傘立て、それにフードコンテナも。
珪藻土自体は、昔から使われていたのかもしれませんが、知名度を上げたのはここ数年のような気がします。今はまだ種類は少ないのですが、自然の力を使った便利グッズは、まだまだ進化しそうな予感です。
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