●ネットワークはLANかモデム
今どきはネットワーク接続しないパソコンの方が珍しいくらいです。ADSLなどのブロードバンドならLANケーブルを、モデム接続の場合は電話線のモジュラージャックを接続します。電話のモジュラージャックは6線、LANケーブルは8線と信号線の数は異なりますが、コネクタの幅が異なるだけで高さは同じです。よってLANコネクタにはモジュラーケーブルが刺さってしまいます。最近のパソコンはモデムが搭載されたモデルが減りましたのであまりそういうトラブルは起きなくなっていると思います。万一、間違えて差し込んでしまっても外すことも出来ますし、普通は機器を壊してしまう心配も少ないです。
●スピーカ、テレビアンテナも繋ぎましょう
パソコンのサポートセンタに来るトラブル問い合わせの中で、「音が出ない」というものは結構比率が高いものの一つです。このトラブル、スピーカを接続しなければならないという単純なものなのですが、結構見落としがちです。会社で仕事にパソコンを使っていると邪魔になる、或いは仕事に音はいらないとスピーカを接続しないケースも多い様ですが、筆者は音を出すようにした方がよいと常々思っています。ヘッドホンに使われているミニステレオプラグが両側に付いたケーブルがスピーカケーブルです。ちなみにコネクタの色は緑です。
テレパソ(という言葉もちょっと古い?)であれば、アンテナケーブルも繋ぎましょう。アンテナケーブルも同軸ケーブルというものですが、付けられているコネクタはF型接栓(せっせん)です。金属製だったりL型や丸型のプラ製と様々な形状があります。こちらは色の規定が無く、特に色は付けられていません。
●最後に電源ケーブルを
電源ケーブルは最後に接続しましょう。電源のトラブルは発火などの危険も考えられるためです。パソコン本体側は台形の3端子ソケットで、コンセント側は2端子の普通のプラグと3端子の2種類があります。コンセントが3端子なら3端子のプラグがそのまま使用出来ますが、ちょっと古い家庭では2端子の事が多いと思います。電気店などに頼んで出来る限り3端子コンセントを付けるようにしましょう。
●その他のケーブルは?
以上で必要なケーブルがすべて接続出来ました。パソコンに接続するのは他にプリンタやスキャナ、デジカメ、ビデオなど、様々な機器があります。これらの機器の多くはそれ専用のドライバをインストールする場合が多いですが、USBやIEEE1394端子を使うことが多く、プラグアンドプレイで接続、切り離しが可能ですから、いつでも接続出来ます。外付けHDDや光学ドライブ、デジカメのメモリリーダなどのディスク系機器は、取り外すときタスクトレイ上の「ハードウェアの取り外しまたは取り出し」アイコンをクリックして取り外す必要がありますので注意しましょう。
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