定番観光スポット2 - ハーバーブリッジからの眺め
もうひとつのランドマーク「ハーバーブリッジ」。パイロンと呼ばれる花崗岩の頑強な柱に支えられた美しいアーチ型の橋です。この橋の上から見るシドニー湾はまさに絶景!徒歩で渡ることもできるし、橋の上部に登る「ブリッジクライム」というツアーも人気。ですが、橋を支えるパイロンにも展望台があり、A$10以下で絶景を楽しめる超おすすめスポット。
歩いて渡る場合はもちろん無料。ただし、橋の長さは端から端まで503mあり、橋部まで登る階段もあるので最低でも15~20分、ゆっくり景色を眺める時間を考慮すると30分はみてくださいね。
■ハーバーブリッジ・パイロン展望台
料金:大人/A$9.50、子供/A$4
オープン:毎日10:00~17:00
休み: クリスマスデー
定番観光スポット3 - ロックス歴史地区
シドニー発祥の地でもある「ロックス歴史地区」は、湾内フェリーや国際客船等が発着する海の玄関口サーキュラーキーの西側に位置しています。1788年に英国からの移民団が最初に上陸した場所として、ここからシドニーの街が形成されていきました。ロックスは白人入植当時からの歴史的な建物や石畳の小道がそのままに残り、そぞろ歩きが楽しいところ。週末には、お土産探しにもぴったりなマーケットも開かれます。
歴史的な建物のほとんどは、ショップや飲食店等になっているので、気軽に立ち寄ることができます。お店に入って一息ついていると、ふと昔の時代にトリップしたような錯覚に陥ってしまうかもしれませんよ。
定番観光スポット4 - マーティンプレイス&GPO
ビジネス街としてのシドニーの中核をなす「マーティンプレイス」。シティを東西に貫く歩行者天国状の目抜き通りのひとつですが、石畳になっていて四季折々の花々が咲く花壇や水のモニュメントがあり、どこか広場のような雰囲気。ここを基点にすれば街の概要も掴みやすいはず。道の両サイドには歴史的な建物がずらりと並び、中でも一際目立つのが19世紀のコロニアル建築を代表する旧郵便局の建物「GPO(General Post Officeの略)」。ネオクラシカル調の外観と時計台、内部の螺旋階段等、優雅なビクトリア時代の雰囲気をそのままに残しています。現在は飲食店やブティック、5ツ星ホテルのウェスティン・シドニーになっているので、いつでも自由に見学できます。
またマーティンプレイスは、映画ファンにとっても見逃せない場所。というのも、「マトリックス」や「スーパーマン・リターンズ」をはじめとする数々のハリウッド映画のロケ地としてよく利用されているのです! シドニーを訪れる前、または帰ってから、映画の中のマーティンプレイスを探してみるのも面白いですよ。
■GPO(旧郵便局) / ジー・ピー・オー(英語)
1 Martin Place, Sydney NSW 2000
電話:(02) 9229 7700(代表)
オープン:基本的に24時間。ショップやレストラン等は店舗によって異なる。
定番観光スポット5 - QVB(クイーンビクトリア・ビルディング)
シドニーの歴史的建造物の中でもかなり見応えあるのが「QVB」。現在はショップや飲食店等が入った“世界で最も美しいショッピングセンター”として、観光と買物が一緒にできる一石二鳥スポット。19世紀に市場として建てられたゴシック・ロマネスク調の建造物は、当時の流行建築を今に伝える貴重なものです。ドーム状の屋根や優美な曲線を用いた外観、内部のモザイク床やステンドグラス窓、クラッシックなエレベーター、曲線が美しい階段等、細部まで当時の粋を感じる造りになっています。それから、重さが4tもあり高さ10mという「グレート・オーストラリアン・クロック」と呼ばれる世界最大の吊時計と毎正時になると人形が英国史を演じる仕掛け時計の「ロイヤル・クロック」も見逃せませんよ!
店舗のオープン時間は、誰でも自由に利用・見学可。またQVBの隣には、現役の市庁舎である19世紀ビクトリア・バロック調のタウンホール(市庁舎)もありますので、こちらもお見逃しなく。2009年末まで改修工事のため一般の立入りはできませんが、普段は中に入ってコンサートホール等を見学することができます。
■QVB (クイーン・ビクトリア・ビルディング)/ キュー・ヴィー・ビー(英語)
455 George Street, The Rocks Sydney 2000
電話:(02) 9264 9209(代表)
オープン:基本的に(月)~(水)、(金)、(土)9:00~18:00、(木)9:00~21:00、(日)祝祭日11:00~17:00 ※各店舗によって多少異なる。レストランは夜遅くまで営業。
休み:主な祝祭日 ※各店舗によって多少異なる。