シドニーの魅力と観光名所

港に立てば、爽やかな風が感じられる

港に立てば、爽やかな風が感じられる

晴れた日の海風が最高に気持ちいい。オーストラリア最大の人口を有する都市、シドニー。石造りの建物などかつてのイギリス文化もまだ色濃く残しながら、中心部の金融街には高層ビルが数多く建ち並ぶ。ショッピングエリアでは常に最新のトレンドが発信されており、人を飽きさせない。言わずと知れたオージービーフに新鮮な魚介類、ワインのみならずクラフトビールまで、舌でも十分楽しめる街だ。

観光スポットでまず思い浮かぶのがシドニー・オペラハウス。ポストカードなどで一度は目にしたことがあるかもしれない、まさにシドニーを象徴する建物と言っていいだろう。近くにはハーバーブリッジも望むことができ、海辺の街ならではの爽快な風景が広がる。この2つはマストで訪れたい場所だ。

瀟洒な内装のQVBではショッピングが楽しめる

瀟洒な内装のQVBではショッピングが楽しめる

ショッピングを楽しむならジョージストリート。なかでもQVB(クイーン ヴィクトリア ビルディング)は流行のハイファッションからお土産物の雑貨やチョコレートまでなんでも揃う。南半球で2番目の高さを誇るシドニータワーを見に行くのもいいし、その近くにあるハイド・パークの芝生で寝そべり、休憩するのも一興。およそ1日もあれば市内の観光スポットを回ることができるだろう。そのほか、時間に余裕のある人には、コアラやカンガルーに会えるタロンガ動物園や、中心部から少し離れるが、サーフィンのメッカ、ボンダイビーチもおすすめだ。

と、観光地を挙げ始めるとキリがないのだが、ここはあえてシドニーで「今」だからこそ注目したい2つのことを紹介したい。


テクノロジーの最先端が体験できる、シドニーの今

オペラハウス

年間で820万人の観光客が訪れる、シドニーのアイコン

ひとつめは冒頭にも挙げたシドニー・オペラハウス。1973年に竣工し、2007年に世界遺産として登録された。いまやシドニーのみならずオーストラリアのアイコンとも言える建物で、毎年約820万人もの観光客を魅了している。同施設のツアーガイドによれば「常に質の良い体験、サービス、パフォーマンスを提供し続けなければならない」のだという。

メインホールのLED照明

メインホールのLED照明

施設全体を恒常的にアップデートしていくのは、このオペラハウスの使命。身近な例で言えば、メイン会場の電球ひとつをとってもそうだ。現在ではLED電球を使用しているが、世界遺産登録当時の基準を満たすため、かつての電球の明るさとまったく同じ照度のLEDを特注したという。それだけではない、日々進化し続けるテクノロジーを積極的に取り入れることにも余念がない。その一環が、2015年にインテル社との提携で刷新された「Intel Broadcast Studios(インテル ブロードキャスト スタジオ)」だ。

インテルの最先端が詰まったスタジオ

インテルの最先端が詰まったスタジオ

Shane Johnson氏

Shane Johnson氏

このスタジオでは、オペラハウスの6つの会場でとりおこなわれる公演の配信やレコーディング作業が、よりスムーズによりクリエイティブに最適化される。「その場にいなくとも、この世界遺産での公演を、ライブストリーミングを通して世界中のオーディエンスと共有できるようになる」とオペラハウスの広報責任者Brook Turner氏も期待を隠さない。

Intel史上最高峰の新世代プロセッサー

Intel史上最高峰の新世代プロセッサー

実現するのはIntelの最新テクノロジー。Skylakeと呼ばれる第6世代インテル®Core™プロセッサーがその目玉だ。このスタジオのマネジャー、Shane Johnson氏によれば、「スタジオを使って、アーティストや学生たちとのコラボレーションも推進していきたい。また、今後、オフィシャルYouTubeではオペラハウスで行われるさまざまなイベントや公演を随時配信していく予定」とのこと。同社副社長のGregory Bryant氏も「世界遺産シドニー・オペラハウスとの取り組みは、インテルの中でも重要なプロジェクトのひとつ。アートと技術のコラボを積極的に推進し、未来に向けて新たな価値を創造していく」と語る。今後の動きに要注目だ。

ある日の舞台裏側。ステージ衣装が所狭しと並ぶ

ある日の舞台裏側。ステージ衣装が所狭しと並ぶ

このほかオペラハウスでは舞台の仕掛けやライティングなどでも様々なアップデートが行われているので、シドニーを訪れたならぜひ演目鑑賞してみてほしい。きっと最先端で最高の舞台に出会えるだろう。

>>シドニー・オペラハウス 公式サイト(英語)
>>シドニー・オペラハウス 公式YouTube(英語)


南半球最大級の光と音楽の祭典 Vivid Sydney

もうひとつ注目したいのが、こちらも最先端のテクノロジーを使ったイベント「Vivid Sydney」だ。2009年に始まった街をあげてのイベントで、近年では「光と音楽」をコンセプトに、斬新でアートな催しをたくさん用意している。(開催は毎年、南半球の冬。日本とは季節が真逆)

Vivid Sydneyについて語るIgnatius Jones氏

Vivid Sydneyについて語るIgnatius Jones氏

5月に実施された2015年は、前述インテル社の協力を得て最先端のテクノロジーを駆使し、さまざまな仕掛けを展開。シドニー・オペラハウスのプロジェクションマッピングや街中の照明インスタレーションなど、アートと技術を融合させ、全方位のエンターテインメントを披露した。同祭典のクリエイティブディレクターを務めるIgnatius Jones氏によれば「インテルの新世代プロセッサーなど、テクノロジーの進化によって表現の幅は広がり続けている。今年も約170万人が訪れ、盛況のうちに幕を閉じた」という。


シドニーの冬の名物として定着しはじめたVivid Sydney。今後もテクノロジーの発達とともに進化を遂げ、観光客を楽しませてくれるはずだ。

>>Vivid Sydney2015 公式サイト(英語)


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