自然観察にはうってつけ!埼玉の武蔵丘陵森林公園
武蔵丘陵森林公園は1974年7月22日に明治百年記念事業の一環として、国内初の国営公園として開園しました。304ヘクタールの広大な丘陵地を整備し雑木林を中心に、池沼、湿地、草地など多種多様の環境を備えています。園内には数え切れない種類の動物や植物が見られ、自然観察にはうってつけの公園であるばかりでなく、子ども達用の多彩な設備がとても充実し、誰もがアウトドアを楽しめる公園となっています。<目次>
- 園内の移動方法 バスやサイクリング
- 西口エリア(水遊び場・冒険コース・モリモリボール)
- 南口エリア(ぽんぽこマウンテン・運動広場・花畑・花木園)
- 中央口エリア(植物園・ハーブガーデン・彫刻広場)
- バーベキュー場・レストラン
- 基本情報(営業時間や入園料、アクセスや駐車場)
園内バスやサイクリングが快適!広大な園内を移動する方法
公園の敷地面積は、東京ドーム65個分に相当します。園内を徒歩で巡ることは不可能です。園内の移動には園内バスを利用するかサイクリングが便利です。園内バスは大人1回210円で、園内の主要なスポット8ケ所で乗り降りできます。 サイクリングの場合は自分の自転車の持ち込むこともできます。また、南口、中央口、西口の近くのサイクリングセンターがあり、大人1日乗り放題520円で自転車の貸出を行っています。全長約17キロのサイクリングコースを走れば、園内のどこへでも行くことができます。 事前予約と参加費8000 円が必要ですが、珍しい乗物のセグウェイでのツアーの企画もあります。好みの移動方法を選べば、エリアごとに設置された特徴のある施設を効率的に巡ることができます。アスレチックが充実!西口エリア(水遊び場・冒険コース・モリモリボール)
西口ゲートからまっすぐに進むと水のオアシスが広がります。2500平方メートルの巨大なじゃぶじゃぶ池を備えた水遊び場です。例年4月下旬から9月中旬まで営業しており、ゴールデンウィークから夏休みまで連日、子ども達が水しぶきをあげています。 水遊び場の北に接する冒険コースには、スケールの大きなアスレチックコースがあります。一周するだけでも1時間前後の時間を要します。雑木林の中に24種類の木製遊具が設置されています。 水遊び場の南に接する西口ひろばでは、自分の体より大きなモリモリボールを芝生の上で、ゴロゴロ転がしながら走りまわる子どもで溢れます。 西口ひろば花畑では、春になるとネモフィラが一斉に花開きます。GWにはポピーの花畑も!南口エリア(ぽんぽこマウンテン・運動広場・花畑・花木園)
南口エリアの名物施設は、ぽんぽこマウンテンです。約1000平方メートルの日本一大きなエアー・トランポリンです。マットの弾力性をいかして、ジャンプの高さを競い合う親子の姿をよく見かけます。 ぽんぽこマウンテンを囲む運動広場は、約6万4000平方メートルの広さをもつ園内最大の芝生広場です。どこを走り回っても他の人にぶつかる心配はありません。まぶしい太陽の光を浴びた後は、広場の隅のドリームハウスで休むことができます。テントを持参すれば自前の休憩場を設けることもできます。 運動広場の北側にはポピーの花畑があり、例年5月頃に鮮やかな花の色で包まれます。運動広場の南側の花木園には桜や梅のエリアがあり、季節の彩りに包まれます。中央口エリア(植物園・ハーブガーデン・彫刻広場)
西口、南口とは異なり中央口エリアには落ち着いたムードが漂います。植物園やハーブガーデンでじっくりと自然観察をしたり、彫刻広場で森の緑に浮かび上がるアート作品を鑑賞することができます。バーベキュー場・レストラン
広大な公園内では一日飽きることなく遊ぶことができます。朝から行くとランチタイムには腹ごしらえをしたくなります。弁当とシートやテントを持参すれば、思い思いの場所で食事をすることができます。またバーベキュー場、展望レストラン、中央レストランや売店を利用することもできます。 ■武蔵丘陵森林公園住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920
TEL:0493-57-2111
営業時間:<3~10月>9:30~17:00,<11月>9:30~16:30,<12~2月>9:30~16:00)
定休日: 12/31,1/1,1月の第3・第4月曜日
入園料金:<大人>450円,<中学生以下>無料
アクセス: 【電車・バス】東武東上線森林公園駅より立正大学行きまたは熊谷駅南口行きバスで約7分滑川中学校停下車、徒歩約5分,土日・祝日には直行バス運行;【車】関越道東松山ICから県道47号経由約6km10分
普通車駐車場:南口543台,中央口261台,西口579台,北口260台(620円)
サイト:公式ホームページ
地図情報:Googleマップ