食材を切るのは包丁だけではない
子どもの頃から、料理のときには包丁を使うものだと思っていました。母が包丁で野菜や魚、肉などを切っていて、それを見ていたからです。なので、大人になって自分で料理をするときも、当然使うのは包丁。でも、包丁の場合、どうしてもまな板を汚してしまいます。特に梅雨時期や夏場は衛生面が気になっていたのですが、今年は大丈夫そうです。それは「切れ味抜群のキッチンバサミ」を使っているからです!
調理の手間を省いてくれるキッチンバサミ
鳥部製作所のキッチンスパッター
たとえば「ニラ」。これまで、洗って包丁で切ると、水分のせいでニラがまな板にくっついていました。特に細かく切ったときには、それを集めるのも手間です。
あとは、肉類。私は鶏の胸肉を使うことが多く、包丁で切ったときまな板に肉がつくのが気になっていました。
これが「キッチンスパッター」を使うと、スパスパと手軽に野菜をカットでき、肉の脂身や筋をキレイに切り取ることもできます。しかもボウルの上やトレイの上で作業ができ、まな板いらずで洗い物も減らせます。
切れ味が良すぎるので扱いには注意
「キッチンスパッター」で肉類を切って感じるのは、その切れ味の良さです。本当に抵抗なく切れるので、ちょっと危ない面もあるかもしれません。大人ならば大丈夫でしょうが、子どもが扱うのはあまりオススメできません。工作バサミより断然切れ味がよい上に、包丁とは使い勝手が違うのです。小さい子どものいる家庭は、保管場所にも注意してください。
分解可能で全体をキレイに洗える
簡単に分解できるので、隈無く洗える
肉をハサミで切る、というと衛生面が気になる方も多いでしょう。
ここで、このハサミのもう一つの特長が活きてきます。「キッチンスパッター」は、「分解可能」なのです。ここは、私自身が購入の決め手になったくらいの見逃せないポイントです。
通常のキッチンバサミの場合、丁寧に洗うといっても、刃を最大限に開くしかありません。重なっている部分は洗えないし、わずかな隙間の洗い残しが出てきます。衛生面を考えると、頻繁に買い替えるしかないのか……と諦めていました。
その点、この「キッチンスパッター」は刃が2つに分解でき、隙間をつくることなく隅々までキレイに洗えます。分解するのはとても簡単。刃を開いてカチっ外すだけ。付けるときも、裏側のボタンを押しながらはめるだけなので、力は要りません。
感動物!ふわふわのパンをつぶさずに切れた!
私が最も感動したのは、パンを切ったときでした。私は自宅でパンを焼くのですが、パン切り包丁で切ると、どうしても切った部分がつぶれてしまいます。パンが柔らかければ柔らかいほど、切るのは難しくなります。それが、このキッチンバサミであれば、全くつぶれることなくパンが切れたのです!
ふわふわのパンも、つぶさずにカットできる
■DATA
鳥部製作所
キッチンスパッター
参考価格3500円(税込)
■鳥部製作所のキッチンはさみ公式