さて、じゃ、どのように機種選択をしていきましょうか。今回の機種選択ではスピードを重視したいというのが大命題ですので、スピードを自慢とする機種から選択していきましょう。予算はC720UZを下取りに出す価格プラスせいぜい1万円としたいので、4万円台が上限という感じで考えてみます。
まず、速度自慢では誰でも気が付くエクシリムとサイバーショットUシリーズです。この2機種は残念ながらNGです。光学ズームがありません。ミノルタのディマージュシリーズというのもありますね。でもこれはCGガイドの土屋さんがXの方をずっとお使いということもあり、今更(土屋さん、ごめんなさい!)ということで却下です。また、新しいズーム付きエクシリムは、当初のコンセプトから外れすぎなので、筆者としては箸棒の世界です。
次にパナソニックのDMC-F7です。これは早い。スイッチオンからすぐに撮影開始できます。でも、シャッターを押してからのタイムラグは普通のデジカメよりちょっと早い程度。「売れ線」であること、著名レンズメーカのレンズを採用していること、など、ちょっと引きが弱くなっています。加えて、姉妹機のDMC-FZ1が魅力的です。手ぶれ防止機能付き12倍光学ズーム採用です。どうせならこっちの方が欲しいですが、今回は予算オーバーです。また、両方とも専用バッテリというのが残念です。
ニコンクールピクス2500という選択肢はどうでしょうか。これもちょっと古いのとバッテリーが・・・。どうも各メーカー、最近単3型を嫌う傾向があるような気がしてなりません。富士フイルムのA303という機種も予算に合ってます。がしかし、売れ線ですし、話題性がいまいち。いやー、筆者ってひねくれていますねぇ。
リコーのRR30って、オモチャみたいな機種もありますね。3色あるのですが、シルバー以外はラッカー色の白と黒。全く何考えているんだろう?でも、なかなかのレスポンス。ちっちゃいのが難点です。
●機種発表は次回!
ということで、具体的に決定した機種は来週までお預けです。今回のデジカメ選びはガイドとして記事のための写真を撮影し、デジカメそのものの記事も書くという、一石二鳥いや三鳥を狙っていますので、直接皆さんのデジカメ選びには役に立たないかもしれません。でも、「沢山売れているから」とか、「小さいから」という選択肢は、カメラとして考えた場合不利になる部分があるということを理解頂きたいと思って書きました。なので、こういう考え方もあるぞという参考資料としてお考えください。