温かいスープだけじゃない!フードコンテナは夏こそ便利
高校1年生の息子に、毎日お弁当を作っています。4月頃は、おかずを何にしようかと毎日考えていたのですが、今では、晩ご飯を少し取り分けておくとか、ちょっと多めに作って冷凍しておくとかしながら何とかしのいでいる毎日です。気温が高くなってくると、冷たい物を持たせたいなと思います。そんなとき役立つのが、サーモスなどのフードコンテナ(スープジャーともいいます)です。
フードコンテナというと、冬の温かいスープを入れること想像する方が多いかもしれません。確かにフードコンテナは保温性に優れ、朝作ったスープが昼になっても熱々状態。冬場のお弁当に使う人はたくさんいます。
でも、私はどちらかというと、暑い季節こそ力を発揮するのではないかと思っています。実際にどう使っているかというと、凍らせた果物を入れて冷たいデザートにしています。
冷凍したフルーツ。ランチタイムに冷たい状態でいただける
写真は凍らせた河内晩柑(かわちばんかん・柑橘の一種)です。
他にもみかん、ぶどう、イチゴなどなんでもOKです。冷凍庫で凍らせたのち、朝フードコンテナに入れて持たせるだけなので、保冷剤もいりません。
麺のつゆ入れにも便利
フードコンテナは、麺類のつゆを持って行くときにも使えます。麺つゆに氷を入れておけば、適度な濃さの冷たいつゆになります。先輩ママたちに話を聞くと、麺類のつゆは小さなペットボトルに入れて持たせる方が多いようですが、お昼にはぬるくなってしまいます。お弁当箱に入れた麺につゆをかけて食べるので、食べ終わって残った汁の処分にも困るとか。
その点、フードコンテナなら、つけ麺のように食べることができますし、残った汁もそのまま持ち帰ることができます。
3サイズの使い分け
3つのサイズがあると、使い分けができて便利
私が使っているフードコンテナはサーモスのものです。
サイズは3つ。
写真の左から500ML、380ML 、270MLです。お弁当のデザートとして冷凍果物を持たせるならば、男女問わず270MLがちょうどいいと思います。他にもお弁当箱や水筒などを持っていくことを考えると、サイズや重さからこの一番小さいサイズがオススメです。
しかし、お弁当を部活に持って行く中学2年の娘の場合には、380MLを使っています。どうやら友達とシェアするようです。
500MLの大きいサイズは、麺のつゆ入れに使います。麺つゆは量的に多少余裕があった方が安心です。ちなみに運動会など何人かでデザートを食べるときには、500MLがオススメです。
Web上の商品レビューには「たまに漏れる」という内容がありますが、数年使っている私の経験では、漏れたことはありません。フタを最後までギュッと閉めておくのは大前提ですが。
値段はやや高いけれど、機能性は抜群
私はずっとサーモス製のフードコンテナを使っていますが、他にも象印やタイガーなどからも出ています。値段はどれも同じくらいで2,500円~4,000円ほど(サイズによって異なります)。以前、1,000円程度の物を買ったことがありますが、保温保冷機能とも、長くは持ちませんでした。お弁当グッズへの投資としてはちょっと高い印象もありますが、私は丈夫さや機能性など総合的に見てお得な買い物だと感じています。
最終的にどのメーカーを選ぶのかは、形やデザイン、色など好みになるでしょう。寒い時期も暑い時期も、お弁当を美味しくそして楽しく食べるために、自分好みのフードコンテナを選んでみてください。
■DATA
フードコンテナ(スープジャー)
サーモス
280ml~500ml 複数サイズあり
4000円~5500円(メーカー希望小売価格・税抜)