海外では当たり前になりつつある「鼻毛脱毛」
毎日気をつけているつもりでも、いつの間にか伸びている鼻毛。ちらっと見えるだけで不潔のレッテルを貼られてしまう非常に厄介なものです。そんな鼻毛のわずらわしさから解放してくれる「鼻毛脱毛」をご存じでしょうか? 今、にわかに鼻毛を脱毛する人が増えています。
鼻毛脱毛は、鼻にワックスがついた棒を突っ込み、ワックスが固まったら一気に引っこ抜くというもの。最近では、2000円ほどで簡単に行うことができ、時間も3~4分ですぐに終わります。
海外のセレブやエグゼクティブクラスの間ではすでに浸透していると言われているこの脱毛。美容意識の高い青山や表参道のエステサロンではすでに取り入れられているのですが、日本ではまだまだ新しい技術です。
脱毛といってもレーザーではなくワックスで行う技術となります。「痛そう」と思うかもしれませんが、それがまったくと言っていいほど痛くないのです。
超簡単な「鼻毛脱毛」!実際の流れを解説
まず、温められて液状になったワックスをスティックにつけて、直接鼻に入れます。熱くはなく、ワックスの温かさが感じられます。そのままワックスが冷えて固まるのを待ち(1、2分程度でしょうか)、最後にスティックを勢いよく抜くだけです。
液状になったワックスがついたスティックを鼻に入れ、ワックスが固まったら抜く。「鼻毛脱毛」はたったこれだけ。
なぜ、これが痛くないかというと、スティックを抜くときに技術者が鼻に手を置き、抜いた瞬間に鼻をギュッとつまむから。腕や足をワックス脱毛した経験がある人ならイメージできるかと思うのですが、ワックスをはがしたとき、その部位を手で押さえるかどうかで痛みがまったく違ってきますよね。
それと同じことが鼻毛脱毛にも言えるのです。鼻毛を抜くと花粉症が……。という不安もあるかもしれませんが、粘膜のある鼻の奥までは脱毛しないので、花粉症が悪化するとか、鼻炎がひどくなるとか、そういう心配はないとのことです。
そして、衝撃の結果がこちら!
個人的に鼻くそが減った!
実際にわたくしもやりました。やったうえでの感想を述べると、先述したとおり痛みはありません。鼻毛がごっそり抜けますが、鼻の奥には毛が残っています。鼻の穴周辺の細かい毛がきれいになくなり、まるでテレビ画面に芸能人の顔がアップで映ったときの鼻のよう。また、不思議なのですが、鼻どおりが良くなりました。さらには鼻くそが減りました。
今回、ご協力いただいた赤坂にある24時間ヘアサロン「PiNCH」のオーナーの吉田アキヒロさんに聞くと、自分と同じ感想を持つ方は多いみたいです。
メニューを開始して以来、なんと男性の9割が鼻毛脱毛をしているそう。同業者からの問い合わせも増えているとのことです。利用者からは鼻毛の手入れをしなくて済むようになり面倒くささが減ったと、反応はすこぶるいい。すでにリピータもいると話します。
鼻毛のチラリズムは上司、部下、同僚、異性、取引先からの評価を失墜させる可能性を含んでいます。2000円程度でお手入れのわずらわしさから解放され、エチケットの確保ができるのなら、リーズナブルではないでしょうか。
協力/PiNCH
■DATA
サービス名:鼻毛ワックス脱毛
店名:PiNCH
価格:2000円(税抜)
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