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はやりのSFF筐体パソコンを斬る! 小型筐体パソコン(4ページ目)

同じ性能ならより小型を求める日本で火がついた小型筐体パソコンは、昨年後半から世界的なトレンドになっています。筆者としてはあまりの小型化に警鐘を鳴らしたいので・・・。

執筆者:中村 伸

どちらを選ぶ?やや大きめかSFFか?

もう結論は出てしまっているといって差し支えないでしょう。というのも、冒頭ご説明したとおり、大手メーカー製パソコンはごく一部を除き全てSFFへ移行してしまったからです。大きなパソコンを欲しくてもそのようなモデルがないのでは仕方がありません。また、最新のパソコンは既に充分に拡張済みで売られているとも言えますので、拡張性の少なさはあまり問題にならないかもしれません。ということで、筆者としては心残りなのですが、ここはやはりSFFパソコンを選択していただくことになります。ただ、ご説明したとおり、発熱の問題はずっとついて回りますので、なるべくなら大きさに余裕のある、40×40×10(各センチ)程度のものをお薦めします。


Pentium 4モデルはクロックが低め。写真はDESKPOWER CEシリーズ


IBMならNetVista A21、NECのVALUESTARは全モデル、富士通のデスクパワーならC、CEシリーズなどがこれに相当します。これらよりひとまわり小さいモデルは、外れを引いてしまうと不安定なので、どうしてもというとき以外は避けた方が賢明かもしれません。ざっと言えば、ノート用のCD-ROMドライブなどを使ってより小さい筐体を採用したものより、普通サイズ(俗にハーフハイトというサイズ)のCD-ROM系ドライブを搭載しているものということになります。

→ IBM
→ NEC
→ 富士通
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