香港

香港の女子旅で訪れたい!5つのおすすめスポット2018

色彩に溢れる香港の街には、女子旅で気分が上がりそうな場所がいっぱい。開発されつつある下町の、買い物が楽しいおしゃれなショップから、インスタ映えするフォトジェニックなエリア、夜も楽しめる女子におすすめのナイトスポットまで、注目の5スポットを紹介します。

清水 真理子

執筆者:清水 真理子

香港ガイド

「香港らしさ」と「インスタ映え」を兼ねた注目のスポット!

香港undefined女子旅undefinedおすすめundefinedおしゃれ

出典:WEAR

女子旅の気分を盛り上げるスポットの条件といえば、やはりインスタ映え。色彩豊かかつ香港テイストが強い場所が大前提でしょう。そこで、開発されつつあるエリアに佇む香港魂を感じるハイセンスなショップから、エリア一帯で楽しめる場所まで、5つのスポットを紹介します。

1.「黒地」ノスタルジックな香港雑貨をゲット!

黒地

オーナーの周志鵬さん(愛称はアパン)。デザイナーならではのセンスが光るショップです

日本でいうところの“昭和な風景”が広がる、ノスタルジックなエリア「石●尾(セッキンメイ)」。特に観光スポットもない住宅街であるため、かつてはガイドブックにも取り上げられなかったエリアですが、最近では若いクリエイターが少しずつオシャレなショップやカフェなどをオープンさせ、注目を集めています。
セッキンメイ

どこか懐かしさが漂う「石●尾」の街並み

セッキンメイ

思わず写真に撮りたくなるレトロな看板があちこちに

「黒地」はそんなエリアの中でもイチオシのショップ。香港で昔から使われているシノワな食器やメイド・イン・香港の品々をはじめ、オーナーの周志鵬さん(愛称はアパン)の御眼鏡に適ったシンプルで機能的な品々が所狭しと並べられています。中でもお土産にするなら香港ならではのこの品々。
黒地

一目惚れしたアイテムたち。ガラスのレンゲHK$12(約168円)、花柄のお茶碗HK$15(約210円)、ティーカップ&ソーサーHK$25(350)、香港の老舗メーカー「CAMEL」の水筒HK$173(約2,422円)

花柄がレトロなお茶碗は家庭だけでなく昔ながらの食堂でもよく見かけるもの。茶餐店(ちゃさんちょう:香港式カフェレストランのこと)でよく見かけるラインが入ったティーカップ&ソーサーは、緑と赤の2種類ともそろえています。色遣いが素敵な香港の老舗メーカー「CAMEL」の水筒は、アウトドアファンにおすすめ。また、問屋街でもあまり見かけなかったガラスのレンゲはばらまきみやげにもピッタリです。
黒地

店頭に並べられた商品の数々。宝探し気分が高まります


<DATA>
黒地
住所:19-20 Fook Tin Building, 38 Wai Lun St, Shek Kip Mei, Hong Kong(Googleマップ
TEL:9806 1476
アクセス:MTR「石●尾」から徒歩約4分 
営業:12:00~19:30
定休日:無し
※「●」は「石」偏に「夾」

2.「談風:vs:再説(SYUT)」レトロモダンな香港カフェ

SYUT

カメラを向けたらピースサインをしてくるお茶目な店員さん。シンプルシックなカウンター席のほか、テーブル席もあります

かつて牛頭角(アウタウコック)エリアの工業ビルをリノベーションし、レトロモダンな香港色溢れる内装とクリエイティブな料理が話題となったカフェ「談風:vs:再説(SYUT)」が、開発が進む香港大学(HKU)エリアに移転。

一層洗練された空間は一見するとただのおしゃれなカフェのようですが、店内には以前の店舗と変わらず、広東語の文字の看板が置かれていたり、お店の看板に昔ながらのシャッターの素材を使用するなど、香港人アイデンティティの強さは健在。
SYUT

オブジェとして置かれた力強い広東語の文字は、モダンな内装と意外に好相性

創作力に溢れたフードメニューは、軽食のほか、ランチやディナーのセットメニューも用意。ドリンクはコーヒーなどのソフトドリンクをはじめ、各国のクラフトビールやワインなどのアルコールもそろえています。中でも注目すべきは、ドリンクメニューの中にさりげなく香港の飲み物を入れているところ。紅茶に限っては、香港式ミルクティと香港式レモンティとなっています。
SYUT

入口横の休憩スペースもセンスあるレイアウト

香港大学から近いこともあり、学生や教員が集うこのカフェ。そんなアカデミック雰囲気も魅力のひとつです。

<DATA>
談風:vs:再説(SYUT)
住所:Shop C, G/F, no.14—20 Woo Hop Street, Shek Tong Tsui, Hong Kong (Googleマップ
TEL: 2415 4999
営業:12:00~18:00
アクセス:MTR「香港大学(HKU)」駅B2出口から徒歩約2分
定休日:火曜

3.「基隆街」カラフルでキュートな基隆街の手芸市場

シャムシュイポー

カラフルなボタンやリボンなど、見ているだけで楽しくなる!


味のある下町の風景が魅力の深水▲(シャムシュイポー)エリア。電気街があることからどちらかといえば男性に人気のエリアでしたが、駅から少し歩けば女性でもテンションがあがる手芸品問屋が並びます。
シャムシュイポー

年季の入った街並みが旅情を誘います

通りの名前は基隆街。さまざまな柄や素材の布を扱う問屋を中心に、周辺にはボタンやビーズ、リボンなど手芸用品を扱う店が点在しています。店によってはカーテンやクッションカバー、日傘などのオーダーメイドも受け付けていて、自分好みに安く模様替えをしたい香港の人たちが足を運んでいます。
ワッペン

ワッペンは小さいものなら10ドル(約140円)前後とリーズナブル。写真のドラゴンは15ドル(約210円)。アイロンでTシャツに貼って香港ぽくアレンジ


手芸品の中でもっともおすすめなのが、ワッペン。手芸心を誘うキュートなモチーフはもちろん、ドラゴンや金魚、蝶など香港らしいワッペンはお土産にぴったり。アイロンで貼り付けるタイプのものなら、普段は手芸をしない人でも簡単にオリジナルのアイテムに仕上がります。

<DATA>
基隆街
アクセス:MTR「深水▲」駅から徒歩約3分。(Googleマップ
※▲は土偏に「歩」

4.「中環~上環」インスタ映えするストリートアート

上環

ブルースリーと摩天楼。これぞ香港!

女子旅に欠かせないのは、思わずSNSにアップしたくなる鮮やかでユニークな写真。中環(セントラル)から上環(ションワン)にかけてはそんなアートなストリートアートが集中していて、街歩きにも撮影にもおすすめです。
上環

定番なのはこれ。古い住宅ビル「唐楼(トンロウ)」のイラストです

中環

新しく加わった香取慎吾さんによるアート

上環

老舗甘味処に描かれたオールド香港の風景

ストリートアートをくまなく押さえるなら、お洒落なショップが集まる中環(セントラル)から上環(ションワン)にかけてハリウッドロードに沿って歩くのが効率的。ハリウッドロードと交差する小道をのぞけば、さまざまなアートに出逢えます。
上環

チャイナドレスに着替えて撮影する気合たっぷりのインスタグラマーに遭遇

上環

花で覆われたメルヘンな壁はとりわけ女子に人気


<DATA>
アクセス:MTR「中環」駅D2出口から徒歩約8分、もしくはMTR「上環」A2出口から徒歩約7分。

5.「LKF(Lan Kwai Fong、蘭桂坊、ランカイフォン)」で夜遊び

LKF

年齢層の幅も、国籍もさまざまな人たちで盛り上がる週末のLKF

アジアの中でも指折りの治安の良さを誇る香港では、女性だけで夜出かけることも比較的安全。中でもキラキラ女子におすすめのエリアといえば、やはりオシャレなバーやレストランが密集するLKF(ランクヮイフォン)でしょう。

週末になれば、それぞれのお店が大音量で音楽を流し、エリア全体がクラブのような賑わいを見せます。
LKF

LKFの入口にあるバー&ダイニング「cioa chow」はテラス席が広く入りやすい

この一帯は香港随一の国際的なエリアなので、さまざまな国の人がビールを片手に交流しているのも魅力。特に土曜日の夜の深夜にかけてはまっすぐ歩けないくらいの人混みになるので、持ち物には注意しながら熱気に満ちた雰囲気を楽しんで。
LKF

お店の人もお客さんもとってもフレンドリー


<DATA>
ランカイフォン(Lan Kwai Fong、蘭桂坊)
アクセス:MTR「中環」駅D2出口から徒歩約5分(Googleマップ

※HK$1=約14円(2018年6月現在)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます