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写真を見てください。これでは空気の取り入れにしても吐き出しにしても上手に行われないのは一目瞭然です。これを解決するのは非常に簡単です。家庭にある掃除機にブラシ付きの吸い口を付け、掃除機の能力を強にして一気に吸い取ってしまいます。この際、パソコンの電源は切っておいてください。万一、強力な掃除機の吸気で内部のファンなどに負担がかかって熱暴走してしまう可能性も考えられるからです。
他の隙間とか、フロッピーディスクの挿入口などにも埃がたまることがあります。本来ならバラバラにしてゴミをとるのが理想ですが、そこまでやらなくても見えるところだけでも掃除機で吸い取ってあげましょう。
●自作パソコンに見る冷却の工夫
パソコン(PC/AT)サイトでは、自作パソコンに対するコンテンツは基本的に扱わないことになっています。しかしながら、自作パソコンには数々の冷却の工夫があり、メーカー製パソコンにも応用できる場合もあります。ホワイトボックスなら自作パソコンとほぼ同じ構造ですので、100%応用が効くと思います。ここでは先日レビューしたインターミクスのPentium-4パソコンを題材にします。
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写真を見てください。先日のレビューでも話題にしましたが上部に穴があり、そこにファンが付けられています。熱い空気は上昇するという、当たり前のことに対して上部の換気ファンということになったようです。これにより大変に効率よくパソコンを冷却することが出来ます。