その2:お互いに誠実で信頼し合える
信じられない相手とは付き合い続けられない!
当たり前ですが、人は信用できないような相手とは付き合い続けられないし、傷つけられるのが怖いので、相手を愛することすらできなくなってしまうもの。
カップルでも夫婦でも、お互いに信じ合えないような間柄だったら、別れまでは至っていなくても、「心の中では別れている」ことも多いものです。心の中では「相手と自分を切り離す」感覚でいないと、精神が保てないこともありますしね。
ただ、残念なことに信用できる相手かどうか、というのは、数ヶ月付き合ったくらいでは判断が難しいこともあるもの。世の中には、遊び目的で女性をひっかえとっかえしているような男性も存在します。
そういう人は、付き合って数か月後に急に別れを切り出したり、音信不通にしたりすることもありますが、そんなときは「この段階で、相手の本質が分かってよかった」と思って、自分の見る目のなさに反省しつつ、そんな人のことはさっさと忘れてしまいましょう。長い目で見たら、そんな残念な相手に時間を費やしているよりも、「誠実で信用できる人」を見つけ、パートナーにした方がいいですしね。
また自分自身も相手に対して誠実であることは、大事なことです。「その1」で挙げた「ある程度タイプで、嫌いにならないそうな相手」を選んだ時の最大の試練があるとすれば、パートナー以外に「どストライクの、ものすごく心惹かれる相手」に出会ってしまったときにどうするか? ということです。
結局、恋人がいようが、結婚していようが、世の中には素敵な人はたくさんいるものなので、時にパートナー以外の人を好きになってしまうこともあるでしょう。そんなときに「今のパートナーとは別れて、次に向かう」という選択肢もなくはないですが、そんなことばかりしていたら、いつまで経っても長続きする関係は築けないでしょう。
パートナー以外の人を「好きになること」と「関係を深めること」は全く違うことです。好きになってしまうことは仕方がないにしても、そこから関係を深めるか否かは、自分の理性の話です。「その2」で「お互いに誠実である」ことをポイントに挙げたのは、「そんなときでも、自分を止められる理性があるか」というのは、長く続く関係を築くために、とても大切なことだからです。
「人と関係を続ける」というのは、努力なくしてできることではありません。恋の誘惑に負けないで、パートナーに誠実であり続けるというのは難しいことではありますが、一度壊れた信頼を取り戻すのは簡単なことではないので、失うものの大きさをよく理解し、踏み込まないように気を付けたいものですね。
最後は、巷の「歳の差カップル」にも当てはまるポイントです。ご覧ください。