沖縄・のうれんプラザで食べたいおすすめ市場グルメ

農連市場が大リニューアル！
新しくなった「のうれんプラザ」の市場グルメに注目

1953年の開設以来ずっと那覇の食を支え続けてきた「農連市場」が、2017年11月に「のうれんプラザ」として生まれ変わりました。老朽化が激しかった以前の建物から大変身。市場の活気はそのままに、新たな施設となり賑わいを見せています。

そんな「のうれんプラザ」で特に注目したいのが市場グルメです。沖縄の駄菓子をアレンジしたスイーツや新鮮で格安な海鮮丼、季節の沖縄フルーツを使ったフルーツサンドなど、のうれんプラザならではの市場グルメは地元の人にも人気を博しています。今回は、ガイドおすすめの市場グルメをご紹介します。

■のうれんプラザ
住所：那覇市樋川2-3-1
営業時間・休み：店舗により異なる

沖縄の昔ながらの駄菓子「塩せんべい」のスイーツ

塩せんべいとは、戦後に生まれた小麦粉で作る沖縄の昔ながらの駄菓子。少し口の中にひっつく独特の食感のせんべいは、地元の人にとっては懐かしの味のひとつです。そんな、塩せんべいの老舗メーカー「丸吉塩せんべい」が、のうれんプラザのオープンにともない塩せんべいスイーツが食べられるカフェをオープンしました。

一番人気のイートインメニューは、少し厚みのあるスタンダードな塩せんべいを独自の製法で圧縮したものに、アイスクリンを思わせる味わいのアイスクリームを挟んだ「塩せんべいアイスクリーム」。ほのかな塩気とさっぱりしたアイスクリームが相性抜群。駄菓子スイーツらしく、250円というお手頃価格もうれしい！

店頭では塩せんべいの販売も行なっていますが、スタンダードなものはもちろん、梅の味を取り入れた「梅せんべい」（300円）や、玄米とキャラメルを絡めた「せんべいフロランタン」(300円)など、新たなアレンジの商品も人気。価格も手ごろなので、バラマキ土産にもおすすめです。

■丸吉塩せんべい
電話：098-987-0444
営業時間：6:30～19:00(18:45LO)
休み：なし

沖縄の新鮮な魚が手軽に味わえる！
280円のミニ海鮮丼＆魚のアラ汁

農連市場の時代から40年以上も場内で営業を続けている「名嘉鮮魚店」。泊港から毎日仕入れる新鮮な魚が店頭に並ぶ鮮魚店ですが、ここでぜひ食べてほしいのが「ミニ海鮮丼」です。沖縄で捕れたマグロやイカ、タコがのった丼ぶり、なんと280円！ 普通のサイズより小ぶりですが、これはかなりお得！

また、こちらの店でもうひとつおすすめしたいのが「魚のアラ汁」。こちらはなんと300円、小さいサイズなら150円というから驚きです。

さらに、11時から15時までは「500円ランチ」を実施中。海鮮丼の大きなサイズとアラ汁にもずく酢がつく「海鮮丼セット」や、ミニ海鮮丼にアラ汁、沖縄天ぷら、もずく酢がつく「ミニ海鮮丼セット」が500円で味わえます。持ち帰りもできますが、店頭席でイートインすることもできます。オリオン缶ビールも300円で販売していますので、市場でワンコインランチを楽しんでみてはいかがでしょうか？

■名嘉鮮魚店
電話：098-855-1249
営業時間：4:30～17:00
休み：不定休

旬の南国果実が堪能できる、ぜいたくな沖縄フルーツサンド

果物の卸店を営んでいた経験のある店主が、「もっとフルーツを食べてほしい」との思いを込めてオープンしたのが「La cuncina」。こちらのおすすは、フルーツサンドです。沖縄の季節のフルーツなどをたっぷり使った「本日のフルーツサンド」が常時5～7種類ほど食べられます（価格はフルーツの組み合わせにより異なります）。

取材時は「県産パインとパッションフルーツ」のサンドが500円でした。優しい味わいのサンドは、「このお値段でこんなにフルーツを食べられるなんて」と、驚くほど上質でおいしいフルーツがぜいたくに使われていました。　

沖縄の南国フルーツのスイーツは数あれど、フルーツサンドに特化した店はとても珍しいと思います。これぞ、市場グルメ！ ケールとキウイを使った「La　cuncinaスムージー」(500円)も濃厚な味わいで美味。地元女子も注目のフルーツサンド、必食です。

■La cuncina(ラ・クンチーナ)
電話：098-851-7472
営業時間：7:30～18:00(17:30LO)
休み：月曜日

農連プラザの市場グルメ、いかがでしたか？ 農連プラザ内には、市場で働く人のために朝早くから営業している店がありますので、朝ごはんを食べに来るのもおすすめです。次回の旅行の際には、ぜひ市場グルメを味わってみてくださいね。