データベース/MySQL、PostgreSQL、SQLite

Oracle10gでSQLを試す---INSERT

INSERT(インサート) 文は表に行を挿入する場合に使用します。

執筆者:堀江 美彦

Oracle10gでSQLを試す

2. INSERT --- 表に行を挿入する

基本文法
INSERT INTO 表名 (列名1[,列名2....]) VALUES(値1[,値2....])

INSERT(インサート) 文は表に行を挿入する場合に使用します。
INSERT句の後ろに対象の表名を、VALUESの後ろに挿入する値を指定します。
行の列のすべてに値を入れる場合は表名の後ろの列名の指定は省略可能です。
列と値を指定して挿入する場合は列と値の個数、対応する列と値のデータ型を 一致させる必要があります。
値が文字列の場合は値を「'」(引用符)で囲みます。


例)列名を省略せずに指定して表に1行挿入する場合
表名 : DEPT
列名 : DEPTNO,DNAME,LOC
SQL : INSERT INTO DEPT(DEPTNO,DNAME,LOC) VALUES(70,'SHOP','OSAKA');


「DESC」コマンドによりDEPT表の構造を確認します。
(画像をクリックすると拡大表示できます)

1行挿入前にDEPT表の内容を確認します。

列名を省略せずに指定してDEPT表に1行挿入します。
(画像をクリックすると拡大表示できます)

1行挿入後のDEPT表の内容を確認します。
前のSQL文のINSERTによりDEPTNOが「70」の行が追加されているのが確認できます。


例)列名を省略して指定して表に1行挿入する場合
表名 : DEPT
SQL : INSERT INTO DEPT VALUES(80,'INFO','TOKYO');


列名を省略してDEPT表に1行挿入します。
(画像をクリックすると拡大表示できます)

DEPT表の内容をDEPTNOの昇順に表示します。(ORDER BY句により整列しています)
前のSQL文のINSERTによりDEPTNOが「80」の行が追加されているのが確認できます。

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