タイ/タイ基本情報

タイの季節(気候・気温)・祝日・イベント(2ページ目)

毎年恒例!2009年度タイの祝日・祭事・イベント情報です。季節ごとの気候と一緒にご紹介しています。仏教関連の祝日が多く、外国人でもお酒の買えない祝日もあるんですよ!

執筆者:清水 千佳

タイの6~10月:雨季

日本が夏休みの時期、一番雨の少ないビーチリゾートはサムイ島!
6~10月まで長い雨季に入ります。雨季と言っても1日1回、1時間ほどスコールが降る程度なので、特に旅行には影響ありません。ただしスコールは日本の雨とは比べ物にならないほど、強く降るので外にいるとびしょ濡れになってしまいます。スコールのときは無理して移動せず、デパートやレストランの中で降り止むのをのんびりと待つようにしましょう。

しかし、タイのほぼ全土が雨季の間、ビーチリゾートとして有名なサムイ島だけは、タイランド湾西部に位置しているという地理上の理由から雨があまり降りません。ちなみにサムイ島の雨季は11~2月です。

 

これがピーターコン祭りのとき、パレードに現れるピー(精霊)たち(c)タイ国政府観光庁
■6月26~28日:ピーターコン祭り
タイのイサーン(東北)地方ルーイ県で催される祭り。派手な衣装とピー(精霊)の仮装をした人々が町を練り歩きくパレードが開催されます。パレードには外国人観光客も参加することができます。

■7月7日(火)アサハブーチャ (三宝節)
※祝日
満月の夜、悟りを開いた釈迦が初めての弟子5人に説法を行い、仏・法・僧の三宝が完成した日といわれています。地元のタイ人はお寺へ行き、火を灯したローソクと線香とお花を両手に持って、満月本堂の周りを3度周るという行事を行います。

■7月8日(水)カオパンサー(入安居)
※祝日
この日から暦の上で雨季が始まります。この日からの3ヶ月間は、釈迦とその弟子たちが1カ所に定住したと言われており、今でも僧侶たちはより厳しい修行を積む時期として、外泊も禁止されています。この日は店やレストランでは酒類の販売が禁止されます。外国人でも買うことはできません。

■7月7~8日ろうそく祭り

タイのイサーン(東北)部ウドンラチャタニ県で催される祭り。蜜蝋(ミツロウ/ミツバチの巣を構成する蝋)キャンドルで出来た美しく彫刻を施した山車のパレードが華やかに開催されます。この祭りとともにカオパンサー(入安居)に入ります。※祝日ではありません。

■8月12日(火)王妃陛下誕生日※祝日
この日はシリキット王妃の社会福祉活動のご功績を称え、1976年から母の日とされています。街中に王妃殿下の写真や肖像画が飾られ、国をあげてお祝いします。9月は祝日が無いのですが、中華系の人たちは中秋節をお祝いするので、街中で月餅が売られているのをよく目にします。

■10月18~26日プーケット ベジタリアンフェスティバル
タイ南部プーケットに住む中華系の人々が菜食(タイ語:ジェー)を誓い、火の上を裸足で歩いたり、頬に鉄の棒を通したりと苦行のパレードを行う奇祭。この時期はプーケット以外でも中華系の人々は菜食主義となる人が増えます。アジア随一の「奇祭」として知られていて、日本でもテレビなどでたびたび紹介されています。※祝日ではありません。

■10月23日(金)チュラロンコーン大王(ラマ5世)記念日※祝日
チュラロンコーン大王を尊ぶ日です。
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