ひかりの恋愛コラム

“誰とも付き合えない病”から抜け出す方法……4つのポイント

大人になればなるほど、人を好きになりにくくなったり、色々と相手の欠点が気になったりして、恋愛がうまくいかなくなる人は少なくありません。そんな“誰とも付き合えない病”から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか? 4つのポイントを紹介します。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

  • Comment Page Icon

誰とも付き合えない病から抜け出す4つのポイント!

“誰とも付き合えない病”になっていない?

“誰とも付き合えない病”になっていない?

「この人のこの部分がひっかかる」「この人のここが嫌」なんて、ジャッジし過ぎていませんか?大人になればなるほど、人を好きになりにくくなったり、色々と相手の欠点が気になったりしがち。

でも、そのままでは“誰とも付き合えない病”になってしまいますよ?

その“恋の難病”から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか?
今回は、4つのポイントを紹介します。  

ポイント1:恋愛スイッチを意図的にONにする

歳を重ねると、若い頃とは違って「恋に恋すること」はなくなってきますが、それでも、恋のブランクが空くと、やはり「恋って楽しいよなぁ」なんて憧れる気持ちも抱いてくるものです。
それこそが、恋をするには重要!だから、恋愛スイッチを意図的にONにするようにしましょう。

だいたい恋愛スイッチがONになっていない人は、恋愛に対する優先順位が低いもの。それではますます恋が遠のいてしまいます。
だからこそ、敢えて恋愛映画を観たり、恋愛小説を読んだり、「恋人ができたら、こんなことをしたいなぁ」ということをなるべく考えるようにして、頭の中を“恋モード”にしましょう。

もし今、デートをしている相手がいるのであれば、まだ好きになっていなくても、なるべく相手のことを考えるようにして、「あの笑顔が素敵だったな」とか、デート中の相手の素敵なところを(頑張って)思い出すようにしてみるのもいいでしょう。そんなときは、「彼にギュッと抱き締められたら、どんな感じなんだろう?」「あの映画のワンシーンみたいなことを、彼としてみたいな」なんて妄想をしたっていいのです。

そんなことを“意図的にでも”考えるようにしていくと、そのうち自分の心の中に相手が住みつくようになってきます。そうなれば、恋に落ちるまで、あと一声です。

現実的なことを言ってしまうと、恋心というのは、愛とは違って、ある意味、“錯覚”でもあります。だから、実のところは、自己暗示をかけて恋をすることだってできてしまうところはあるのです。
逆を言えば、若い頃は大して知りも知らない相手に対して、勝手に「素敵な人だわ」と思い込んで、恋愛が始まっていることも多いものなんですよね(苦笑)。

でも、恋をしたければ、それでもいいのです。それが“恋をするための原動力”になるのだから!

さらに言えば、一度、恋に落ちてしまうと、ある程度のことであれば、相手の欠点や条件なんて気にならなくなってくることも多いもの。恋すると盲目になるのは、普通のことですしね。

どんなに結婚をしたくても、人は恋をしないとなかなか先には進めないこともあるので、本当に恋愛&結婚に向けて一歩前進したいときは、“意図的に”恋愛スイッチを入れるようにしましょうね。

次は、頭でばかり考えてしまう“誰とも付き合えない病”の人ができていないことです。
 

ポイント2:好意を抱いたら、付き合ってみることも大事!

付き合うことで、本当の愛情が芽生えることもある

付き合うことで、本当の愛情が芽生えることもある

ある程度の年齢になってからの交際となると、「結婚を前提」に考えていることも多いもの。だからこそ、「失敗したくない」という不安感から、付き合う相手選びに慎重になりすぎてしまうこともあります。

ただ、人との相性なんて、実際のところ付き合ってみないと分かりません!いざ付き合ってみたら「あれ?」ということも色々と出てくるものなんですよね。
逆を言えば、理想とは違う条件の相手であっても、付き合ってみて愛情が芽生えるようになれば、そんなことはどうでもよくなることもあります。愛の力によって、「どんな障害も一緒に乗り越えたい」というパワーが生まれてくるものですしね。

だから、自分がどうしても譲れない条件さえ相手がクリアしていて(※条件は多くても3つに絞る)、人として信頼ができて、ある程度好みのタイプだったら、「付き合ってみるところから始める関係」があってもいいのではないでしょうか。
一昔前の結婚は、まさにそれに近いものがあります。お見合いをして、まだそこまでの恋心があるわけではないまま結婚した夫婦でも、共に生活をすることで段々愛が芽生えてくることもあるもの。つまり、深く相手と関わり合うことで、相手を愛するようになることも多々あるのです。

逆を言えば、付き合ってもいない状態での「好き」という感情は、まだ相手の表面的なところしか見られていないので、単に「好みのタイプか否か」程度のことも少なくなく、本当の愛情とは程遠いこともあります。そんなものよりも、付き合って、お互いの“素”を見せ合うようになって、相手に自分を受け止めてもらうことで芽生える安心感や愛情の方が、本物の愛に近いと言えるのです。

だから、ある程度好みの人が現れて、デートを重ねているのであれば、「エイッ!」と飛び込めるくらいの勇気がある人の方が、いい恋ができることもあります。それで結果的に別れることになっても、そこから学べることもありますしね。
逆に、頭でばかり考えて先に進めない人の方が、経験を積まない分(=学びが少ない分)、その後の恋愛で失敗しやすいこともあるかもしれません。人生に無駄な経験なんてないのです。

次に紹介することは、“誰とも付き合えない病”の人が一番できないことと言っても、過言ではありません。でも、それができないと仮に結婚できたとしてもうまくいかないかもしれません。
 

ポイント3:柔軟性を持って、対応できる力を持つ

欠点のない人を探すより、フォローできる自分になろう

欠点のない人を探すより、フォローできる自分になろう

「あの人はダメ」「この人のこういうところが気に入らない」なんて思っている人は、結局のところ、相手の気になる欠点に対して、「うまく対応できる力が、自分にはない」だけのことでもあるのです。もし自分に対応できる力と器の大きさがあれば、乗り越えられることも多々あるからです。

また、恋愛するとなれば、そのための時間と労力も使うことになるので、付き合う相手によっては、独り身の身軽さを棄て、今の環境を変えざるを得ないことも出てきます。
そんなときにあれやこれやとリスクばかり考えて、恋愛に進めない人も多く見られますが、その状態のままでは、なかなか人を好きになれないし、関係を始めることもできないでしょう。

もちろん無理に恋愛をする必要はありません。でもそのときは「自分はまだ恋愛をする気がないんだ」という自覚を持った方がいいでしょう。逆を言えば、本気で「恋愛をしよう」と思うのであれば、やはり“自分を変える勇気”は必要なのです。

また、“誰とも付き合えない病”の人の中には、一目惚れや第六感でビビビッとくる“運命的な出会い”ばかりにこだわり過ぎる人もいます。そういう人は、“運命の人”を勘違いしていることも多いのです。
 

ポイント4:出会った人を“運命の人”と思って、関係を築いていく

出会った人すべてが、ある意味、“運命の人”

出会った人すべてが、ある意味、“運命の人”

一目惚れや第六感でビビビッとくる“運命的な出会い”ばかり求めている人は、そろそろ自分の恋愛観を変えていった方がいいでしょう。
もちろん過去にはそういう出会いもあったかもしれませんが、運命の人だからって、必ずしもビビビッとくるとは限りません。巷では、「第一印象は最悪だった」という者同士が、結婚するケースもありますしね。

これだけの多くの人がいる中で、人と人とが出会うというのは、ある意味、奇跡です。だったら、その奇跡的に出会った相手を“運命の人”だと思って(時に、思い込んで)、「この人とだったら、どうすれば、いい関係が築けるのか?」と考えていくようになった方が、建設的な関係が築けるし、自分も成長できます。
それでも、本当に縁のない相手だったら、なんだかんだ言って、自然と縁は切れていくものです。これこそが“縁の不思議”ではあるのですが。

以前、ある占い師さんにこんなことを教えてもらいました。
世の中には、3パターンの人間がいるそうです。それは、「A:どんな人と結婚しても、うまくいく人」「B:相手によって、結婚したらうまくいく人」「C:誰と結婚しても、うまくいかない人」なのだそうです。

もちろん、その人の持つ星(宿命)の影響があったり(孤高に生きる運命の人は、そもそも結婚願望すらなかったり)、運勢の流れによってタイプが変わっていったりすることはあるようなのですが(例えば、Aタイプの人が、30歳になったらBに変わったり)、それで言うと、占いはさておき、自分が「どんな人と結婚してもうまくいく人」になれば、相手が誰だろうが幸せになれる、とも言えるのです。つまり、相手選びにばかりこだわっている人は、「まだ自分はそのレベルではない」ことにも気付いた方がいいのです。

結局のところ、恋愛も結婚も始めてみないと分からないことも多々あるもの。もちろん冷静に考えて、絶対に止めた方がいい相手というのはいます。例えば、浮気癖のある人、DV気質の人(思いやりのない人)、借金がある人(生活力がない人)は、避けた方が無難です。

でも、そういった部分は問題なく、さらにどうしても自分が譲れないポイントはクリアしていて、ある程度、好みのタイプであれば、あれこれ迷ってないで、一度、その恋愛に飛び込んでみてもいいかもしれませんよ?
何度も言うように、付き合ってみることで芽生える愛情だってありますし、結果的に別れたとしても、誰かと共に過ごした経験によって、学べることもありますしね。

それこそ、相手の気に入らないところがあれば、きちんと話し合いをするなり、自分が対応力をつければいいだけのこと。結局のところ、「関係を築いていく」とは、そういうことなのです。
単に、自分にぴったりの“都合のいい相手”を探している人は、本当の意味で「関係を築く」とはどういうことなのかを分かっていません。そして、最終的には、それができるか否かが、今後、幸せな結婚生活を送れるかどうかの鍵にもなるのです。

本当に恋愛したければ、「恋愛スイッチをONにする」「チャンスがあれば、付き合ってみる」「柔軟性を持って、対応できる力を身につける」「出会った縁を大切にして、関係を築いていく」ことを心がけてみましょうね。まずは“自分が変わる”ことが大切ですよ!

【関連記事】
[お知らせ]
書籍「子供おばさん”にならない、幸せな生き方」が、単行本と電子書籍で好評発売中!子供おばさんになりたくない人は、必読!

・HAPPYになりたい女性に向けた恋愛&幸せ情報サイト「HAPPY WOMAN NEWS」を配信中!

4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」 隔週金曜・23時に更新!

・今回のコラムをさらに掘り下げて解説!ブログ「ホンネのOL“婚活”日記」を毎日更新中!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます