インテリアショップ店員が作る一人暮らしのおしゃれ部屋

一人暮らしの部屋

インテリアショップにお勤めの一人暮らし女性の部屋を取材しました

「インテリアショップに務めている人って、どんな部屋に住んでいるんだろう」と思ったことはありませんか。日頃からおしゃれな家具や雑貨に囲まれているから、きっと素敵な部屋に住んでいるはず、と想像する方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、現在インテリアショップに勤務中の一人暮らし女性の部屋を取材してきました。もともとは鹿児島でご家族と一緒に暮らしていたそうですが、「インテリア関係の仕事がしたい!」という強い思いで、約4年前に上京。現在は一人暮らしにも人気のインテリアショップに勤務しています。

ブラウンやグリーン、ベージュといったアースカラーを中心とした落ち着いた雰囲気の中に、ドライフラワーやアンティーク調の雑貨を飾り、個性のある部屋を作っています。

間取り

satoko.さん(28歳)
インテリアショップ勤務
一人暮らし歴 4年

-Room Data-
東京都在住
間取り:2LDK
間取図

間取図


一人暮らしを始めたのは「インテリア関係の仕事がしたい」と上京してきた4年前。もともと販売の仕事をしていたそうですが、「扱っているものはまったく別でした」とのこと。「そのとき24歳だったんですけど、25歳を過ぎると、思い切れなくなってしまいそうだったので、勢いでしたね。仕事を辞めて、まずは2週間東京に来て、その間に家と仕事を決めて、また鹿児島に戻って、今度こそ本当に引っ越してくるというスケジュールでした」。

ただ、最初に住んだ部屋は失敗も多かったそうで、「土地勘がなくて、どこに住んだらいいのか、本当にわからなかったんです。最初の部屋は駅から徒歩20分くらいかかって、さらにものすごい満員電車に1時間以上に乗って、通勤に2時間近くかけていました。実家にいた頃は駅まで徒歩で30分かかったので、余裕だと思ったんですが、地方と東京だと時間の感覚が違うんですね」と、satoko.さん。

住んでみないとわからないことはありますが、部屋探しをするときは、単純に通勤や通学にかかる時間や楽な経路を見るだけでなく、最寄駅までの時間や利用する電車の混雑度などもしっかりチェックしてみるといいかもしれませんね。
一人暮らしの部屋

失敗を経験したことで見つけたお気に入りの部屋で、インテリアを楽しんでいます

そういった失敗も踏まえた上で見つけたのが、今回取材させていただいた部屋です。都下ではあるけれど、都心までの便がよく、閑静な住宅街にあります。また、家賃の相場も比較的リーズナブルな地域です。広めの部屋なので、同じ物件にはファミリーで住んでいる人もいるそうですが、「暮らしやすいですね」とのこと。今は自分の気に入った部屋で、大好きなインテリアを存分に楽しんでいるようです。

大好きなドライフラワーを飾って、雰囲気ある部屋を作る

一人暮らしの部屋

ドライフラワーが壁に沿って一面に飾られたダイニング。落ち着いた味わいを醸しています

「大好きなのはドライフラワー」という言葉どおり、リビングやダイニングのあちこちにシックな色合いのドライフラワーがたくさん飾られています。生きた植物の力強い生命力も素敵ですが、自然の色合いを残しつつも穏やかな空気感を生み出すドライフラワーもまた魅力です。
一人暮らしの部屋

ドライフラワーは飾っているうちに色が変化していくのも楽しみのひとつとか。アンティーク調の雑貨もドライフラワーにぴったりです

「ドライフラワーってどこで買うんですか?」とお伺いすると、「インテリアショップや花屋さんでも売られていることがあります。あと、私はのみの市やイベントで買ったこともあります」とのこと。観葉植物や生花は手入れの必要がありますが、ドライフラワーは基本的に「飾りっぱなしでOK」なんだそうです。手間いらずなところは、忙しい一人暮らしにも向いていますね。
一人暮らしの部屋

satoko.さんがひとつひとつていねいに選んだモノたちが魅力的に飾られています

ドライフラワーと一緒に飾られているのがアンティーク調の雑貨。1つ1つ気に入ったものを選んで買っているため、自分で買った雑貨はほとんど捨てたことがないそうです。これって意外とすごいこと。「可愛いと思って買ったけれど、部屋に合わなかった」「飾ってみたら、イメージと違った」という話も良く耳にします。でも、そうならないのは、satoko.さんが1つ1つていねいなモノ選びをしているからこそ。

これまでたくさん一人暮らしの方を取材してきましたが、インテリア上手の方の多くは、自分の好きなモノがよくわかっていて、モノを大切に暮らしています。

家具に収納……自分が好きなものはDIYで作る

一人暮らしの部屋

フェイクフラワーが飾られたレトロな雰囲気の棚、そしてダイニングテーブルも、satoko,さんのDIYによるものです

「モノ作りが好き」だというsatoko.さん。ぱっと見では気づきませんが、この部屋の中にはDIYで作ったものがたくさんあります。

例えば、ドライフラワーを飾っている棚。造り付けなのかと思ったら、satoko.さんが作ったものだそうで、棚の中にはDIYのための材木やもともと部屋にあった備品などが収納されているんだとか。また、ダイニングテーブルやローテーブル、キッチンのカウンターなども、自分で作ったものです。
一人暮らしの部屋

ローテーブルも自作。壁にはレンガ調の壁紙を貼っています。この壁をスクリーンにして、ホームシアターを楽しみたいという夢があるのだそうです

大きなものだけでなく、小さなところにも心配りがあります。例えば、壁のコンセントやスイッチカバーなどは、生活感があってインテリアの邪魔になります。それを古い洋書を使ってカバー。生活感がすっと消えます。大きなDIYは難しくても、これは簡単に真似できそうなアイディアです。
一人暮らしの部屋

生活感が出てしまうコンセントカバーを洋書で隠して。誰にでもすぐ真似できるワザです


インテリアショップ店員に聞く、初めての部屋作りのコツ

一人暮らしの部屋

(左上)シンプルながらもオシャレな寝室 (右上)寝室の照明。灯りをつけたときの影が楽しい (左下)壁に飾られた額 (右下)寝室脇にある靴箱の扉には壁紙を貼って

「オシャレな部屋を作りたい」と思っても、初めて一人暮らしをする人には何をどこから手をつけたらいいのかわからないことも多いはず。現役インテリアショップ店員のsatoko.さんに初めての部屋作りのヒントを伺ってみると、「まずは色を決めるといいと思います。好きな色を中心の3色決めて、一番取り入れたい色をラグやカーテンなど大きな面に入れてみるといいかもしれません」とのこと。

satoko.さんの部屋も、基本となるのはブラウンとホワイト。さらにアクセント的に大きめなブルーが入っています。その3色がベースとなったところに、パープルやカーキ、オレンジやピンクといった色が少しずつ取り入れられ、全体的に落ち着いたまとまりを見せています。
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satoko.さんが最も気に入っているというテレビ脇のドライフラワー。テレビの周りは飾り、テーブルの周りは使いやすいようにすっきりさせています

また、「“飾る場所”と“空ける場所”というのを分けるといいと思います。生活する場はすっきりとさせておき、別の場所にまとめて飾ることで、見た目が良くなるし、生活もしやすくなります」。

satoko.さんの部屋もドライフラワーなどを1カ所に集中して飾っているため、目を惹くのと同時に、生活の邪魔はしていません。インテリアはおしゃれなだけでなく、暮らしやすいことも大事にしながら考えて行けたらいいですね。
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洗面所もsatoko.さんのDIYにより使いやすく、オシャレに。壁のタオル入れはタッカーを使っています


一人暮らしのご飯やインテリアを綴ったブログ「HAPPY SMILE.」

一人暮らしの部屋

玄関を入ると、ぱっと目につくのが天井近くに下げられたフェイクフラワー。以前フェイクフラワーにハマっていた時期があったそうで、ドライフラワーに移った今も余すところなく飾っています

「一人暮らしは楽しいですか?」と伺うと、「はい、楽しいです」と即答。「実家にいた頃から自分の部屋ではインテリアを楽しんでいたけれど、キッチンとかは手が出せなかった。でも、一人暮らしを始めてからは、鍋やボウルなども1つ1つ自分が『いいな』と思ったものを集めていけるのが楽しいです」。インテリアを含めた自分の暮らし全体を作っていく楽しさは一人暮らしならではのものです。
一人暮らしの部屋

インテリアが大好きなことが伝わってくる部屋。居心地もよく、楽しい取材となりました

そんなsatoko.さんの暮らしが綴られているのがブログ「HAPPY SMILE.」。素敵なインテリアはもちろん、自分で作ったご飯やファッションについても紹介されています。ブログを書くことで、インテリア好き同士がつながることができるのも楽しみの1つだとか。satoko.さんの部屋に興味を持った方は、ぜひブログもご覧ください。

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