老けた印象の原因は「ほうれい線」にあり!
普通の顔でもほうれい線が目立つようになったらスペシャルケアを始めましょう!
「老けたなあ~」と一目で印象を老化させる原因に「ほうれい線」というシワがあります。ほうれい線は小鼻の両端と口の端を結んだあたりにできるシワのこと。
ほうれい線は、笑顔を作るときに口の端(口角)に力を入れて上にあげる際には子どもでもできるシワですが、年齢を重ねて肌が老化すると、笑顔でない時にもほうれい線が現れてしまいます。
つまり「笑顔+ほうれい線」であれば、老けた印象になりにくいのですが、「普通の顔+ほうれい線」の場合は、「疲れた・不快そうな・機嫌が悪そうな・怒っているような・悲しい・暗い」そして「老けた」印象が強くなってしまうのです。
ほうれい線ができてしまう3つの原因
ほうれい線の原因は、肌の乾燥、肌痩せ、そして顔の筋肉の劣化です
ほうれい線はシワと説明しましたが、実はほうれい線はたるみからできるシワだとガイドは考えています。シワとたるみといえば肌老化の代表ですが、その両方がダブルパンチで表に現れたのがほうれい線なのです。
ほうれい線を作るシワとたるみは、なぜ年齢とともに目立つようになるのでしょうか? その主な原因は3つ、
- 顔の筋肉が減る
- 肌が薄くなる
- 肌が乾燥する
顔筋エクササイズは見た目の若返りに効果がある!?
ガイドは今年55歳になりますが顔体操&スキンケア&インナーケアのおかげでほうれい線があまり目立ちません。
この研究に参加した人数が20名程度で研究のサンプル数としては少ないものの、顔体操の若返り効果に関する有力なエビデンス、つまり、顔ヨガやフェイササイズ、顔筋エクササイズなどの顔の筋肉を動かす体操が、見た目の若返りに効果があることを医学的に証明した研究としてガイドは注目しています。
ほうれい線のエイジングケアに顔体操を!
では、どうしたらほうれい線を予防したり、できてしまったほうれい線を目立たないように改善することができるのでしょうか? それは、上にあげた3つのほうれい線の原因になる肌の老化を防ぐエイジングケアを行うことです。まず第1に簡単にどこでもできる「顔体操」を一日何度も行いましょう。とっても簡単に、すっぴんでもメイクしているときでもできるようにガイドが考え、毎日行っています! ぜひお試しください。
ほうれい線を撃退する顔体操のやり方
口の両端の上側を大きく膨らませて、アイロンをかけるように肌を伸ばします!
「顔が疲れた」「顔が凝った」「表情が固い」などと感じたら、口を閉じて口の中を膨らませます。ほうれい線が肌に刻まれていた部分に裏側からアイロンをかけるように、シワを伸ばします。
特に口の上側が膨らむように意識してください。このときなるべく唇にシワがよらないように注意。
この状態でゆっくり10まで数えます。これを3回繰り返してください。
目と口を大きく開いて「イー」の口で頬を持ち上げましょう。
次に目を大きく開いて口を横に大きく開いた「イー」の口をして、口の両端(口角)を引き上げながら、頬のたるみを持ち上げます。
コツは目を大きく開いて、目のまわりの筋肉から引き上げて、頬のたるみを改善するように筋肉を動かすこと。
この状態でキープして20まで数えます。これを合計2回繰り返してください。
肌に直接タッチできるようであれば、頬に手の平をあてて内回し、外回しをそれぞれ10回ずつ行い。使った頬の筋肉をほぐしましょう。
唇で前歯を隠すようにしながら口と目を大きく開き、顔全体を持ち上げるようにしましょう。
最後は上唇を前歯に当てた状態で口を上下に大きく開き、目も大きく開きます。
この状態をキープしながら10まで数え、一度顔を緩めて休憩してから合計3回行いましょう。
この3つの顔体操を、朝起きたとき、メイク前、トイレの度、入浴中、お風呂上がりのスキンケア、などのタイミングや、イライラしたとき、表情が固まった時、PC作業中、作り笑いで疲れたとき、落ち込んだとき、気分を変えたいとき、などに行ってください。
衝撃的に滑稽なガイドの顔体操の写真ですが、恥を忍んでがんばりました。ご紹介したとおり、この顔体操は、手も使わず、肌にも触れないので、化粧崩れも気になりません。いつでもどこでも簡単にできますが、一つだけ、「人に見られないように注意」しながら、行ってくださいね!
エクササイズ中の自分の顔を鏡やスマホでチェックしたり、思い浮かべたりすると、おもしろすぎて自然に笑顔になれますから、笑顔がパッとしないな……と気分が下がり気味のときにもぜひどうぞ!
良質なタンパク質とビタミン&ミネラルと睡眠も大切
野菜、果物、豆類、海藻類、ヨーグルト、チーズ、卵、魚類など、良質なタンパク質を食事の中心に!
そしてほうれい線を作る2つ目の原因である「肌が薄くなる」ことへの対策は、食生活、インナーケアが重要です。肌が薄くなるというのは、肌の内側でクッションの役割をしている「コラーゲン」や「エラスチン」などのタンパク質を作り出す力が年齢とともに減ってしまい、肌のクッションが薄くなることが原因で起こります。
そこでぜひ、食生活の見直しをしてください。特に35歳を超えた頃から、野菜、豆類、海藻類、果物、ヨーグルト、チーズ、卵、魚類などを多く摂る食事を心がけてください。良質なタンパク質を食事で補うことで、美しい肌の材料が不足しないようにしましょう。
次に食事で摂り入れた肌を作る材料をうまく活用して、美しい肌を生み出すためには、しっかりと睡眠を摂ることが重要です。睡眠時間にこだわって神経質になるよりも、「目覚めたときの心地良さ」を感じているかどうかが大切。長時間眠っても、目覚めたときに気分がさえない場合は、良い睡眠とは言えないので、注意しましょう。
基本的には夜11時頃には眠り、朝6時頃に目覚めるようにするのが理想ですが、人それぞれ生活サイクルがあると思うので、それを考慮して無理のない範囲で睡眠サイクルを考えてください。
肌の乾燥~自分はオイリー肌と決めつけないで!
ほうれい線が目立つ頬の下から口のまわりは皮脂の分泌が少なく乾燥しやすいエリアなのでスペシャルケアをしましょう!
ほうれい線を目立たせてしまう3つ目の原因は、肌の乾燥。よくあるのが、思春期からずっとオイリー肌だと思っている人でも、20代後半になると部分的に乾燥しやすい肌質に変わっていたりするのを、見逃してしまうケースが多いのです。
特にほうれい線ができる頬の下あたりは、皮脂の分泌が少なく、乾燥しやすい部分。「自分はオイリー肌」と決めつけず、ほうれい線まわりの肌は特別に乾燥しやすい場所なので、スペシャルケアをしましょう。
ガイドは、夜寝る前のスキンケアのときに、オーガニックのアボカドオイル、オリーブオイル、アルガンオイルなどをこのエリアには特にたっぷりと塗っているほかに、ちょっと値段の張るアイテムですが、ヒト幹細胞由来の美容液などもときどき試します。
肌の乾燥は肌の表面から水分が奪われないように保護することが基本ですので、いろいろ試して自分にベストな乾燥対策を行ってください。
いかがでしたか? 顔体操、食事&睡眠ケア、スキンケアの3本柱で、ほうれい線対策をおこなっていきましょう。
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