「さっぽろ雪まつり」を楽しむ6つのポイント
2018年に69回目を迎えるというさっぽろ雪まつり、今年は大通1丁目から12丁目の1.5キロに及ぶ会場に大小合わせた120基の雪像・氷像がずらりと並び、2018年2月5日から12 日までの 8 日間昼夜にわたって札幌市民や国の内外から会場を訪れる多くの観光客を楽しませてくれます。さっぽろ雪まつりの目玉である大雪像のライトアップ!(写真は「ストックホルム大聖堂」)
年々大型化するこのイベント、読者の皆さんが限られた時間でその魅力をとことん味わい尽くせるよう、ここでは地元最新情報に基づいて札幌の住民ならではの楽しみ方や雪像のチェックポイントをお教えします。
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その1:まずは大雪像の迫力を堪能せよ
その2:光と雪像のナイトアトラクションを見逃すな
その3:まるごと北海道を味わうべし
その4:さっぽろテレビ塔から会場を一望
その5:つどーむ、すすきの会場も忘れるな
その6:雪まつり上級者は雪像解体もチェック
その1:まずは大雪像の迫力を堪能せよ
大通公園1~12丁目まである会場では、市民の手作り雪像あり氷の彫刻もあり、そんな数ある雪氷像の中で圧巻なのはなんと言っても大雪像。大雪像として見逃せないのはこちらのビッグ3!
■大通公園4丁目会場「ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”」高さ15m幅22m
■大通公園7丁目会場「ストックホルム大聖堂」高さ15m幅26m
■大通公園10丁目会場「手塚治虫 生誕90周年記念 オールスターズ」高さ15m、幅24m
ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”(大通公園4丁目会場)
ストックホルム大聖堂の大雪像(大通公園7丁目会場)
アニメファン必見!手塚治虫 生誕90周年記念 オールスターズ(大通公園10丁目会場)
また、高さ12~13mクラスのこちらも見逃せません。
■大通公園5丁目東会場「バーンスタインが遺した音楽祭」
■大通公園8丁目東会場「奈良・薬師寺大講堂」
薬師寺大雪像の職人技とも言える精緻な細工に注目!
ビルにも匹敵する大雪像はともすればその巨大さに圧倒されてしまいがちですが、細かい雪のパーツを貼り付けて製作したという薬師寺大講堂なをはじめとする各雪像の職人技とも言える「精緻な細工」にも注目したいもの。こちらはできれば昼の間にじっくりと観察しておいてください。
その2:光と雪像のナイトアトラクションを見逃すな
日没とともに雪像はカラフルにライトアップされ、会場全体はファンタスティックな雰囲気に包まれます。2丁目会場の氷像「Happy Birthday! Hokkaido」では音楽に合わせてライトアップカラーが変化……。ライトアップされた氷像「Happy Birthday! Hokkaido」(大通2丁目会場)
そして5丁目会場「バーンスタインが遺した音楽祭 Pacific Music Festival」の雪像ステージの上では、PMF関連の音楽ライブが楽しめます。
雪のステージでは様々な音楽ライブが……「バーンスタインが遺した音楽祭 Pacific Music Festival」
3丁目会場に設置された「白い恋人PARK AIRジャンプ台」では、ビル街の夜空に舞うスキーヤー・スノーボーダーたちの華麗なるパーフォーマンスが多くの観客たちを楽しませていました。
ビル街の夜空に舞うスキーヤーの姿「白い恋人PARK AIRジャンプ台」(大通3丁目会場)
そんなナイトアトラクションの中、一番の人気はなんと言っても大雪像に投影される3Dプロジェクションマッピング。今年は4丁目会場のファイナルファンタジーと8丁目会場の薬師寺大講堂の雪像で、ともに午後6時(天候、混雑状況によって変更あり)から行われます。
轟音とともに龍の口から炎が!「ファイナルファンタジーXIV “白銀の決戦”」(大通4丁目会場)
迫力ある音楽にあわせて時には幻想的に、また時には激しく情熱的に雪像の上を舞う光のイリュージョン……。その不思議な世界に魅入られてしまい、しばし北国の寒さを忘れてしまうことでしょう。
なお、奈良・薬師寺大講堂のプロジェクションマッピングのダイジェスト画像を掲載します。
その3:まるごと北海道を味わうべし
雪像見物のあいまで道内各地のグルメを味わうというのも、雪まつりの楽しみの一つでしょう。6丁目会場・市民の広場では、ラーメンにジンギスカン、スープカレーなどの北海道定番メニューをはじめ、帯広の豚丼、美唄のやきとり、森のいかめし、噴火湾のホタテなどなど道内各地の「ご当地グルメ」もずらりとお目見え。雪像見物で冷えた体を暖めるにはうってつけのホカホカ・スポットです。市民広場で北海道グルメを堪能(大通6丁目会場)
ちょっとおしゃれに「雪見シャンパン」を味わいたいという方は、西1丁目「モエ・アイスラウンジ2018」がおすすめ。本場の高級シャンパン「モエ・エ・シャンドン」とそれにあう道産食材を使ったメニュー「マリアージュフード」でラグジュアリーな時間を楽しむことができます。
本格シャンパンが味わえるモエ・アイスラウンジ2018
その4:さっぽろテレビ塔から会場を一望
時間があれば、さっぽろテレビ塔の展望台に上ってみましょう。昼ももちろんですが、やっぱりおすすめは夜。地上90mの展望台から雪まつり会場を見下ろせば、カラフルに照らし出された雪像とその両脇を走る車のライトが1丁目会場から遥か12丁目会場まで一直線に伸びており、その光景は地上を流れる「光の川」そのものです。札幌の街を流れる光の川
また、雪まつりの会期中は展望台から3階まで352段の外階段を歩いて降りる「雪まつり階段下り」を実施しています(悪天候の場合中止)。スリルと寒さに耐えつつも、展望台のガラス超しでは味わえない雪まつりの「生の風景」を上空から眺めることができます。天気がよければデジカメやスマホでインスタ映えするシーンをモノにできるかも。
■雪まつり階段下り
場所:札幌市中央区大通西1丁目
料金:大人720円、子供300円
(雪まつり公式ガイドブック持参で10%割引)
問合せ先:さっぽろテレビ塔 011-241-1131
公式サイト:http://www.tv-tower.co.jp/
その5:つどーむ、すすきの会場も忘れるな
メインの大通会場だけでも充分過ぎるぐらい楽しめますが、雪像見物だけでなく雪と遊びたいという方はシャトルバスに乗って「つどーむ会場」まで足を延ばしてみましょう。全長100mのチューブスライダーや氷の滑り台、雪上パークゴルフなど雪国ならではの「雪上アトラクション」がいっぱい。また雪だるま型のふわふわドームや雪山クライミングなど子供向け遊具を備えたキッズパークもあり、ファミリーで北海道の冬を満喫できます。
つどーむ会場で人気のチューブスライダー
また、南4条から7条のすすきの会場では「すすきのアイスワールド2018」が開催されています。夜の歓楽街・すすきのに総数60基の氷像が立ち並び、大通の雪像とはひと味違う研ぎ澄まされた「氷の世界」のクールな雰囲気を醸し出しています。
夜のすすきのを彩る氷像
つどーむ会場行きシャトルバスの案内
地下鉄東豊線「栄町駅」より 片道100円
大通西3丁目 大通ビッセ前より 片道210円
※会場には一般向け駐車場はありません。
その6:雪まつり上級者は雪像解体もチェック
雪まつりの楽しみは、期間中だけにあらず。「雪まつり通(ツウ)」の上級者を目指す方はイベントが終了した翌日の朝から行われる雪像の解体作業も要チェックです。大通会場に重機が入り、丹精込めて作られた大雪像が次々と破壊されて「無残な雪山」に姿を変えていくそのバイオレントな風景が意外に面白いとクチコミで伝わり、ここ数年来「祭りの終焉」を見届ける見物客で賑わうようになってきました。
大雪道が取り壊され、無残な雪山に…
雪像解体作業は、その大半が午前中にとり行おこなわれます。もしイベント終了の翌日に時間がとれるようなら、少し早起きして会場に行ってみましょう。破壊される雪像を眺めながら「兵(つわもの)どもが夢の跡」なんて口ずさみ、「もののあわれ」の感傷に浸る……そんなセンチメンタルな時間も、きっと雪まつりの良き思い出となってくれる事でしょう。
【さっぽろ雪まつり 開催概要】
■開催期間
大通会場・すすきの会場:2018年 2月5 日(月)~2 月12日(月・振)
つどーむ会場:2018年 2月1日(木)~2 月 12 日(月・振)
■時間
大通会場:早朝~(ライトアップは22:00まで)
つどーむ会場:9:00~17:00
すすきの会場:早朝~(ライトアップは23:00まで、最終日は22:00)
■アクセス
大通会場:大通駅から徒歩すぐ
つどーむ会場:東豊線栄町駅から徒歩15分
すすきの会場:南北線すすきの駅から徒歩すぐ
■入場料:無料
■問合せ先
さっぽろ雪まつり実行委員会 011-281-6400
公式サイト:http://www.snowfes.com/