化粧品を整理整頓!いつの間にか増えてしまうコスメ
いつの間にか増えてしまう化粧品。使わないものもたくさんありそう……
<目次>
化粧品は、どうして整理されないの?
ある化粧品会社の調査によれば、女性の所有するスキンケアアイテムは平均9個。使わないでしまいこんでいる化粧品は、平均7.4個という別の調査もあります。コスメは、ついつい増えてしまうもの。「この美容液が効果アリ!」と聞けば使ってみたくなるし、シーズンごとに新色の出るリップやアイシャドウは、今使っているものを古臭く見せてしまうかもしれません。また、化粧直し用のコスメを忘れて、出先で買ってしまうこともあるでしょう。
コスメの収納、整理が難しいのは、数が増えがちな上に、ボトルやパッケージの形や大きさがまちまちで、並べると派手な色柄が目にうるさいところ。適当に収納すると、雑然とした雰囲気が醸し出されてしまいます。
化粧品の収納・整理の基本ステップは「間引く」「片付ける」
コスメ以外の収納・整理でもそうですが、基本ステップは「間引く」「片付ける」です。この順番を守らないと、無駄な作業が増えてしまいます。■STEP1 間引く
まずは、持ちすぎているアイテムを間引きます。買ったときは気に入っていたコスメも、実際に使ってみると、思っていたのと違っていて、結局使わず、持ち腐れになっているものがけっこうあるのではないでしょうか。片付けの手間を減らすためにも、収納をタイトにするためにも、使わないものは処分しましょう。以下で、間引くものの選び方やコツをお教えします。
■STEP2 片付ける
基本的には、普段持ち歩くポーチに入る量に収めます。入り切らないアイシャドウやリップ、基礎化粧品などのボトルの収納アイデアは、後ほどご紹介します。
「STEP1 間引く」のポイント:何を捨てる?
処分するのは、以下のようなものです。1:色・香り・使用感が合わないもの
たくさんの色があっても、使わない色はまったく使わない……
2:古いもの
どんなに高価でも、開封してあまりに時間が経っては心配
「STEP1 間引く」のポイント:何をどれだけ残す?
プロが使うコスメボックス。収納力は抜群だけど、普通の人はこんなにいらない
そのためには、「毎日必ず使う最小限のコスメ」を、ポーチに入る量におさめることをおすすめします。このポーチは、化粧直し用に持ち歩くこともでき、旅行にもそのまま持って出かけることもできます。
持ち歩きのポーチに入る量に制限するとラク!
ポーチの中身。基準は「すぐに旅立てる」
「STEP2 片付ける」のコツ:カスタマイズし、カサを減らす!
「コスメを最小限にしたいけれど、気に入っているアイシャドウやチークが異なるパレットに入っている」という場合もあります。2色、3色のアソートの中で、使っているのは結局いつも1色だけ……という場合は、自分だけのパレットにカスタマイズしてはどうでしょうか。パレットのすき間に薄い刃(爪やすりなど)を差し込んでそっとはがして取り出し、自分で用意したパレットに並べ、両面テープで貼りつけるのです。パレットとして、チョコやキャンディの入っていた缶を利用しても良いでしょう。こうすることで、いくつものパレットをいちいち開けずに済み、使わない色を減らすことができます。
「STEP2 片付ける」のコツ:目立つボトルは背の高いカゴに収納
化粧水や乳液のボトルは、背の高いカゴに。クリームなどは、下に箱やびんを置いてカサ上げを
ただ、背の低いクリームやオイルの容器は、カゴの底になってしまい、出し入れが大変です。そんな時は、容器の下にサイズの合う空箱やビンを置いてカサ上げすれば大丈夫!
「STEP2 片付ける」のコツ:女子別引き出しを設置!
写真は「無印良品」の「MDF小物収納」の1段と3段を組み合わせたもの。3段はタテにもできる
使わないコスメは、最終的にはお絵描きツールに
ポイントメイク用のコスメは意外に量があり、残りがち。使い切れなかったら、思い切ってお絵描き用に
しかし、ほんの少ししか使わずに捨てるのはシャク。どうせなら、手芸やお絵描きに使ってから処分してはどうでしょうか? 特に、ネイルカラーはガラスびんなどに絵や模様を描くことができて楽しいですよ。ただし、お子様に画材として与えるときは注意してくださいね。
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