LAN・無線LAN・Wi-Fi/LAN・無線LAN関連情報

【急告】無線LANのWEPは本当に危ない(2)(2ページ目)

WEPの危険性については、総務省も広報しています。今回は、もう少し詳しく暗号化に関するお話をしましょう。また、暗号化と同時に設定すべき項目についても触れましょう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

侵入されると何が危ないか?


画像の代替
 
ガイド:
インターネットのデータを送っている電波を盗聴することも可能ですが、音声を伝達している無線通信とは異なりますので、そのままデータが裸になって見えてしまう訳ではありません。
それより、LAN内への侵入やインターネットを勝手に利用されてしまう方可能性の方が断然高いと言えます。

相談者:
たとえば、LAN内に侵入されるとどうなりますか?

ガイド:
それは大変ですよ。まず、共有フォルダや共有ファイルにアクセスが可能になってきます。そのため、重要なファイルを第3者に読まれてしまいます。
場合によっては、書き換えられたり、削除されたりすることもあるでしょう。
さらに、可能性としては、ウィルスを送り込んだりすることも可能です。 まさに、悪意のある第三者のやりたい放題になってしまいます。

相談者:
それは大変ですね。さっそく安全な暗号化で防備しないといけません。さて、暗号化はデータを暗号化するんでしょ。
だったら、暗号化してもアクセスポイントには接続が可能でインターネットを勝手に利用されてしまうのではないでしょうか?


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます