ポイント2:自分だけでなく、相手の幸せも考える
自分も相手も幸せにする!
自分勝手な恋愛観を持っていると、“自分が得をする恋愛”ばかりを追い求めがちです。
仮に高嶺の花のような存在の相手を射止め、付き合えたとしても、あなたばかりが得するような状況だと、その関係を維持することはできません。それでは、相手は幸せになれないからです。
パートナーシップでは、自分が幸せになるだけでなく、同じように相手も幸せにしなくてはいけないものです。一緒にいるときに、自分ばかりが楽しくなることを求めるのではなく、「彼(彼女)は、何をしたら楽しいのだろう?」と考えることが大切です。さらに、「彼(彼女)がより輝くために、自分は相手にどんなことができるのだろう?」と考慮できるようになると、自然と言動は変わってくるでしょう。
付き合っているうちに、あなたのサポートによって相手がどんどん魅力的に変わってくると、あなたも幸せを感じるし、彼(彼女)も「あなたなしでは考えられない」くらいに、大切な存在だと思ってくれるようになるものです。
これは恋愛に限らず、大切なことです。「自分も相手も、みんなが幸せになる方法をとる」ことは重要です。
基本、自分勝手な欲望を抱くと、人に嫌われ、身を滅ぼします。そんなとき人は、「無欲になろう」なんて思いがちですが、欲望自体は悪いものではありません。それが原動力と向上心につながるからです。むしろあった方がいいです。
でも、「自分だけが幸せになる欲望」はよくありません。「自分も相手も幸せになれる欲望」、更に言えば、「より多くの人を幸せにする欲望」を持てるようになると、むしろ人はあなたを必要とし、応援してくれるようになるのです。
恋愛においても、自分だけがいい気分になりたくて、自分がやりたいことにばかり付き合わせたり、ただただ自分が言いたいだけの、面白くもない話を一方的に話したり、自分のスケジュールにばかり相手を合わせてもらったりしていたら、どんなにあなたが容姿端麗のいい条件の人であっても、フラれる日は近いでしょう。一緒にいてつまらないですしね。
ポイント1では、「あなたは大切にされるべき存在だ」とお伝えしましたが、それは相手だって同じです。彼(彼女)も大切に扱わなくてはいけない存在です。
人は、自分に幸せをくれる人のことを大切にします。つまり、相手を大切にできる人が、相手からも大切にされるのです。
だからこそ、仮に自分と相手が幸せになれることが違っても、自分の意ばかり通さず、きちんと折り合いを付けて、お互いにwin-winの結果にできる人になった方がいいのです。
ただ、このとき気を付けなくてはいけないのは、自分の願望を無視して、相手の幸せばかり考えてしまうことです。それではいつか、自分の方が我慢できなくなり、爆発してしまうでしょう。
ポイントは、「自分のことも相手のことも大切にする」ことです。そもそも自分を大切にできない人は、本当の意味で人を大切にすることができません。そんな人は、相手に何かをするたびに「見返り」を求めるようになるからです。そうしたら彼(彼女)だってだんだん居心地が悪くなってきますし、それは「相手を幸せにしている」とは言えません。だからこそ、いつも「自分も相手も幸せになれる方法はなにか?」を考えて、行動するようにしましょうね。
これで、「自分も相手も幸せにできる人」になりました。そもそも、いい恋をするためにも、いい人に出会う必要があります。では、いい人と出会うためにはどうしたらいいでしょうか?次のページで紹介します。