ホテルは無線ワイヤレス接続が主流
ホテルというか総じて建物は、かなり前に建築され、それを改築して利用しているケースが多々あります。新築のビルにホテルが入っているというケースは、あまり見受けられません。町並みも統一されて、勝手に新しい建物を建てることができないようです。 以下は、最初に泊まったホテルの前から撮影した風景です。1つか2つの玄関に1つのホテルがあり、小さなホテルの集合のような町並みになっています。ちなみに、駐車している車は違法駐車ではありません。基本的に建物に付随した駐車場はないので、家の前が合法的な駐車場となっています。日本によくある「全室、無料光インターネット完備」といったケースは、高級ホテル以外はあまりありません。有線のLAN端子が装備されているホテルもありますが、総じて高級ホテルです。 その場合、無料でケーブル接続が利用できる場合もありますが、「ケーブル接続は客室内にて接続可能料金: 20.00GBP/24時間 です。」というように有料である場合もあります。20.00GBPとは、20ポンドのことで、約4,000円強です。 これは、インターネット経由でホテルの予約をするときに気づいたことでした。
ちなみに、イギリスの物価は日本人からすると非常に高いのですが、現地の方の感覚だと、1ポンドが100円強といった感覚だそうです。日本でよくある100円程度のペットボトル入りミネラルウォーターですが、現地だと最低 日本円で250円程度となります。サンドイッチが2枚入って500~600円。ちょっと普通のランチを食べると、高級でなくても2,000円はします。ディナーに至っては、予約してレストランに行くと、多くは日本円で10,000円程度になりますので気軽に行く訳にもいきません。
さて、 リーズナブルな価格で宿泊できるホテルの場合は、ケーブル接続の設備があるホテルは少なく、簡単に敷設できる無線LANが主流になっています。筆者が宿泊したホテルは、みな無線LAN対応となっていてケーブル接続の設備はありませんでした。日本であれば、新築のビジネスホテルには、殆ど光インターネットが装備されているでしょう。しかし、イギリスでは歴史のあるホテルは多いのですが、日本のように町のあちこちに新築ホテルが建築されることはありません。
次のページは無料ワイヤレスネットワークのお話です。