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プラネックス無線LAN製品 一時回収(2ページ目)

プラネックスの無線LANクライアント3製品が一時回収になりました。今回の記事は、その詳細についてお知らせします。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

未認可製品でも高速通信が可能

画像の代替テキスト

ガイド:

まず、回収対象となっているのは以下の製品です。

・型番:GW-US300MiniW
製品名称:Draft IEEE802.11n対応 USB無線LANアダプタ


・型番:GW-NS300N
製品名称:Draft IEEE802.11n対応 無線LANカード

・型番:GW-DS300N
製品名称:Draft IEEE802.11n対応 PCIバス無線LANアダプタ

ガイド:

とはいっても、2007年8月上旬から出荷されている同製品については全く問題なく、それ以前に出荷された製品が回収対象となっています。 対象製品の番号などの詳細は同社のサイトをご覧ください。

相談者:
どのようなことが原因で回収しているんですか?

ガイド:

上記の製品が出荷された時期には20MHz幅通信の工事設計認証だけを取得していたため、40MHzで通信すると違法になってしまいます。
ところが、6月28日施行の法改正により新たに40MHz幅での通信が可能となって、40MHz対応の無線LANルータが各社から発売されました。それらの無線LANルータは、認可済みなので全く問題ないのですが、認可されていない上記のクライアントと接続すると、接続できないはず のクライアントが接続できてしまうんです。そのため、認可されていないクライアント製品が問題となっています。

相談者:
じゃぁ、製品の不良ではないのですね。

ガイド:

そうです。認可の問題です。

相談者:
製品自体は正常に使えるのであれば、ユーザとしては特に問題ないですよね。

ガイド:

それがですね。認可されていない製品を、承知の上で使用すると電波法違反になります。この場合、ユーザが罰則規定の対象となってしまいます。

相談者:
それは大変。どうすればいいんですか?

ガイド:

同社の受付フォームから申し込みをして製品を同社に送るようです。会社に製品が到着したら、対象製品に40MHz幅の認証シールを貼りドライバ・ユーティリティが入ったCD-ROMと一緒に返送され ます。詳しくは、同社のサイトを参照してください。

相談者:
この間友人が購入したとか言っていたので、教えてあげようと思います。どうもありがとうございました。

ガイド:

それでは、またお会いしましょう。あ、それからお知らせがあります。下を読んでくださいネ。

【お知らせ】
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