冬の定番「黒タイツ」。デニール選びと機能比較
タイツの透け感がデニール数で変わる
これまでも、
「知らなかった!ストッキングの選び方と履き方Q&A」
「快適で長持ち!夏のストッキング選びと洗い方と収納」
など、ストッキングの基本的な選び方、洗濯の仕方、収納の方法など紹介しました。ここでは冬の定番、黒のタイツをデニールで選ぶために機能を比較してみます。
<目次>
寒さとともにストッキングから「タイツ」のベストシーズンへ
寒さを感じる季節とともにストッキングからタイツが履きたくなります。秋は、透け感や色の違いでタイツを選ぶ方が多いですが、12月ごろから本格的な冬に入ると、保温性の高い機能性タイツが売れ始めるそうです。また、冬の乾燥する季節に合わせて、静電防止や消臭・保湿の機能など様々なタイツがあります。タイツを選ぶ時は、おしゃれさだけではなく、暖かさや快適さなどを考えて、自分に合うタイツを選びたいものです。
タイツの選び方のコツを順に紹介していきましょう。
デニールとは? 数字が大きいほど生地が厚くなる!
パッケージの数字はデニール数
デニールというのは、タイツを編んでいる糸の太さの単位です。数字が小さいと細い糸で、生地も薄く透け感があり、ストッキングに近くなります。数字が大きいほど生地が厚く、透けにくく保温力も増して暖かくなります。
デニール数が小さければ薄く透け感があり、数字が大きくなるほど厚手になり真っ黒な透けないタイツということになります。購入したいタイツの厚さや透け感を確認したい時は、売り場のタイツサンプル(カラーハンガー)に手を入れて、確認することをおすすめします。
ストッキングとタイツの分かれ目は、30デニール
デニールの数字で生地の厚さと透け感が分かる
今回取材したのはスタンダードなタイプ。ほかにも、着圧・あったか機能などがついたものや、30デニールから230デニールまで様々なタイプがある
素材もナイロンやポリウレタンだけでなく、綿やウール混などの糸を使用して快適性や保温性を高めたタイツも販売されていますので、ファッションや用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
ではデニールごとのタイツの選び方を紹介します!
30デニール:フォーマルにも履けるシアー感
前述の通り、一般的にタイツは30デニール以上で、30デニール未満はストッキングです。30デニールは薄く透けた質感が特徴的です。 30デニールのタイツの場合、ストッキング同様の透け感があります。サブリナの場合、展開カラーもベージュやグレーなどの薄い色を含めた3色が揃っています。 30デニールは、ストッキングとタイツの中間的な商品なので、見た目はほぼストッキングと同じくらいの透け感です。オフィスで制服を着る仕事やブラックフォーマルなど、「濃いデニールの黒タイツではカジュアルすぎる」と思われる場面でも活躍します。春や秋に履いても暑苦しく見えず、オールシーズン活躍するでしょう。40~60デニール:細く見える美脚タイプ!
40デニールは、通常のストッキングよりも厚手ながら、透明感もあります。ストッキングより保温性があるものが欲しい人、透け感で女性らしい脚線美を演出したい人におすすめのタイツです。40デニールの透け感
40デニールは、透け感が脚の立体感や筋肉の陰影を強調しつつ、脚の輪郭部分を黒い影が引き締めることで、足を細く美脚に見せる効果があります。個人の脚の形や太さにもよりますが、足首などはしっかりと黒くなりつつ、ふくらはぎや太ももは太く見えない程度に少し透け感が感じられる透け感を選びましょう。
真っ黒のタイツはカジュアルに見えますが、適度な透け感があるので、冬のフォーマルシーンでも使えるタイツです。また、室内で過ごすことが多くて厚いタイツでは暑く感じる人、またロングブーツの時にもオススメです。
80デニール:最も人気の定番の厚さ!
実は、タイツで最も多くの人に売れているのが80デニールです。一般的にタイツといえば、80デニールが定番の厚さだといえるでしょう。80デニールの透け感
80デニールは透けにくく、足全体がほぼ真っ黒になります。比較的ぽっちゃりした脚の人でも、肉感が出にくい厚さです。また、セクシーさというよりは、カジュアルかつアクティブなスタイルにマッチするでしょう。もちろん、防寒の面でもしっかりと足を包み込んでくれます。
サブリナシリーズには2種類の80デニールタイツの展開があります。暖かいサブリナウォームと、脚をスッキリ細く見せるサプリナシェイプの2種類です。
ガイドのおすすめはシェイプタイプです。13hpaの引き締めで軽いむくみ対策にもなる着圧で、1日中、脚のラインをすっきりと美しく見せてくれます。おしゃれ用にも活用できますが、立ち仕事でもむくまずキレイな足のラインを見せたい人にも好適でしょう。
110デニール:太もも部分もほぼ透けないあったかタイツ
110デニールになると、透け感はなく、真っ黒な足になります。厚手になるので保温性も高く、寒い冬に対応したタイツです。ほとんど真っ黒の110デニール
120デニール以上:着圧や裏起毛など機能で選んで!
120デニールになるとかなりの厚さになります。とくに、「厚いタイツで脚が真っ黒になると、太さが強調されるのでは」……と心配する方もいらっしゃるかと思います。そこで、厚いタイツの場合、シェイプタイプを選ぶことで比較的すっきりとした脚のラインが作れるはずです。着圧タイプのタイツ
「デニールとは?黒タイツの厚さや透け感、機能性を比較」は以上です。
タイツのパッケージのデニール表示は、透け感とともに厚さの目安になるので、タイツを購入する時は、デニール数を確認して、目的に合ったタイツを購入しましょう!
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グンゼ サブリナタイツ
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